研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
若年成人の「カフェイン依存」の自己認識は、心の健康や生活習慣とどう関連するか
カフェインは世界で最も広く摂取されている精神刺激物質で、若い世代では眠気覚ましや集中のためにコーヒーやエナジードリンクを利用する人が少なくありません。一方で、若年成人のうつや不安の増加が公衆衛生上の課題となるなか、カフェインへの依存と心の状態や日々の生活との関わりについては、これまでうつ・不安だけ、…
公開日: 2026年10月10日 22:30
マンゴー果肉と酵素処理は低アルコールビールの性質をどう変えるか
アルコールを含まない、または少ないビールへの関心が高まっています。果物を加えれば風味や成分の面で特色を出せますが、果肉に含まれるペクチン(果物の細胞をつなぐ食物繊維の一種)などがビールを濁らせ、見た目や安定性を損なうことがあります。
公開日: 2026年10月10日 22:27
子どものぜんそくのコントロールに食事・代謝・腸と肺のつながりはどう関わるか:文献レビューが整理した現在の知見
ぜんそくは子どもに最も多い慢性疾患の一つです。吸入ステロイド薬などの治療は進歩しましたが、症状が十分に抑えられない子どもや、発作を繰り返す子どもはいまも少なくありません。このため、気道そのものの治療だけでなく、生活の中で変えられる要因にも目が向けられています。
公開日: 2026年10月10日 22:24
農地の「食べられる雑草」の栄養と食品・農業での活用可能性を整理した総説
雑草は、水や養分、光、場所を作物と奪い合い、収穫を減らす厄介な植物と考えられてきました。そのため雑草管理は、機械や薬剤などで取り除くことを中心に進められてきました。一方で、農地に生える雑草の中には、昔から各地で食べられてきた種類もあります。
公開日: 2026年10月10日 22:19
人工甘味料への態度で3つのグループ サウジアラビアの成人を対象とした調査
砂糖の代わりに使われる人工甘味料は、食生活が急速に変化しているサウジアラビアなどの地域で利用が広がっています。一方で、長期的な健康への影響については研究結果が一致しておらず、科学的な議論が続いています。研究チームは、こうした状況で人々が人工甘味料をどう受け止めているのか、その受け止め方には人によって…
公開日: 2026年10月10日 22:16
移動販売のブラウンシュガーコーヒーに含まれる人工甘味料シクラミン酸ナトリウムを調べた研究
シクラミン酸ナトリウム(チクロ)は、砂糖の約30倍の甘さがあり安価で、加熱にも強い人工甘味料です。食品添加物として使用は認められていますが、摂りすぎによる健康への悪影響が指摘されています。そのためインドネシアの国家医薬品食品監督庁(BPOM)は規則(2019年第11号)で上限を定めており、著者らによ…
公開日: 2026年10月10日 22:13
お茶と心臓・代謝の健康に関する臨床試験をまとめた総説
お茶は世界で最もよく飲まれている飲み物の一つで、多くの文化で日常の飲料として、また伝統的な薬として使われてきました。近年は、健康に役立つ成分を含む「機能性食品」としてお茶に関心を寄せる人が増えています。背景には、心臓や血管の病気、肥満、2型糖尿病など、生活習慣と関わりの深い「心血管代謝系」の危険因子…
公開日: 2026年10月10日 22:10
卵白を分解したペプチドは朝の顔のむくみ感を和らげるか:健康な成人を対象とした比較試験
朝起きたときに顔がむくんでいると感じる人は少なくありません。著者らによると、こうした朝の顔のむくみは、眠っている間に体が横になることで体内の水分が顔や首の方へ移り、リンパの流れも弱まることで起こる、一時的で局所的なむくみです。起床後には自然に引いていきますが、重さや不快感が気分を下げ、日々の生活の質…
公開日: 2026年10月10日 22:07
米たんぱく質分解物が高脂肪食ラットの盲腸内N-アセチルアミノ酸を回復させたとする研究
食品のたんぱく質を分解した素材や発酵食品には、「ピログルタミルペプチド」と呼ばれる特殊な形のペプチドが広く含まれています。これは、端にグルタミンをもつペプチドが酵素を使わずに変化してできるもので、消化酵素で分解されにくい性質が報告されています。その一つであるピログルタミルロイシン(pyroGlu-L…
公開日: 2026年10月10日 22:04
黒大豆の種皮は胆汁酸とどれだけ結びつくか:黄大豆との比較とポリフェノールの役割
胆汁酸は肝臓でコレステロールから作られ、脂肪の消化を助けたあと、多くは腸から再吸収されて肝臓へ戻ります。食物成分が腸内で胆汁酸と結びつき便とともに排出されると、肝臓は失われた分を補うためにコレステロールから新しい胆汁酸を作ります。このため、胆汁酸と結びつく性質(胆汁酸結合能)は、コレステロールの代謝…
公開日: 2026年10月10日 22:00
オクラ抽出物と乳酸菌を組み合わせたサプリメントの便秘への効果と安全性を調べた単群試験
便秘は世界の成人の約10〜15%にみられるとされる、身近な消化器の不調です。命に関わることはまれですが、生活の質や仕事の効率を下げ、不安や腹部の不快感にもつながると研究チームは指摘しています。下剤などの治療は短期的には効果があるものの、長く使うと効きにくくなる、依存が生じる、張りやけいれん、体内のミ…
公開日: 2026年10月10日 21:56
キンプル芋粉で小麦粉の一部を置き換えたうどんの性質と、生地を休ませる時間の影響
うどんは小麦粉と水と塩で作る麺で、明るい色と強いコシが特徴です。インドネシアの研究チームによると、同国の小麦輸入量は1030万トンに達しています。著者らは、小麦の消費を減らして地元の農産物を生かすため、現地で手に入るイモ類「キンプル」の粉を小麦粉の代わりに一部使ったうどんを試作しました。
公開日: 2026年10月10日 21:50