研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

地中海食は代謝症候群を伴う精神疾患の入院患者の代謝・炎症指標にどう影響するか 研究論文OpenAlexサウジアラビア

地中海食は代謝症候群を伴う精神疾患の入院患者の代謝・炎症指標にどう影響するか

精神疾患のある人は、メタボリックシンドロームを併せ持つことが少なくありません。メタボリックシンドロームとは、腹部の肥満、高血圧、高血糖、脂質異常などが重なった状態です。この場合、慢性的な炎症や酸化ストレス、代謝の乱れが加わり、心臓や血管、代謝に関わる病気のリスクが高まるとされています。

公開日: 2026年10月10日 06:21

赤キャベツの色素で牛乳の傷み具合を色で見分ける紙製インジケーターの開発 研究論文OpenAlexインド

赤キャベツの色素で牛乳の傷み具合を色で見分ける紙製インジケーターの開発

牛乳は栄養豊富な食品ですが、水分が多く栄養もそろっているため、微生物が増えやすく傷みやすい食品でもあります。特に低温での流通・保管(コールドチェーン)が安定しない地域では、牛乳の腐敗は乳業にとって大きな課題だと論文は指摘しています。

公開日: 2026年10月10日 06:18

大豆油の酸化を色の変化で知らせるナノファイバーセンサーの研究 研究論文OpenAlexエジプト

大豆油の酸化を色の変化で知らせるナノファイバーセンサーの研究

食用油は加熱や保存のあいだに酸化して劣化します。酸化が進むと風味や栄養価が落ち、健康に好ましくない化合物ができることも知られています。ただ、油の酸化度を調べる従来の方法は、試薬や専用の装置、実験室での作業が必要で、時間もかかります。

公開日: 2026年10月10日 06:15

ココヤシ由来の蜂花粉を13か月追跡し、成分と目印となる化合物を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

ココヤシ由来の蜂花粉を13か月追跡し、成分と目印となる化合物を調べた研究

ミツバチは花から集めた花粉に蜜や分泌物を混ぜて小さな粒にし、巣へ持ち帰ります。この粒は「蜂花粉(ビーポーレン)」と呼ばれ、食品やサプリメントとして流通しています。その成分は、どの植物の花粉か、気候や土壌、養蜂の方法、保存の状態などによって大きく変わることが知られています。そのため、製品がどの植物に由…

公開日: 2026年10月10日 06:11

ビタミンK2の2つの型は、ストレプトゾトシンで傷ついた神経様細胞をどう守るのか:培養細胞での検証 研究論文OpenAlexフィンランド

ビタミンK2の2つの型は、ストレプトゾトシンで傷ついた神経様細胞をどう守るのか:培養細胞での検証

活性酸素(ROS)が過剰になって細胞内のバランスが崩れる状態を酸化ストレスと呼びます。著者らは、酸化ストレスが神経細胞の働きを損ない、神経変性が進む主要な要因の一つだと説明しています。ROSはDNA・脂質・たんぱく質を傷つけるほか、エネルギーを作るミトコンドリアや、たんぱく質の合成・輸送を担う小胞体…

公開日: 2026年10月10日 06:07

冷凍のカニカマとスモークサーモンを購入後に冷蔵保存したときのリステリア汚染を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

冷凍のカニカマとスモークサーモンを購入後に冷蔵保存したときのリステリア汚染を調べた研究

リステリア・モノサイトゲネスは、冷蔵庫の温度でも増えることができる食中毒菌です。欧州の機関による2021年の監視活動では、この菌による病気(リステリア症)は、動物と人の間で共通してみられる感染症のうち4番目に多く報告されました。致死率が高く、最も重い部類の病気とされています。特に乳児や免疫の弱い人で…

公開日: 2026年10月10日 06:04

スイカズラ(金銀花)の成分と健康に関わる働きをまとめた総説 研究論文OpenAlex中国

スイカズラ(金銀花)の成分と健康に関わる働きをまとめた総説

スイカズラ(学名 Lonicera japonica、中国名「金銀花」)は、中国・日本・韓国などで何世紀にもわたって利用されてきた食用にもなる薬用植物です。伝統中国医学では上等な生薬とされ、乾燥したつぼみや咲き始めの花、茎が主に使われてきました。論文によると、炎症性の不調やかぜに伴う症状に用いられる…

公開日: 2026年10月10日 06:00

プラズマ活性水で前処理すると黒米でんぷんの加圧加熱処理の効果が強まる:構造と性質の変化を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

プラズマ活性水で前処理すると黒米でんぷんの加圧加熱処理の効果が強まる:構造と性質の変化を調べた研究

でんぷんは加熱などの処理で性質が変わるため、食品素材として使う際には目的に合わせて性質を調整することがあります。研究チームは、黒米から取り出したでんぷんを対象に、「プラズマ活性水(PAW)」による前処理が、オートクレーブ処理(高圧の蒸気で加熱する処理)に対するでんぷんの反応をどう変えるかを調べました…

公開日: 2026年10月10日 05:54

ミールワーム粉を加えたココアマフィンの栄養と食べやすさを調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

ミールワーム粉を加えたココアマフィンの栄養と食べやすさを調べた研究

食用昆虫は栄養価が高く、持続可能な食材として、パンや焼き菓子への利用が注目されています。研究チームは、甲虫の一種であるチャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)の幼虫、いわゆるミールワームを粉末にした「ミールワーム粉」に着目しました。

公開日: 2026年10月10日 05:52

天然の深共晶溶媒でリンゴとナシの果実丸ごとからポリフェノールを取り出す試み 研究論文OpenAlexポルトガル

天然の深共晶溶媒でリンゴとナシの果実丸ごとからポリフェノールを取り出す試み

リンゴとナシは広く食べられている果物で、ポリフェノールと呼ばれる植物由来の成分を多く含みます。これまでの抽出研究は、果汁を搾った後の搾りかすなどの副産物に注目したものが中心で、環境負荷の小さい「グリーン溶媒」を使って果実全体から抽出する方法は、あまり調べられていませんでした。

公開日: 2026年10月10日 05:49

コールドプラズマによる大豆粉の前処理が、大豆たんぱく質の香り成分と性質に与える影響 研究論文OpenAlexアメリカ

コールドプラズマによる大豆粉の前処理が、大豆たんぱく質の香り成分と性質に与える影響

大豆から取り出したたんぱく質(分離大豆たんぱく質)は、パン・菓子、飲料、乳児向け食品、植物由来の肉や乳製品の代替品などに広く使われています。一方で、原料の大豆粉にはリポキシゲナーゼとリパーゼという酵素が残っています。リパーゼは脂質を分解して脂肪酸を切り出し、リポキシゲナーゼはその脂肪酸を酸化します。…

公開日: 2026年10月10日 05:46

電気の通りやすさで発酵の変化をとらえる「電子舌」をカカオとクプアスの果肉飲料で検証した研究 研究論文OpenAlexブラジル

電気の通りやすさで発酵の変化をとらえる「電子舌」をカカオとクプアスの果肉飲料で検証した研究

カカオの豆を包む甘酸っぱい果肉や、近縁種クプアスの果肉は、酵母で発酵させると果実酒のような飲料の原料になります。発酵が進むと糖が減り、アルコールや有機酸などが増えていきます。こうした成分の変化を正確に測るには、液体クロマトグラフィー(HPLC)という分析法が一般的です。ただしHPLCは、試料の前処理…

公開日: 2026年10月10日 05:42