研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

低濃度レスベラトロールが魚の腐敗菌シュワネラ・プトレファシエンスの腐敗能に与える影響 研究論文OpenAlex中国

低濃度レスベラトロールが魚の腐敗菌シュワネラ・プトレファシエンスの腐敗能に与える影響

魚などの水産物は良質なたんぱく質源ですが、傷みやすいことが課題です。中でも、シュワネラ・プトレファシエンス(Shewanella putrefaciens)という細菌は、水産物の腐敗を主導する「特定腐敗菌」として知られています。この菌は冷蔵温度の4℃でも活発に代謝を続け、食品に触れる表面にバイオフィ…

公開日: 2026年10月11日 04:59

乳糖を分解した全粉乳の褐変とべたつきに、酵素トランスグルタミナーゼと水溶性食物繊維はどう影響するか 研究論文OpenAlexブラジル

乳糖を分解した全粉乳の褐変とべたつきに、酵素トランスグルタミナーゼと水溶性食物繊維はどう影響するか

乳糖を消化しにくい人に向けて、乳糖をあらかじめ分解した乳製品が作られています。ただし、こうした牛乳を噴霧乾燥して粉乳にする工程には難しさがあります。乳糖を分解すると、ブドウ糖とガラクトースという二つの小さな糖ができます。これらの糖は反応しやすく、乾燥した粉の状態でも柔らかくなりやすい性質があります。

公開日: 2026年10月11日 04:55

高タンパク米「インパゴ・プロタニ」のライスクラッカーにおけるキャッサバ粉の配合量と蒸し時間の影響 研究論文OpenAlexインドネシア

高タンパク米「インパゴ・プロタニ」のライスクラッカーにおけるキャッサバ粉の配合量と蒸し時間の影響

インドネシアでは米が最も多く食べられている主食ですが、一般的な米のタンパク質含有量は100グラムあたり7%程度と比較的低いとされています。そこで、通常の米よりタンパク質の多い稲の品種が開発されてきました。インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学が開発した「インパゴ・プロタニ」もその一つで、論文が…

公開日: 2026年10月11日 04:48

黒小麦粉を加えたクッキーの品質と包装材による保存性の違い 研究論文OpenAlexインド

黒小麦粉を加えたクッキーの品質と包装材による保存性の違い

黒小麦は、外皮の部分が濃い色をした有色小麦の一種で、その色はアントシアニンという色素によるものと報告されています。インドでは国立の研究機関で開発された品種が知られており、著者らは、たんぱく質やアミノ酸などの栄養面で注目されるこの黒小麦を、身近な加工食品に利用する方法を検討しました。

公開日: 2026年10月11日 04:44

睡眠と体内時計は甘いもの・精製炭水化物への欲求とどう関係するか:近年の研究を整理したレビュー 研究論文OpenAlexアメリカ

睡眠と体内時計は甘いもの・精製炭水化物への欲求とどう関係するか:近年の研究を整理したレビュー

甘いお菓子や白いパン、菓子パンのような精製された炭水化物を含む食品を無性に食べたくなる「渇望(クレービング)」は、多くの人が経験するものです。こうした欲求は個人の意志の弱さの問題として語られがちですが、この論文の著者は、睡眠の長さや体内時計、食事の時刻、ホルモン、脳の報酬系といった生物学的・環境的な…

公開日: 2026年10月10日 22:41

食事からのポリフェノール摂取と脂肪性肝疾患の肝線維化スコアの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイタリア

食事からのポリフェノール摂取と脂肪性肝疾患の肝線維化スコアの関連を調べた研究

代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)は、肥満や糖尿病などの代謝の乱れを背景に肝臓に脂肪がたまる病気です。著者らによれば、世界で肝硬変の主な原因になっています。この病気で特に重要なのが、肝臓が硬くなる「線維化」の進み具合です。著者らは、線維化を肝臓関連の死亡を最も強く予測する指標として位置づけて…

公開日: 2026年10月10日 22:37

地中海食への近さと睡眠の質――主観的な評価と機器による測定で異なる関連 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食への近さと睡眠の質――主観的な評価と機器による測定で異なる関連

睡眠の質は、本人が感じる「よく眠れた」という実感と、機器で測る睡眠の状態の両面からとらえられます。この二つは必ずしも一致しないことが知られています。研究チームは、果物、野菜、豆類、魚、オリーブオイルなどを多くとる「地中海食」に近い食生活と睡眠の質との関係を、両方の方法で調べました。

公開日: 2026年10月10日 22:33

若年成人の「カフェイン依存」の自己認識は、心の健康や生活習慣とどう関連するか 研究論文OpenAlex韓国

若年成人の「カフェイン依存」の自己認識は、心の健康や生活習慣とどう関連するか

カフェインは世界で最も広く摂取されている精神刺激物質で、若い世代では眠気覚ましや集中のためにコーヒーやエナジードリンクを利用する人が少なくありません。一方で、若年成人のうつや不安の増加が公衆衛生上の課題となるなか、カフェインへの依存と心の状態や日々の生活との関わりについては、これまでうつ・不安だけ、…

公開日: 2026年10月10日 22:30

マンゴー果肉と酵素処理は低アルコールビールの性質をどう変えるか 研究論文OpenAlexパナマ

マンゴー果肉と酵素処理は低アルコールビールの性質をどう変えるか

アルコールを含まない、または少ないビールへの関心が高まっています。果物を加えれば風味や成分の面で特色を出せますが、果肉に含まれるペクチン(果物の細胞をつなぐ食物繊維の一種)などがビールを濁らせ、見た目や安定性を損なうことがあります。

公開日: 2026年10月10日 22:27

子どものぜんそくのコントロールに食事・代謝・腸と肺のつながりはどう関わるか:文献レビューが整理した現在の知見 研究論文OpenAlexギリシャ

子どものぜんそくのコントロールに食事・代謝・腸と肺のつながりはどう関わるか:文献レビューが整理した現在の知見

ぜんそくは子どもに最も多い慢性疾患の一つです。吸入ステロイド薬などの治療は進歩しましたが、症状が十分に抑えられない子どもや、発作を繰り返す子どもはいまも少なくありません。このため、気道そのものの治療だけでなく、生活の中で変えられる要因にも目が向けられています。

公開日: 2026年10月10日 22:24

農地の「食べられる雑草」の栄養と食品・農業での活用可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインド

農地の「食べられる雑草」の栄養と食品・農業での活用可能性を整理した総説

雑草は、水や養分、光、場所を作物と奪い合い、収穫を減らす厄介な植物と考えられてきました。そのため雑草管理は、機械や薬剤などで取り除くことを中心に進められてきました。一方で、農地に生える雑草の中には、昔から各地で食べられてきた種類もあります。

公開日: 2026年10月10日 22:19

人工甘味料への態度で3つのグループ サウジアラビアの成人を対象とした調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

人工甘味料への態度で3つのグループ サウジアラビアの成人を対象とした調査

砂糖の代わりに使われる人工甘味料は、食生活が急速に変化しているサウジアラビアなどの地域で利用が広がっています。一方で、長期的な健康への影響については研究結果が一致しておらず、科学的な議論が続いています。研究チームは、こうした状況で人々が人工甘味料をどう受け止めているのか、その受け止め方には人によって…

公開日: 2026年10月10日 22:16