研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

収穫前の葉面散布と天然コーティングでウチワサボテン果実の鮮度を保つ試み 研究論文OpenAlexエジプト

収穫前の葉面散布と天然コーティングでウチワサボテン果実の鮮度を保つ試み

ウチワサボテン(Opuntia ficus-indica L. Mill.)の果実は、いわゆるプリックリーペア(和名のひとつはウチワサボテンの果実)として知られています。著者らによれば、この果実は非常に傷みやすく、収穫後の急速な劣化によって貯蔵できる期間が短く、商業的な流通も大きく制限されてしまいま…

公開日: 2026年10月04日 04:58

ショウガ粉末を飼料に加えるとウズラの成長や肉の付き方はどう変わるか 研究論文OpenAlexアフガニスタン

ショウガ粉末を飼料に加えるとウズラの成長や肉の付き方はどう変わるか

家禽の飼育では、成長を促し飼料の利用効率を高める目的で、長らく抗生物質が飼料添加物として使われてきました。しかし論文は、抗生物質に耐性をもつ病原菌が現れることや、鶏肉などの製品に薬剤が残ることへの懸念から、欧州委員会が成長促進目的での飼料への抗生物質使用を禁止したと説明しています。そのため、代わりと…

公開日: 2026年10月04日 04:54

エンドウ豆タンパク質から見つかった抗酸化ペプチド GIPYWTY —— クルミ油の酸化を遅らせる働きを報告 研究論文Europe PMC中国

エンドウ豆タンパク質から見つかった抗酸化ペプチド GIPYWTY —— クルミ油の酸化を遅らせる働きを報告

食品に含まれる油脂は、保存や加工の過程で酸素と反応して劣化します。これを防ぐために合成の酸化防止剤が使われてきましたが、食品そのものに由来する天然の代替物を探す研究が進んでいます。その候補の一つが「抗酸化ペプチド」です。ペプチドとはタンパク質が短く切り分けられた断片で、アミノ酸が数個つながったものを…

公開日: 2026年10月04日 04:44

腸内細菌を使った介入は高齢期の認知機能と筋力を支えるか——システマティックレビューとメタ解析の報告 研究論文Europe PMCチリ

腸内細菌を使った介入は高齢期の認知機能と筋力を支えるか——システマティックレビューとメタ解析の報告

世界保健機関(WHO)は「健康な加齢」を、高齢期の幸福を可能にする生活機能を発達させ維持していく過程としてとらえています。この考え方では、認知機能と身体機能を保つことが、自立や社会参加、生活の質を支えるうえで欠かせません。著者らは、この二つの機能領域に関わる生物学的な仕組みとして腸内細菌に注目しまし…

公開日: 2026年10月04日 04:39

6歳未満の子どもの口の健康とプロバイオティクス:21件の研究をまとめた系統的レビュー 研究論文Europe PMCインド

6歳未満の子どもの口の健康とプロバイオティクス:21件の研究をまとめた系統的レビュー

幼い子どもにできる虫歯(乳幼児期う蝕)は、世界的な公衆衛生上の課題であり、社会経済的に恵まれない家庭や周縁化された地域の子どもに偏って多いことが知られています。研究チームによれば、この虫歯は一つの原因で起こるものではなく、食習慣、歯みがきなどの口腔清掃、フッ化物への接触、その子自身のなりやすさ、そし…

公開日: 2026年10月04日 04:32

ファストフードを食べる頻度と高血圧は結びつくのか——インドネシア・バタム市で46〜59歳を調べた報告 研究論文OpenAlexインドネシア

ファストフードを食べる頻度と高血圧は結びつくのか——インドネシア・バタム市で46〜59歳を調べた報告

高血圧は、血管にかかる圧力が通常より高い状態が続く病気です。原著の著者らは、収縮期血圧(心臓が縮んで血液を送り出すときの圧力)が140mmHg以上、拡張期血圧(心臓がゆるんだときの圧力)が90mmHg以上を高血圧とする基準を紹介しています。はっきりした症状が出ないまま進むことが多いため「サイレント・…

公開日: 2026年10月04日 02:09

高齢男性の隔日断食中に、体重あたりのタンパク質・ロイシン補給は筋肉や代謝指標を改善したか——無作為化比較試験の報告 研究論文OpenAlexシンガポール

高齢男性の隔日断食中に、体重あたりのタンパク質・ロイシン補給は筋肉や代謝指標を改善したか——無作為化比較試験の報告

肥満や過体重は世界的な健康課題であり、体重を減らす方法として「隔日断食(ADF)」のような食事法が用いられています。ADFとは、24時間ごとに自由に食べる日(摂食日)と、摂取カロリーを大きく抑える日(断食日)を交互に繰り返す方法です。著者らの説明によれば、こうした食事だけによる減量は体重や体脂肪を減…

公開日: 2026年10月04日 02:03

食品の化学物質を「人の体に届いた量」から捉え直す——精密毒性学の枠組みを提案した論文 研究論文OpenAlexエジプト

食品の化学物質を「人の体に届いた量」から捉え直す——精密毒性学の枠組みを提案した論文

食品の安全性評価は長年、化学物質を一つずつ取り上げ、食品中にどれだけ含まれるか、人がどれだけ摂取すると推定されるか、どんな毒性があるかを調べて、健康に基づく指標値を定めるという方法で進められてきました。著者らは、この考え方が現代の食品規制の土台であることを前提として認めたうえで、それだけでは説明しき…

公開日: 2026年10月04日 01:57

外食・中食で「国産食材」はどれくらい重視されるか——日本の消費者調査から 研究論文OpenAlex

外食・中食で「国産食材」はどれくらい重視されるか——日本の消費者調査から

共働き世帯の増加や時間的な余裕の減少などを背景に、家庭で調理する食事から、持ち帰り弁当やおにぎり、総菜といった「中食」、そして「外食」へと食生活の重心が移ってきました。著者らは、2020年時点で中食が家計の食料支出の13.8%、外食が20.6%を占め、合わせて食費全体の3分の1を超えると指摘していま…

公開日: 2026年10月04日 01:37

減量中の筋肉量は保てるか——全身電気刺激トレーニングと食事制限を組み合わせた研究 研究論文OpenAlexトルコ

減量中の筋肉量は保てるか——全身電気刺激トレーニングと食事制限を組み合わせた研究

食事のカロリーを抑えて体重を落とすと、脂肪だけでなく骨格筋(体を動かす筋肉)も減ってしまうことが知られています。筋肉が減れば体力や生活の質の低下につながりかねないため、減量中にいかに筋肉を保つかが課題になります。

公開日: 2026年10月04日 01:32

タイオバの葉抽出物を加えたデンプンの乾燥挙動と機能性を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

タイオバの葉抽出物を加えたデンプンの乾燥挙動と機能性を調べた研究

タイオバ(Xanthosoba sagittifolium、学名表記はXanthosoma sagittifolium)は中南米の熱帯地域に自生する植物で、「非慣行食用植物」に分類されます。地下の塊茎(ちかけい、地中の茎が養分をためて太くなった部分)はデンプンの供給源となり、葉にはタンパク質や食物繊…

公開日: 2026年10月04日 00:45

子どもの強度近視はどんな条件で起きやすいか――天津市20万人を4年間追った報告 研究論文OpenAlex中国

子どもの強度近視はどんな条件で起きやすいか――天津市20万人を4年間追った報告

近視が進んで度数が強くなった状態を「強度近視」と呼びます。この研究では、眼鏡やコンタクトレンズを使わないときの視力が基準を下回り、かつ屈折度(球面度数相当値)がマイナス6ディオプター以下になった状態を強度近視と定義しています。著者らは、強度近視は将来にわたって視機能を脅かす合併症の危険を高め、社会的…

公開日: 2026年10月04日 00:41