研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

妊娠中に鉄不足が進みやすい?ノルウェーの母子を追った縦断研究 研究論文

妊娠中に鉄不足が進みやすい?ノルウェーの母子を追った縦断研究

妊娠中や産後は、母体や赤ちゃんの発育にとって鉄分の状態がとても重要だと言われています。鉄が不足すると、妊婦さん自身だけでなく、おなかの中で育つ胎児や生まれてくる子どもの健康にも影響が及ぶ可能性があるためです。しかし、こうした鉄の状態がどのように変化していくのかについて、ノルウェーではこれまでデータが…

取得日: 2026年07月06日 19:23

やせている女性は食事の質が違う? 日本人女性2977人を対象にした横断研究 研究論文

やせている女性は食事の質が違う? 日本人女性2977人を対象にした横断研究

「やせている人は栄養バランスの良い食事をしているのだろうか、それとも偏った食生活の結果なのだろうか」——そんな素朴な疑問を持ったことがある人は少なくないでしょう。やせ(低体重)は見た目の問題だけでなく、骨粗鬆症や2型糖尿病、さらに妊娠した場合には低出生体重児のリスクを高める可能性がある健康課題として…

取得日: 2026年07月06日 18:23

米粥は炊飯米より血糖値を上げやすい?若年健常者を対象にした比較研究 研究論文

米粥は炊飯米より血糖値を上げやすい?若年健常者を対象にした比較研究

お粥は消化にやさしい食べ物というイメージがあり、飲み込む力が弱くなった方向けの「嚥下調整食」として広く使われています。しかし、同じ量のごはんをお粥にした場合と普通に炊いた場合とで、食後の血糖値の上がり方に違いがあるのかどうかは、これまで十分にわかっていませんでした。今回紹介する研究は、この素朴だけれ…

取得日: 2026年07月06日 18:23

加齢による腸内細菌の乱れと『腸-脳軸』 認知機能とプロバイオティクスの関係を探る総説 研究論文

加齢による腸内細菌の乱れと『腸-脳軸』 認知機能とプロバイオティクスの関係を探る総説

年を重ねると、体だけでなく「お腹の中の細菌たち」も変化していくことをご存じでしょうか。近年、腸内に棲む細菌の集まり(腸内細菌叢)が、脳の働きと密接に関わっているという考え方が注目されています。今回紹介する総説論文は、加齢に伴う腸内細菌叢の変化と、脳の働き、とくに認知機能との関係について、これまでの研…

取得日: 2026年07月06日 18:23

植物油の搾りかすは「ミネラルの宝庫」? 副産物の元素組成を分析した研究 研究論文

植物油の搾りかすは「ミネラルの宝庫」? 副産物の元素組成を分析した研究

菜種油やアマニ油などを搾ったあとに残る「かす」や「殻」は、これまで多くが廃棄されてきました。しかし近年、食品廃棄物を減らし、原材料を無駄なく使い切ろうという動きが世界的に広がっています。今回紹介する研究は、植物油産業から出るこうした副産物に、どのようなミネラル(元素)が含まれているのかを詳しく調べた…

取得日: 2026年07月06日 18:23

イソフラボンを含む食事がマウスの乳がん免疫療法の効果を妨げる可能性、米国の研究チームが報告 研究論文

イソフラボンを含む食事がマウスの乳がん免疫療法の効果を妨げる可能性、米国の研究チームが報告

近年、がん治療の分野で注目されている『免疫チェックポイント阻害療法』は、体本来の免疫の力を利用してがん細胞を攻撃する治療法です。その効果には腸内細菌のバランスが関わっているのではないか、という研究が近年数多く報告されています。特に、野菜や穀物などに含まれる『発酵性食物繊維』(腸内細菌のエサになりやす…

取得日: 2026年07月06日 16:25

ガンマ線照射で白エビの安全性と品質は保てるか?冷蔵20日間の変化を調べた研究 研究論文

ガンマ線照射で白エビの安全性と品質は保てるか?冷蔵20日間の変化を調べた研究

エビは世界中で広く食べられている人気の高い水産物ですが、傷みやすく、水揚げ後の取り扱いや加工の過程で品質が劣化しやすいという課題があります。新鮮で安全な状態を長く保つ方法として、食品への放射線照射という技術が知られていますが、実際にどの程度の効果があり、味や食感にどう影響するのかは気になるところです…

取得日: 2026年07月06日 10:25

東ジャワの郷土料理「ルジャック・チンチュル」を科学の視点で読み解く——文献レビューが整理した食材と調理の関係 研究論文

東ジャワの郷土料理「ルジャック・チンチュル」を科学の視点で読み解く——文献レビューが整理した食材と調理の関係

インドネシア・東ジャワには、動物性食材、生野菜、発酵調味料、植物由来の素材を一皿の中で組み合わせる「ルジャック・チンチュル」という伝統料理があります。地域の名物料理としてだけでなく、その土地の食材資源や独特の風味・食感、そして受け継がれてきた文化とが絡み合った存在として語られてきました。今回紹介する…

取得日: 2026年07月05日 21:25

もち米に玄米とオーツ麦を混ぜて「よもぎ餅」を改良?高齢者向け食感と栄養を調べた研究 研究論文

もち米に玄米とオーツ麦を混ぜて「よもぎ餅」を改良?高齢者向け食感と栄養を調べた研究

お餅は、もちもちとした食感が魅力の一方で、高齢者にとっては喉に詰まらせるリスクがある食品としても知られています。特に韓国の伝統菓子「ヨモギインジョルミ(쑥인절미)」は、ヨモギを練り込んだもち米の餅で、昔ながらの製法では蒸して作られてきました。しかし、血糖値を上げやすい性質(グリセミック指数が高いこと…

取得日: 2026年07月05日 21:25

エビの食中毒菌にお茶の成分が効く?緑茶カテキンEGCGの抗菌・抗バイオフィルム作用を調べた研究 研究論文

エビの食中毒菌にお茶の成分が効く?緑茶カテキンEGCGの抗菌・抗バイオフィルム作用を調べた研究

お寿司やお刺身、エビなどの魚介類を食べるときに気になる存在の一つが「腸炎ビブリオ菌(Vibrio parahaemolyticus)」です。この菌は海水中や魚介類に生息し、食中毒の原因となることが知られています。厄介なのは、この菌が「バイオフィルム」と呼ばれるヌルヌルとした膜状の集合体を作ることで、…

取得日: 2026年07月05日 21:25

低塩発酵で香りが変わる?海南省の伝統調味料「黄トウガラシソース」と乳酸菌の関係を調べた研究 研究論文

低塩発酵で香りが変わる?海南省の伝統調味料「黄トウガラシソース」と乳酸菌の関係を調べた研究

中国・海南省には、黄色いトウガラシを発酵させて作る「黄トウガラシソース(YCS)」という伝統的な発酵調味料があります。通常、この発酵は塩分濃度の高い環境で行われますが、もし塩分を減らしても同じように美味しく作れるとしたらどうでしょうか。今回紹介する研究は、塩分濃度の違いが黄トウガラシソースの微生物群…

取得日: 2026年07月05日 21:25

養殖トラフグの尾びれの色の違いは何が原因? 遺伝子発現から探る研究 研究論文

養殖トラフグの尾びれの色の違いは何が原因? 遺伝子発現から探る研究

お寿司や刺身で親しまれるトラフグ。実はトラフグ(Takifugu rubripes)は、見た目がよく似たカラス(T. chinensis)やショウサイフグ(T. pseudommus)と形態的に区別しづらく、種の同定や食品表示の正確さを保つうえで課題になっているといいます。同じトラフグの中でも、個体…

取得日: 2026年07月05日 19:22