研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
食事の「酸負荷」と睡眠の質・時間の関係とは? イラン成人536人の調査から
肉や穀物、乳製品、野菜や果物といった日々の食事は、体内で最終的に「酸性」または「アルカリ性」寄りの代謝産物を生み出すと考えられています。この食事全体の酸性度合いを数値化したものが「食事性酸負荷」と呼ばれる指標で、代表的なものに「潜在的腎臓酸負荷(PRAL)」や「正味内因性酸産生量(NEAP)」があり…
取得日: 2026年07月16日 06:25
スマホ写真とAIで羊肉スライスの「本物・加工・再構成」を見分ける試み
スーパーや飲食店で売られている羊肉のスライス肉。実は、そのすべてが「そのままの肉」とは限りません。加工処理を施した肉や、複数の肉片を結着させて成形した「再構成肉」が、本物の羊肉スライスと似た見た目で流通しているケースがあり、消費者にはなかなか見分けがつきません。こうした不正な混入や表示の問題は、食の…
取得日: 2026年07月16日 05:25
学校給食は「ケア」の場所? フェミニズムの視点で読み解く学校給食の裏側
学校給食というと、栄養バランスの取れた食事を子どもたちに提供する仕組み、というイメージを持つ人が多いかもしれません。実際、学校給食は子どもの食に関する病気の予防や、家庭の食料不安への対応、さらには食と農の環境負荷といった課題に応えるものとして期待を寄せられてきました。その一方で、多くの国で学校給食は…
取得日: 2026年07月16日 05:25
留学生の「食の多様性」は必ずしも健康的とは限らない?ハンガリーの調査から
海外に留学すると、食生活も大きく変わります。見慣れない食材や外食、寮の食堂、スーパーの品揃えなど、新しい「食の環境」に身を置くことになるからです。こうした変化は、留学生が何をどれだけ食べるかに影響すると考えられています。栄養学の分野では、食事に多様な食品が含まれているかどうかを示す「食品多様性」がし…
取得日: 2026年07月16日 05:25
無塩漬剤ダチョウ肉サラミの熟成研究:脂肪量・塩分・スターター菌が品質を左右する
ダチョウ肉は牛肉に近い赤身の味わいを持ちながら脂肪が少ないとされ、近年は新しい食肉資源として注目されています。今回紹介するのは、そんなダチョウ肉を使ったイタリア風の熟成サラミについて、原料の配合や熟成期間が品質にどう影響するかを詳しく調べた研究です。特にこの研究では、亜硝酸塩・硝酸塩を使わない「クリ…
取得日: 2026年07月16日 05:25
宅配ミールキットに含まれるミネラルと有害元素は? ポーランドの調査から見えたもの
忙しい毎日の中で、栄養バランスの取れた食事を手軽にとりたいというニーズから、あらかじめ献立が組まれた「ミールキット宅配食」を利用する人が増えています。特定の食事療法(例えば橋本病向けの食事や、血圧管理で知られるDASH食、糖質を控えた低炭水化物食など)に対応したサービスも多く、健康志向の消費者に選ば…
取得日: 2026年07月16日 05:25
ヤーコン抽出物を加えた緑茶コンブチャ、糖分とフラボノイドはどう変わる?
コンブチャは、お茶と砂糖に微生物の共生培養体(SCOBY)を加えて発酵させる飲み物として知られています。近年は健康志向の高まりとともに世界各地で親しまれていますが、原料や配合を工夫することで風味や成分にどのような変化が生まれるのか、研究の余地が残されている分野でもあります。今回紹介するのは、南米原産…
取得日: 2026年07月16日 01:30
モカフ粉と大豆粉の配合を変えると、グルテンフリースナックの栄養価はどう変わる?
小麦粉を使わない「グルテンフリー」の食品は、近年世界的に関心が高まっている分野です。今回紹介するのは、キャッサバ(タピオカの原料となるイモ)を発酵させて作る「モカフ粉」と、大豆粉を組み合わせたグルテンフリースナックバーについて、配合比率を変えることで栄養成分や抗酸化活性がどう変化するかを調べた研究で…
取得日: 2026年07月16日 01:30
海産物の食品事故はなぜ起きる? 456件の分析からみえたリスクの構造
お寿司や干物、魚介の加工品など、海産食品は私たちの食卓に欠かせない存在です。しかしその一方で、海の生態系は不確実性が高く、水揚げから加工、流通、販売に至るまでのサプライチェーンも複雑なため、食品安全に関する事故が世界的な課題となっています。今回紹介する研究は、海産食品の安全事故がどのような要因の組み…
取得日: 2026年07月15日 15:29
発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介
納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…
取得日: 2026年07月15日 14:27
コチュジャンが大腸がんモデルマウスで腫瘍抑制に関与か——腸内細菌の多様性回復に頼らない仕組みを報告する研究
キムチや味噌のような発酵食品と腸の健康との関係は、これまでも多くの研究者の関心を集めてきました。腸内細菌が作り出す「短鎖脂肪酸(SCFA)」は、大腸の壁を健やかに保ったり、炎症を抑えたりするうえで重要な役割を果たすとされています。そして大腸がんでは、こうしたSCFAの働きやそれを感知する受容体(GP…
取得日: 2026年07月15日 14:27
芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌の共発酵——発酵食品の機能性と安全性をめぐる新たな視点
プロバイオティクスといえば、ヨーグルトや発酵食品でおなじみの乳酸菌を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし近年、Bacillus属という胞子(芽胞)を作る細菌の仲間が、プロバイオティクスの新しい候補として注目されているといいます。今回紹介する論文は、この芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌を…
取得日: 2026年07月15日 14:27