研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ラマダン期間中の思春期男子バレーボール選手における栄養状態と競技パフォーマンスの変化
イスラム教のラマダン月には、29〜30日間にわたり、夜明けから日没まで飲食を控える断食が行われます。大人と同じく、多くの思春期のスポーツ選手もこの断食を行っています。思春期は急速に成長する時期でエネルギーや栄養の必要量が多いため、食事の時間や回数が変わるラマダン中に、必要なエネルギー・栄養・水分を十…
公開日: 2026年10月19日 10:55
アルファルファ由来のタンパク質濃縮物を加えたリンゴのソルベの品質評価
ソルベは果物、水、甘味料を主な材料とする乳製品を含まない冷菓で、脂肪が少なく作り方も比較的単純です。その一方で、タンパク質はもともとほとんど含まれていません。研究チームは、マメ科の牧草であるアルファルファの葉や茎から取り出したタンパク質濃縮物(APC)に注目しました。APCは植物性タンパク質に加え、…
公開日: 2026年10月19日 10:51
脂肪量の異なる市販ヤギチーズで、減量中の食後の満腹感は変わるか:小規模ランダム化試験
減量を続けるには、空腹感を抑え、満腹感を保つことが重要だと考えられています。ヤギの乳製品は満腹感を高める可能性が指摘されてきましたが、チーズに含まれる脂肪の量が満腹感にどう関わるかは十分に分かっていませんでした。
公開日: 2026年10月19日 10:42
ラモンの種子粉はどのようなゲルを作るのか:濃度・加熱温度・塩と砂糖の影響を調べた研究
食品にとろみをつける素材として最も広く使われているのはでんぷんです。ただし、その生産はトウモロコシ、小麦、ジャガイモ、キャッサバといった少数の作物に偏っています。著者らは、こうした偏りが供給面のリスクや農業の多様化の妨げになると指摘し、あまり活用されていない、気候変動に強い植物をでんぷん源として探る…
公開日: 2026年10月19日 10:38
キリバスの人々が思い浮かべる食べ物から見る食生活の変化:都市と農村、家計による好みの違い
太平洋の島国キリバスでは、米や小麦粉、砂糖、加工肉などの輸入食品が増え、パンノキの実や魚、ココナツといった伝統的な主食と競い合うようになっています。こうした伝統的な食事から、精製された炭水化物や砂糖、塩分、飽和脂肪の多い食事へ移っていく流れは「栄養転換」と呼ばれます。太平洋の島しょ国では、肥満や糖尿…
公開日: 2026年10月19日 10:30
3種類のアブラナ科スプラウト抽出物を比較し、腸の炎症と上皮バリアへの作用を細胞実験で調べた研究
ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜は、抗酸化や抗炎症などの作用との関連が報告されてきました。その作用を担う成分と考えられているのが、グルコシノレートと呼ばれる硫黄を含む化合物とポリフェノールで、発芽したばかりのスプラウトに多く含まれます。代表的なグルコシノレートであるグルコラファニンは、体内…
公開日: 2026年10月19日 10:26
メラトニンなど3種類の処理が食べ頃のキウイフルーツの品質に与える影響を比較した研究
キウイフルーツは、収穫後に追熟させてから食べる果物です。収穫した時点ではまだ硬く、追熟が進むと味と食感が最もよい「食べ頃」の時期に入ります。論文では、この時期を糖度の目安となる可溶性固形分が14〜21%、果肉の硬さが10〜20ニュートンの範囲と説明しています。
公開日: 2026年10月19日 10:21
ポーランドのジャガイモ製品に含まれるアクリルアミド:20年以上の監視データの分析
アクリルアミドは、炭水化物を多く含む食品を高温で加熱したときに生じる化学物質です。食品中では、主にアミノ酸の一種であるアスパラギンと、ブドウ糖や果糖などの糖が120℃を超える温度で反応して生じます。国際がん研究機関(IARC)は、動物実験で発がん性が十分に示されていることから、アクリルアミドを「ヒト…
公開日: 2026年10月19日 10:15
ハダカオオムギを米と一緒に炊ける「予備糊化米」に加工する際の浸水・乾燥条件を探った研究
ハダカオオムギ(青稞)は、殻が実から簡単に外れる大麦の一種です。中国の青海・チベット高原などで古くから主食として食べられてきました。たんぱく質や食物繊維が多く、水溶性食物繊維のβ-グルカンや、ポリフェノール、フラボノイドといった成分も含んでいます。一方で、果皮が硬くでんぷんの粒が密に詰まっているため…
公開日: 2026年10月19日 10:10
同じ品種「奇蘭」の茶の生葉は、福建・武夷と海南・白沙でどう違うか――成分・酵素・香気・代謝物の比較研究
お茶の味や香りのもとは、摘み取ったばかりの生葉に含まれる成分です。カテキン類、カフェイン、アミノ酸、糖などは苦味・渋味・うま味・甘味に関わります。揮発性の香気成分は、脂質の分解やカロテノイドの分解など、さまざまな経路から生まれます。生葉の性質は品種や製茶方法だけでなく、気温・湿度・降水・日射といった…
公開日: 2026年10月19日 10:05
ジャカルタの石油・ガス企業の事務職員における過体重・肥満と関連する要因
研究チームは、インドネシア・ジャカルタにある石油・ガス企業(論文では仮名で「PT X」と表記)の事務職員を対象に、体格指数(BMI)で判定した「過栄養」、つまり過体重と肥満にどのような要因が関わっているかを調べました。BMIは体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値で、体格を大まかに評価する指標とし…
公開日: 2026年10月19日 09:55
とげのあるベニバナととげのないベニバナで花びらの成分はどう違うか――ルーマニアの在来系統を比較した研究
ベニバナは古くから花びらを天然の染料や食品の色付けに使ってきた作物です。花びらには水に溶ける黄色の色素と、水に溶けにくい赤色の色素が含まれています。しかし合成染料の普及で栽培は減り、現在は世界的に見ると小規模な作物にとどまっています。
公開日: 2026年10月19日 09:49