研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
短時間の無酸素処理は野生食用キノコ「アストラエウス・オドラトゥス」の鮮度保持にどう影響するか
Astraeus odoratus(アストラエウス・オドラトゥス)は、タイ北部・東北部で広く食べられている野生の食用キノコです。独特の食感と風味が好まれています。雨季にしか採れないため、栽培キノコより高値で取引されます。一方で、常温ではおよそ1〜2日しか日持ちしません。呼吸が盛んで水分が多く、乾燥や…
公開日: 2026年10月12日 10:08
魚の消費量は何に左右されるのか ロシアと各国の動向から主な要因を整理した研究
ロシアでは、国民1人あたりの魚介類の消費量を年28キログラムに引き上げることが政策目標とされています。この値は保健省の推奨に基づくもので、国内消費の拡大とあわせて、輸出収入を2030年までに85億ドルへ伸ばすことも目標に掲げられています。
公開日: 2026年10月12日 10:03
中国産マンゴーの品質を左右するのは産地か品種か:4省・6品種の果実を比較した研究
マンゴーは熱帯・亜熱帯で広く栽培される重要な果物です。甘さや香り、色合い、栄養成分といった果実の品質は、品種がもつ遺伝的な性質と、育った土地の環境の両方から影響を受けると考えられています。ただ、産地、気候、品種のどれがどの程度品質に関わっているのかは、はっきりしていませんでした。
公開日: 2026年10月12日 09:59
加熱加工食品にできた蛍光性AGEsを減らす乳酸菌株の探索と評価
終末糖化産物(AGEs)は、食品を加熱したときに糖とたんぱく質が反応してできる安定な化合物です。焼き菓子やローストした食品に多く含まれ、とくに加熱加工した乳製品や肉製品で多いとされています。論文は背景として、AGEsを多く含む食事を長く続けることが、2型糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患のリスク上昇と…
公開日: 2026年10月12日 09:56
茶葉に含まれるセレンを正確に測るための質量分析条件の比較
茶葉に含まれるセレンを、正確かつ高い感度で測るのは簡単ではありません。著者らは、その理由として二つを挙げています。一つは、セレンが自然界にわずかしか存在しないことです。もう一つは、茶葉そのものに由来する成分が測定値を乱す「スペクトル干渉」が起こることです。
公開日: 2026年10月12日 09:52
アルツハイマー病とDHA:基礎研究と臨床試験のずれを整理した総説
アルツハイマー病は、記憶や思考などの認知機能が徐々に低下していく神経変性疾患です。著者らが注目したのは、魚油などに含まれるω-3系多価不飽和脂肪酸の一種であるドコサヘキサエン酸(DHA)です。DHAは脳に最も多く含まれるω-3系脂肪酸で、神経細胞の構造や働きに欠かせない成分とされています。
公開日: 2026年10月12日 09:49
中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査
工場で加工された菓子や甘い飲料、インスタント麺などは「超加工食品」と呼ばれます。手軽でおいしい一方、エネルギー、糖分、塩分、脂肪が多く、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が少ないとされています。インドネシアの研究チームは、こうした食品へ食生活が移りつつあることが、成長期の子どもの栄養状態に影響してい…
公開日: 2026年10月12日 09:47
学校での栄養教育は思春期の高血圧予防に役立つか:モザンビーク・テテの中等学校での検証
高血圧は世界的に早すぎる死の主な原因の一つで、これまでは主に大人の病気と考えられてきました。著者らは、低・中所得国の思春期の若者でも高血圧やその危険因子が増えていると指摘しています。都市化や食生活の変化により、塩分・糖分・飽和脂肪の多い超加工食品(工場で高度に加工された菓子や清涼飲料などの食品)が身…
公開日: 2026年10月12日 09:44
10代の不健康な間食と過体重・肥満の関係を整理した文献レビュー
ここ20年ほどで、10代の食生活は大きく変わりました。砂糖、塩分、脂肪が多いのにビタミンやミネラルが少ない高カロリーの間食が身近になり、過体重や肥満の増加が多くの国で公衆衛生上の課題になっています。論文の序論では、世界保健機関(WHO)の記録として、2022年に5〜19歳の子どもと若者のうち3億90…
公開日: 2026年10月12日 09:41
ブラジル北部地域の乳幼児の食料不安:社会経済的な要因と食事・栄養との関連を整理した文献レビュー
「食料不安」とは、十分な量や質の食べ物を安定して手に入れられない状態を指します。この研究は、ブラジル北部地域で暮らす5歳未満の子どもを対象に、食料不安に関わる社会経済的な要因と、それが子どもの食事や栄養状態にどのように表れているかを分析することを目的としています。
公開日: 2026年10月12日 09:38
コーヒー由来ポリフェノールを結合させた乳ペプチドの性質変化と、ルテインの光安定性への影響
ペプチドは、アミノ酸が短くつながった物質です。乳に含まれるタンパク質から得られるペプチドは、食品素材として利用されています。研究チームは、こうした乳由来のペプチドに、コーヒーに多く含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」を化学的に結合させると、ペプチドの構造や性質がどう変わるかを調べました。
公開日: 2026年10月12日 09:32
植物性発酵食品はメタボリックシンドロームの危険因子に影響するか:ブタを用いた研究計画
メタボリックシンドロームは、2型糖尿病や心筋梗塞・脳卒中などの起こりやすさに関わる危険因子が重なった状態を指します。研究計画によると、世界で約15億4000万人の成人が該当すると推定されています。遺伝的な要因も関わりますが、運動不足や偏った食事といった生活習慣が発症に大きく関わると考えられています。
公開日: 2026年10月12日 07:01