研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
白米と一緒に焙煎するロンボク島の伝統コーヒー 米の割合で成分と風味はどう変わるか
インドネシアのロンボク島では、コーヒー豆に白米を混ぜて焙煎し、挽いて飲む習慣が古くから続いています。コーヒーは朝食として、また来客や伝統行事のもてなしとして親しまれてきました。一方で、コーヒー豆は比較的高価です。著者らによると、米を混ぜる背景には経済的な事情と文化的な事情の両方があるとされています。…
公開日: 2026年10月14日 08:17
タミル・ナードゥ州の食事に合わせた経管栄養用「食品ピラミッド」をつくり検証するための研究計画
がんの治療、とくに頭頸部(口・のど・首まわり)のがんの手術などを受けた患者さんは、飲み込みにくさ、口の中の粘膜の炎症、かむ力の低下などにより、口から十分に食べられなくなることがあります。このような場合、手術後の時期には、鼻から胃まで通した細い管(ライルス管と呼ばれる経鼻胃管)を使って栄養を送る「経管…
公開日: 2026年10月14日 08:12
高血圧の患者さんのストレスと、砂糖・ナトリウム摂取の関係を調べた研究
高血圧は代表的な非感染性疾患で、年齢や性別、家族歴のように変えられない要因のほか、食事、運動、肥満、喫煙、心理的ストレスといった生活上の要因も関わるとされています。インドネシアのボントマランヌ保健センターでも、高血圧は2024年に記録された主要な10疾患の一つで、419件にのぼりました。
公開日: 2026年10月14日 08:09
アルファ世代の食習慣と健康を守るための視点を整理した論文
肥満をはじめとする慢性の非感染性疾患(感染によらず長く続く病気で、生活習慣と関わりが深いもの)は、現代の公衆衛生上の大きな課題です。著者らは、とくに子どもや思春期の若者で肥満の割合が増えつつある傾向を懸念すべき点として挙げています。
公開日: 2026年10月14日 08:06
カアチンガのパッションフルーツ「パッシフローラ・シンシナタ」の副産物に関する研究知見をまとめたレビュー
持続可能な食料システムへの関心が高まるなか、食品の加工などで生じる副産物を、機能性のある食品素材や生理活性をもつ成分の供給源として活用する取り組みが注目されています。この論文は、ブラジルの半乾燥地域カアチンガに自生するパッションフルーツの一種、パッシフローラ・シンシナタ(Passiflora cin…
公開日: 2026年10月14日 08:04
植物性発酵食品を「試食」すると食べる意向はどう変わるか:期待と実際の味の役割を調べた研究
植物性発酵食品の消費を増やすことは公衆衛生と環境の両面で有益とされていますが、欧米の肉を食べる人々の間では、その摂取量はまだ少ないままです。研究チームは、こうした食品を実際に味わう体験が「もっと食べよう」という意向にどう影響するかを調べました。
公開日: 2026年10月14日 08:01
ハーブティー「Kalon Tea」の製造現場における物理的品質検査の報告
ハーブティーは、植物の茎、葉、種子、根、花、果皮などを原料とする飲み物です。著者らは、インドネシア東ジャワ州シドアルジョにある受託製造企業CV GTSで行った学外実習(フィールドワーク実習)をもとに、同社のハーブティー「Kalon Tea」の製造工程と、製品の品質を保つための物理的品質検査がどのよう…
公開日: 2026年10月14日 07:58
セイロンシナモンと中国産シナモンの樹皮抽出物の成分と抗酸化作用を比べた研究
シナモンとして広く流通している植物には、主に二つの種類があります。一つはセイロンシナモン(学名シナモムム・ベルム)、もう一つは中国産シナモン、いわゆるカシア(シナモムム・カシア)です。セイロンシナモンは風味が穏やかで、クマリンという成分の含有量が少ないことから、長期的に摂取しても安全性が高いと考えら…
公開日: 2026年10月14日 07:55
インドネシア・クンダル県トゥルコ村における幼児の栄養状態と食事パターン、ポシャンドゥ利用などの関連
栄養状態は、食事から取り入れる栄養と、成長や日々の活動に体が必要とする量とのつり合いを映す指標で、幼児の健康や発育を見るうえで重要とされます。研究チームによると、インドネシア中部ジャワ州クンダル県のトゥルコ村では、2023年のポシャンドゥの記録で12〜59か月の幼児が312人おり、体重測定の結果、4…
公開日: 2026年10月14日 07:50
アーユルヴェーダの「相容れない食べ合わせ」と自己免疫・アレルギー疾患の関係を現代医学の知見から読み解く文献レビュー
インドの伝統医学アーユルヴェーダには、「ヴィルッダ・アーハーラ(Viruddha Ahara)」と呼ばれる考え方があります。直訳すると「相容れない食事」で、組み合わせや調理法、食べる状況などが体に合わない食事を指し、さまざまな病気の重要な原因の一つとされてきました。古典医学書『チャラカ・サンヒター』…
公開日: 2026年10月14日 07:47
キトサンを加えたカルバクロール系マイクロエマルションによるグリーンテーブルオリーブ保存の検討
テーブルオリーブは地中海の食卓に欠かせない食品です。収穫後には苦みを抜く加工が必要で、その多くは濃い塩水の中での発酵によって行われます。しかし著者らは、この高塩分の塩水には二つの課題があると指摘しています。一つは、使用後の塩水の廃棄が環境の負担になることです。もう一つは、塩分の多い食品が、高血圧や心…
公開日: 2026年10月14日 07:43
骨の弱さで受診した患者の食事からのカルシウム摂取量:乳がんの補助内分泌療法を受ける女性に注目した調査
カルシウムは骨の健康を保つうえで欠かせない栄養素ですが、世界の多くの国で摂取量が不足していると報告されています。一方、これまでの研究では、病気や薬の影響で骨がもろくなる「続発性骨粗鬆症」の人や、がんの既往がある人が対象から外されることが多くありました。そのため、骨折リスクが高いこうした人たちがどれだ…
公開日: 2026年10月14日 07:39