研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食品添加物について消費者はどう考えているか:294人へのアンケート調査
加工食品や包装食品には、日持ちをよくしたり、味や色、食感を整えたりするために、さまざまな食品添加物が使われています。添加物は使用が認められる前に安全性の評価を受けますが、人工着色料や保存料、甘味料などが健康に悪いのではないかと考える消費者は今も少なくありません。また、食品の表示は大切な情報源である一…
公開日: 2026年10月14日 11:30
幼稚園の給食は5〜6歳児の野菜・全粒穀物・ナッツの摂取を増やせるか:スロベニアでの比較研究
幼児期は成長が著しく、生涯の食習慣が形づくられる大切な時期です。一方で、就学前の子どもは野菜や果物、全粒穀物、ナッツを十分に食べていないことが、各国の調査で指摘されてきました。高所得国では就学前の子どもの多くが幼稚園などに通い、1日に複数回の食事をそこでとります。そのため、園で出す食事が子どもの食生…
公開日: 2026年10月14日 11:21
妊娠中のビタミンDは妊娠高血圧腎症の予防に役立つか:既存研究を整理した文献レビュー
妊娠高血圧腎症(プレエクランプシア)は、妊娠20週以降に新たに高血圧が現れ、尿たんぱくや母体の臓器の働きの異常を伴う妊娠合併症です。論文によると世界の妊娠の約2〜8%に起こり、けいれん発作(子癇)、腎臓や肝臓の障害、早産、胎児の発育不全などにつながることがあり、母子の健康を損なう重要な原因の一つとさ…
公開日: 2026年10月14日 11:17
バランスのとれた栄養の知識は、10代の食事や栄養状態とどう関係しているのか:9件の研究を整理した文献レビュー
思春期は体が急速に成長する時期で、ほかの年代よりも多くの栄養が必要になります。一方で、朝食を抜く、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、果物や野菜が少ないといった食習慣も、この年代に広く見られます。著者らは序論で、インドネシアの2023年の全国健康調査でも、13〜15歳の若者にやせ、過体重、肥満とい…
公開日: 2026年10月14日 11:14
栄養表示の知識は甘い飲み物の飲み方と関係するのか:9件の研究を読み比べた文献レビュー
砂糖などを加えた容器入りの甘い飲料(加糖飲料)の消費は増え続けており、さまざまな非感染性疾患の危険因子の一つとされています。製品の栄養表示を理解していれば、より健康的な飲み物を選びやすくなると期待されています。しかし、栄養表示に関する知識と実際の消費行動との関係については、これまでの研究結果が一致し…
公開日: 2026年10月14日 11:11
ツルムラサキ(Basella alba)を栄養豊富な葉物野菜として見直す論文
この論文は、ツルムラサキ(学名 Basella alba、英名マラバール・スピナッチ)を、栄養価が高いのに十分に活用されていない葉物野菜として取り上げています。ツルムラサキは成長の速いつる性の植物で、熱帯や亜熱帯の地域で広く栽培されています。
公開日: 2026年10月14日 10:02
卵・肉・牛乳と体育の授業への積極的な参加はどう関係するか――マッカのインドネシア人学校での予備的調査
子どもや若者にとって、体育の授業は体を動かす習慣や運動への意欲を育てる重要な場です。ただし、生徒が授業に積極的に参加するかどうかは、時間割やカリキュラムだけでなく、楽しさ、自分はできるという感覚、先生の支え、仲間との関係など、さまざまな条件に左右されます。
公開日: 2026年10月14日 09:58
食品添加物としてのホウ砂の危険性を伝える講習とターメリック簡易検査の実演:インドネシア・カランガニャルの地域活動報告
ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)は、本来は洗浄剤や木材の防腐剤など食品以外の用途に使われる物質です。インドネシアでは食品への使用が禁止されていますが、日持ちを良くしたり弾力を出したりする目的で、ミートボールや生の黄色い麺などに違法に加えられることがあると、著者らは指摘しています。論文は先行研究を引き、ホ…
公開日: 2026年10月14日 09:56
緑茶を飲む習慣と若年成人の空腹時血糖・ヘモグロビン濃度の関連を検討した横断研究
緑茶はカメリア・シネンシス(チャノキ)の葉から作られる飲み物です。紅茶に比べて製造時の酸化が少ないため、ポリフェノールの一種であるカテキンが多く残ります。なかでもエピガロカテキンガレート(EGCG)は、糖の代謝や酸化ストレスとの関わりが研究されてきました。一方、緑茶と空腹時血糖の関係について、人を対…
公開日: 2026年10月14日 09:53
ダイズ油のパルミチン酸割合を高める遺伝子変異KASII-A L263Fを構造・計算・遺伝の三方向から解析した研究
ダイズは世界で最も重要な油糧作物の一つで、その油の性質はおもに5種類の脂肪酸の比率で決まります。そのうち飽和脂肪酸のパルミチン酸を多く含む油は、酸化に強く、固形の油脂としての性質も持ちます。そのため、トランス脂肪酸を生じる部分水素添加をせずにマーガリンなどを作る用途が期待され、品種改良の目標の一つと…
公開日: 2026年10月14日 08:35
乳酸菌ラクトバチルス・プランタルムで収穫後の赤ピーマンの品質を保てるかを調べた研究
赤いパプリカ型のトウガラシ(Capsicum annuum L.)は世界中で広く栽培され、生のまま食べられることも多い野菜です。ビタミンCやフェノール化合物を豊富に含む一方で、呼吸が盛んで水分を失いやすく、収穫後に傷みやすいという弱点があります。そのため、化学的な保存料に代わる安全で持続可能な保存方…
公開日: 2026年10月14日 08:32
黒海ケフケン沿岸のムラサキイガイに含まれる脂肪酸と金属 季節ごとの栄養価と健康リスクを評価した研究
魚介類は良質なたんぱく質やオメガ3脂肪酸、ミネラルを含む食品です。一方で、沿岸の都市化や工業化が進むと、重金属などの汚染物質が生き物の体内に蓄積し、食べる人の健康リスクにつながるおそれがあります。
公開日: 2026年10月14日 08:28