研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理 研究論文OpenAlexインド

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理

緑茶や果物、ベリー類に多く含まれる「カテキン」は、抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種です。しかし体内にそのまま吸収される量はわずかで、実際には腸に届いたカテキンの大半が腸内細菌によって分解・変換されることが分かっています。今回紹介する総説論文は、このカテキンと腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係を…

公開日: 2026年09月05日 02:24

ヨルダンの消費者は「機能性食品」をどう見ているか——300人調査から浮かんだ知識と関心のギャップ 研究論文OpenAlexヨルダン

ヨルダンの消費者は「機能性食品」をどう見ているか——300人調査から浮かんだ知識と関心のギャップ

健康を意識した食品選びが世界的に広がる中で、ビタミンや食物繊維、たんぱく質を強化した「機能性食品」への関心も高まっています。しかし、こうした食品が実際にどれくらい消費者に理解され、選ばれているのかは国や地域によって大きく異なります。今回紹介する研究は、ヨルダン・ハシェミット王国の消費者を対象に、機能…

公開日: 2026年09月05日 02:23

食生活と慢性疾患予防の関係を整理した研究レビューが公開 研究論文OpenAlexベルギー

食生活と慢性疾患予防の関係を整理した研究レビューが公開

心臓病や糖尿病といった慢性疾患は、多くの人にとって「食生活が関係している」と何となく感じられているテーマです。しかし、実際にどのような食習慣が予防に関連づけられ、どこまで研究で裏付けられているのかを整理した情報はそれほど多くありません。今回紹介する研究は、成人における食習慣と慢性疾患予防の関係につい…

公開日: 2026年09月05日 01:48

サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究

ある国の人々が何をどれだけ食べているかを知ろうとするとき、私たちは食料の供給量統計、本人への聞き取り調査、血液検査などの生体指標といった、複数の異なる種類のデータに頼ることになります。しかし、これらは本当に同じ実態を映し出しているのでしょうか。サウジアラビアで公開されている栄養関連データを対象に、こ…

公開日: 2026年09月05日 01:47

オーストラリア産ヤギ肉、部位によって食感や品質はどれほど違うのか 研究論文OpenAlexオーストラリア

オーストラリア産ヤギ肉、部位によって食感や品質はどれほど違うのか

ヤギ肉(シェボン)は世界的に見れば消費量の多い食肉のひとつですが、牛肉や豚肉に比べると、部位ごとの品質データが十分に整理されてこなかった食材でもあります。どの筋肉が柔らかく、どの筋肉が硬いのかという基礎情報が乏しいままだと、加工業者や販売者は部位ごとの特性を活かした売り方をしにくく、結果として消費者…

公開日: 2026年09月05日 01:46

捨てられがちなバナナの花を粉末に加工し、雑穀グルテンフリー・スナックに配合してみた 研究論文OpenAlexインド

捨てられがちなバナナの花を粉末に加工し、雑穀グルテンフリー・スナックに配合してみた

バナナといえば果実部分ばかりが利用され、収穫後に残る偽茎や葉、そして花(バナナブロッサム、いわゆる男花)の多くは廃棄・焼却されているのが実情です。世界のバナナ生産量は年間1億3500万トンを超えるとされ、そこから生じる残渣は温室効果ガスの発生や土壌劣化といった環境負荷にもつながっているといいます。イ…

公開日: 2026年09月05日 01:45

肉や卵の栄養は本当に「体に吸収されやすい」のか——動物性食品と植物性食品の栄養吸収率を比較した文献レビュー 研究論文OpenAlexポーランド

肉や卵の栄養は本当に「体に吸収されやすい」のか——動物性食品と植物性食品の栄養吸収率を比較した文献レビュー

「たんぱく質が豊富」「鉄分が多い」といった食品の栄養成分表示は、あくまで食品に含まれる量を示しているに過ぎません。実際に体内に取り込まれ、利用される量(生体利用率)は、その栄養素が食品の中でどんな形で存在し、他の成分とどう組み合わさっているかによって大きく変わることが知られています。ポーランドのジェ…

公開日: 2026年09月05日 01:43

農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから 研究論文OpenAlexインド

農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから

「農薬を使った野菜は体に悪いのでは」「加工食品の保存料はがんの原因になるのでは」——こうした不安は世界各地で共有されていますが、実際のところ研究はどこまで明らかにしているのでしょうか。今回紹介するのは、インドを舞台に、農業で使われる化学農薬と食品の保存料が、がんとどのように関係しうるかを既存の研究知…

公開日: 2026年09月05日 01:42

妊娠前の母親の食事パターンと就学前児童の体組成、どう関係する?中国のコホート研究から 研究論文OpenAlex中国

妊娠前の母親の食事パターンと就学前児童の体組成、どう関係する?中国のコホート研究から

子どもの体格や体脂肪のつき方は、生まれたあとの食生活だけでなく、母親が妊娠する前に何を食べていたかとも関係しているかもしれません。今回紹介するのは、中国の太倉市と武強県で実施された母子コホート研究「TAWS(Taicang and Wuqiang Mother-Child Cohort Study)…

公開日: 2026年09月05日 01:41

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

小規模カツオ・マグロ漁の漁場はどこに? フローレス海の一本釣り漁を調べた研究

インドネシアのフローレス海は、キハダマグロなどが獲れる漁場として知られていますが、実は漁船や漁具、漁場の位置、漁獲量、獲れる魚のサイズといった基礎的なデータがこれまで十分に整理されていませんでした。今回紹介する研究は、この海域で行われている小規模な一本釣り漁業に着目し、漁場の分布や漁獲物の季節性、そ…

公開日: 2026年09月05日 01:40

米麺の『硬くなる』を遅らせる? 小麦グルテンと大豆たんぱく質で比較した研究 研究論文OpenAlex中国

米麺の『硬くなる』を遅らせる? 小麦グルテンと大豆たんぱく質で比較した研究

できたての生米麺はもちもちしていても、冷蔵庫で数日置くとかたく締まってしまうことがあります。これは「でんぷんの老化(β化)」と呼ばれる現象で、加熱によって一度ほどけたでんぷんの分子が、冷えて保存されるあいだに再び規則正しく並び直すことで起こります。ゲル状だった構造が締まり水分を抱え込みにくくなること…

公開日: 2026年09月05日 01:39

腸内細菌を支える食事パターンと炎症性腸疾患リスクの関係を大規模コホートで検討 研究論文OpenAlex中国

腸内細菌を支える食事パターンと炎症性腸疾患リスクの関係を大規模コホートで検討

炎症性腸疾患(IBD)は、腸に慢性的な炎症が生じる病気で、潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)という二つのタイプに大別されます。発症には遺伝的な要因だけでなく環境要因も大きく関わるとされており、なかでも食事は腸内細菌叢や腸の粘膜バリア、免疫の働きに影響を与えうる、変えることのできる要因として注目…

公開日: 2026年09月05日 01:37