研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アブラヤシの古い幹の繊維を霊芝(マンネンタケ)の栽培培地に使う試み 研究論文OpenAlex

アブラヤシの古い幹の繊維を霊芝(マンネンタケ)の栽培培地に使う試み

マレーシアは世界有数のパーム油生産国であり、その裏側で膨大な量の副産物が生じています。著者らによれば、同国のパーム油関連の廃棄物は年間8000万トンを超えるとされます。その一つがアブラヤシの幹(オイルパーム・トランク、OPT)です。アブラヤシは20〜25年ほどで生産のさかりを過ぎるため伐採・植え替え…

公開日: 2026年09月14日 17:16

グルテンフリーのソルガムパンを乳酸菌の多糖で改良する試み 研究論文OpenAlexイタリア

グルテンフリーのソルガムパンを乳酸菌の多糖で改良する試み

小麦を避ける必要がある人向けのグルテンフリー食品は需要が高まっている一方で、食物繊維やたんぱく質が少なく、血糖値を上げやすいという課題が指摘されてきました。研究チームは、乾燥に強く食物繊維や機能性成分を多く含む雑穀ソルガム(モロコシ)に注目し、これをグルテンフリーのパンづくりに活かす方法を検討しまし…

公開日: 2026年09月14日 17:09

香りの成分でオレガノを見分ける——ガスクロマトグラフィー・イオン移動度分析法による分析 研究論文OpenAlexドイツ

香りの成分でオレガノを見分ける——ガスクロマトグラフィー・イオン移動度分析法による分析

オレガノは、シソ科ハナハッカ属(Origanum)の植物の乾燥した葉を指し、料理用ハーブとして世界中で広く使われています。この属の植物は葉に精油を多く含む芳香性のハーブで、その香りは揮発性の成分に由来します。

公開日: 2026年09月14日 17:05

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査

食事のあり方は、人の健康だけでなく地球環境にも関わるとされています。著者らは、持続可能な食事パターンを広めるうえで管理栄養士(ダイエティシャン)が重要な役割を担うと位置づけています。

公開日: 2026年09月14日 16:59

血管の老化と酸化ストレス —— 抗酸化戦略は心血管の健康に役立つのか 研究論文OpenAlexルーマニア

血管の老化と酸化ストレス —— 抗酸化戦略は心血管の健康に役立つのか

心血管疾患は世界で最も多い死因であり、加齢はその主要な危険因子の一つです。著者らは、加齢に伴う血管の変化を理解するうえで鍵となるのが「細胞老化」と「酸化ストレス」の関係だと整理しています。細胞老化とは、細胞が分裂を止めて機能が変化した状態を指します。酸化ストレスとは、体内で生じる活性酸素などの反応性…

公開日: 2026年09月14日 16:56

尿中の細胞外小胞に含まれるmiRNAと終末糖化産物との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイタリア

尿中の細胞外小胞に含まれるmiRNAと終末糖化産物との関連を調べた研究

超加工食品が広く食べられるようになったことで、終末糖化産物(AGEs)への曝露が増えていると考えられています。AGEsは、食品の加工や加熱の過程などで生じる物質で、体内では酸化ストレスや慢性的な軽度の炎症を引き起こす主要な仲介役とされています。

公開日: 2026年09月14日 16:51

バナナ粉の性質は加工法と果実の熟度でどう変わるか 研究論文OpenAlexインドネシア

バナナ粉の性質は加工法と果実の熟度でどう変わるか

バナナを乾燥させて粉にした「バナナ粉」は食品素材として使われますが、糊化温度が高いこと、機能面の性能が限られることが、食品産業での利用を妨げてきたと研究チームは説明しています。糊化とは、でんぷんが水と熱によって粘り気のある状態に変化することで、この変化が起こる温度が高いほど、調理や加工に手間がかかり…

公開日: 2026年09月14日 16:48

超加工食品への政策対応をめぐるラテンアメリカの経験と持続可能な食生活 研究論文OpenAlexブラジル

超加工食品への政策対応をめぐるラテンアメリカの経験と持続可能な食生活

この論考は、超加工食品(UPF)の拡大に対して、ラテンアメリカ地域がどのような政策上の工夫を重ねてきたかを取り上げています。著者らは、この地域が概念面でも、根拠にもとづく政策の面でも、重要な革新の源になってきたと述べています。

公開日: 2026年09月14日 16:44

肝疾患における生薬・ハーブ療法——効果と危険の両面をめぐる総説 研究論文OpenAlexインド

肝疾患における生薬・ハーブ療法——効果と危険の両面をめぐる総説

この総説論文は、肝臓の病気の治療において、生薬やハーブといった植物由来の医薬品が果たす「二面性」を整理することを目的としています。著者らが着目したのは、こうした薬草が一方で肝臓を守る働き(肝保護作用)をもちながら、他方で肝障害を引き起こす原因にもなりうるという点です。

公開日: 2026年09月14日 16:39

筋骨格系の痛みを訴える成人で、血中ビタミンD濃度と神経障害性疼痛の特徴との関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexトルコ

筋骨格系の痛みを訴える成人で、血中ビタミンD濃度と神経障害性疼痛の特徴との関連を調べた横断研究

腰や首、関節などの筋骨格系の痛みを抱える人のなかには、しびれや灼けるような感覚といった「神経障害性疼痛」の特徴を伴う場合があります。神経障害性疼痛とは、神経そのものの異常や障害が関わっていると考えられる痛みのことで、筋肉や関節の炎症による痛みとは性質が異なります。

公開日: 2026年09月14日 16:35

リコペンをナノ粒子化して水に分散させる——乳化剤の違いが性質をどう変えるか 研究論文OpenAlexイラン

リコペンをナノ粒子化して水に分散させる——乳化剤の違いが性質をどう変えるか

トマトは赤い色素であるリコペンを豊富に含みます。リコペンはカロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、著者らは強い抗酸化作用や抗炎症作用が注目されている成分だと説明しています。ところが、リコペンは油に溶けやすく水にはほとんど溶けない性質を持ち、酸素や光、熱で壊れやすいため、飲料のような水を主体とした食品…

公開日: 2026年09月14日 16:31

捨てられるアサイーの種を使った腸内細菌の試験管内発酵研究 研究論文OpenAlexブラジル

捨てられるアサイーの種を使った腸内細菌の試験管内発酵研究

アサイー(学名 Euterpe oleracea Mart.)はブラジル北部で経済的に重要な果実です。研究チームによれば、種は果実全体の重さのおよそ80%を占めると見積もられており、その結果、日々数百トン規模の副産物が十分に活用されないまま積み上がっています。

公開日: 2026年09月14日 16:26