研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ベナンの発酵飲料「アクパン」を支える発酵トウモロコシでんぷん粉の製造条件を探る 研究論文OpenAlexベナン

ベナンの発酵飲料「アクパン」を支える発酵トウモロコシでんぷん粉の製造条件を探る

ベナンでは、アクパン(akpan)と呼ばれるヨーグルトのような発酵食品が広く親しまれています。これは発酵させたトウモロコシのでんぷん(FMS)を部分的に加熱して作られ、砂糖や加糖乳、氷などを加えて食べられるのが一般的です。

公開日: 2026年09月20日 04:52

エジプトとスーダンで暮らすスーダン人学童の血液・微量栄養素の状態を比べた研究 研究論文OpenAlexスーダン

エジプトとスーダンで暮らすスーダン人学童の血液・微量栄養素の状態を比べた研究

鉄とビタミンB12の不足は、世界の学齢期の子どもに広くみられる健康問題の一つとされています。著者らは、これらの不足が子どもの身体的な成長や学業成績に影響しうる問題であることを背景として挙げています。ビタミンB12は造血と神経細胞の維持に関わる水溶性ビタミンで、鉄は酸素を運ぶヘモグロビンの重要な構成要…

公開日: 2026年09月20日 04:47

リュウガン(龍眼)抽出物と血管内皮の保護作用をめぐる研究の整理 研究論文Europe PMC中国

リュウガン(龍眼)抽出物と血管内皮の保護作用をめぐる研究の整理

心血管疾患は世界の死亡のおよそ3分の1を占めるとされ、動脈硬化、高血圧、心不全などが主要な病気として挙げられます。著者らは、これらの病気が共通して、血管壁が構造的にも機能的にも徐々に傷んでいく過程を土台にしていると説明します。その背景にあるのが、過剰な酸化ストレス、慢性的で軽度な炎症、そして脂質代謝…

公開日: 2026年09月19日 22:33

エゾウコギ抽出液がハタケシメジ菌糸の増え方に与える一時的な影響を調べた研究 研究論文Europe PMC中国

エゾウコギ抽出液がハタケシメジ菌糸の増え方に与える一時的な影響を調べた研究

食用きのこの一種であるハタケシメジ(Lyophyllum decastes)は、東アジアの食品市場で関心が高まっているきのこです。従来の栽培では、実際にきのこの傘や柄(子実体)ができるまで育てる方法が主流ですが、時間がかかり、培地の組成や環境条件にも左右されます。そこで注目されているのが「液体培養(…

公開日: 2026年09月19日 22:29

ブラジルナッツから高タンパク質の「タンパク質分離物」をつくる——組成と機能性を調べた研究 研究論文Europe PMCブラジル

ブラジルナッツから高タンパク質の「タンパク質分離物」をつくる——組成と機能性を調べた研究

植物由来のタンパク質は、増え続ける食料需要に応えながら、より持続可能な食料生産を支える選択肢として注目されています。著者らは、そうした素材の供給源としてアマゾンの生物多様性、なかでもブラジルナッツの木(Bertholletia excelsa)に着目しました。この木は地域経済で重要な役割を担い、その…

公開日: 2026年09月19日 22:26

穀物を発酵させた植物性食品に含まれる神経関連成分を調べた研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

穀物を発酵させた植物性食品に含まれる神経関連成分を調べた研究

牛乳を使わない植物性の発酵食品への関心が世界的に高まっています。研究チームは、ライ小麦(トリティケール)、裸燕麦(皮のむけやすいエンバク)、アマランサスという3種類の穀物・擬似穀物を原料に、ヨーグルトのような発酵食品をつくり、その成分を詳しく調べました。

公開日: 2026年09月19日 20:38

ホンオニク(Boschniakia rossica)の多糖類をめぐる研究の整理——抽出法・構造・報告されている生物活性と課題 研究論文OpenAlex中国

ホンオニク(Boschniakia rossica)の多糖類をめぐる研究の整理——抽出法・構造・報告されている生物活性と課題

ホンオニク(学名 Boschniakia rossica、中国名「草蓯蓉」)は、中国東北部を中心に分布する植物で、ハンノキ属の細根に寄生して育ちます。民間では古くから、腎の働きを補う、便通を助ける、体力を養うといった目的で用いられてきました。近年は、この植物に含まれる多糖類(BRPs)が、薬理作用を…

公開日: 2026年09月19日 19:05

ココナッツミルクの搾り方で成分はどう変わるか――手絞りとミキサーを比べた研究 研究論文OpenAlexスリランカ

ココナッツミルクの搾り方で成分はどう変わるか――手絞りとミキサーを比べた研究

ココナッツミルクは、削ったココナッツの果肉に水を加えて搾り取る、白くクリーミーな液体です。スリランカをはじめ熱帯地域の食文化に欠かせない食材で、脂質やたんぱく質、ミネラルを含むほか、ポリフェノールやフラボノイドといった成分も含まれています。

公開日: 2026年09月19日 18:04

アワビ養殖で生産者と消費者の双方に利益をもたらす道筋を探る——中国・福建省東山県の事例分析 研究論文OpenAlexジョージア

アワビ養殖で生産者と消費者の双方に利益をもたらす道筋を探る——中国・福建省東山県の事例分析

アワビは中国の海産物のなかでも高級食材として扱われてきましたが、人工種苗と養殖技術が普及したことで生産量が大きく伸び、一般家庭の食卓にも並ぶようになりました。その一方で、著者らは生産の現場に別の問題が生じていると指摘します。生産コストは上がり、販売価格は下がるという、生産者にとって厳しい状況です。

公開日: 2026年09月19日 17:46

マグネシウム施肥がサトウキビの収量と肥料利用効率を高める――土壌の化学性と微生物の変化に着目した圃場試験 研究論文OpenAlex中国

マグネシウム施肥がサトウキビの収量と肥料利用効率を高める――土壌の化学性と微生物の変化に着目した圃場試験

マグネシウム(Mg)は植物の生育に欠かせない多量要素で、葉緑素の中心をなす成分であるほか、タンパク質の合成や光合成の電子伝達、酵素のはたらきの調節にも関わっています。ところが著者らによれば、中国の農地では窒素・リン・カリウムの肥料が長年過剰に使われる一方、Mgのような二次要素や微量要素の補給が不十分…

公開日: 2026年09月19日 17:37

魚介類に含まれる総水銀を測定する — 冷蒸気原子吸光法による分析の報告 研究論文OpenAlexリビア

魚介類に含まれる総水銀を測定する — 冷蒸気原子吸光法による分析の報告

水銀は環境中に長く残る汚染物質で、水域の生物の体内に蓄積し、魚介類を食べることを通じて人の食事にも入り込みます。そのため、食品の安全性を評価したり環境を監視したりするうえで、魚介類にどれだけ水銀が含まれているかを把握することが重要だと著者らは述べています。

公開日: 2026年09月19日 17:30

地中海食と加齢黄斑変性——植物中心の食事パターンに関する研究のレビュー紹介 研究論文OpenAlexポーランド

地中海食と加齢黄斑変性——植物中心の食事パターンに関する研究のレビュー紹介

加齢黄斑変性(AMD)は、網膜の中心部にあたる黄斑が加齢とともに傷むことで視力が損なわれる病気です。著者らは、AMDが高齢者における回復しにくい視覚障害の主要な原因の一つであり、高齢化が進む社会において公衆衛生上の課題が増していると述べています。

公開日: 2026年09月19日 17:26