研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

多民族コホート研究が調べた、大腸がん診断後のコーヒー摂取と死亡リスクの関連 研究論文OpenAlexアメリカ

多民族コホート研究が調べた、大腸がん診断後のコーヒー摂取と死亡リスクの関連

大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、米国ではがんによる死亡原因の2番目に位置します。そのため、生活習慣のように本人が変えられる要素が、大腸がんの経過にどう関わるのかを知ることが重要だと著者らは説明しています。コーヒーは以前から注目されてきた候補のひとつで、細胞や動物を使った実験では、細胞の増殖を…

公開日: 2026年09月13日 22:58

移民の都市農業は食の安全をどう支えるか——ミネソタ州ツインシティーズの事例研究 研究論文OpenAlexアメリカ

移民の都市農業は食の安全をどう支えるか——ミネソタ州ツインシティーズの事例研究

都市農業とは、都市やその周辺の空き地・公園・区画などで野菜などを育てる取り組みを指します。アメリカでは19世紀から不況や戦時下のたびに広がっては縮小してきた歴史があり、近年はコミュニティガーデン(住民が区画を借りて自ら栽培する形)やファームスタンド(都市で育てた野菜を地域で販売・配布する形)として再…

公開日: 2026年09月13日 19:51

乳酸菌由来の多糖「グルカン」が酸化ストレスを和らげ、線虫の寿命を延ばしたという報告 研究論文OpenAlexアメリカ

乳酸菌由来の多糖「グルカン」が酸化ストレスを和らげ、線虫の寿命を延ばしたという報告

私たちの体の中では、呼吸や代謝といった日常的な営みにともなって「活性酸素種(ROS)」と呼ばれる反応性の高い分子が絶えず生まれています。放射線や化学物質、環境汚染、感染などの外的要因も、その発生源になります。研究チームは、活性酸素はある程度までなら細胞が備える抗酸化のしくみで処理されるものの、その処…

公開日: 2026年09月13日 18:02

オンライン食料品店の『スワップ提案』は健康的な買い物を後押しできるか、米国での実験結果 研究論文OpenAlexアメリカ

オンライン食料品店の『スワップ提案』は健康的な買い物を後押しできるか、米国での実験結果

オンラインでスーパーの買い物をしていると、「こちらの商品はいかがですか」といったおすすめ表示を目にすることがあります。こうした提案の仕組みを応用し、より健康的な商品や環境負荷の低い商品への「置き換え(スワップ)」を勧めたら、実際に人々の買い物の中身は変わるのでしょうか。米国スタンフォード大学医学部や…

公開日: 2026年09月10日 09:23

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証 研究論文OpenAlexアメリカ

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証

リンゴジュースやリンゴピューレなどのリンゴ加工品には、まれに「パツリン」と呼ばれるカビ由来の毒素が含まれることがあります。パツリンは特定のカビが産生する物質で、食品の安全性を確保するためには継続的な監視が欠かせません。こうした毒素の検出には従来、高性能な分析機器を使う方法が使われてきましたが、もっと…

公開日: 2026年09月10日 09:15

フコイダンが老齢マウスの腸内環境を整えるという報告 研究論文OpenAlexアメリカ

フコイダンが老齢マウスの腸内環境を整えるという報告

年齢を重ねると、腸の働きは少しずつ変化していくと考えられています。食べ物を消化・吸収する能力や、腸を守るバリア機能、そこに棲む腸内細菌のバランスなどが、若い頃とは異なる状態になっていくためです。こうした加齢に伴う腸内環境の変化に、食品由来の成分がどこまで働きかけられるのかを調べた研究が、エヌピージェ…

公開日: 2026年09月10日 09:09

軽度認知障害・アルツハイマー病と腸内細菌叢の関係を探る研究 研究論文Europe PMCアメリカ

軽度認知障害・アルツハイマー病と腸内細菌叢の関係を探る研究

近年、腸内に住むたくさんの細菌(腸内細菌叢)が、消化だけでなく脳の働きにも関わっているのではないかという「腸脳相関」の考え方が注目されています。アルツハイマー病や、その前段階とされる軽度認知障害(MCI)についても、腸内細菌の構成に何らかの特徴があるのではないかと考えられてきました。しかし、こうした…

公開日: 2026年09月10日 09:04

野菜の農薬残留と腸内細菌叢、消化器の健康との関係を整理した研究 研究論文OpenAlexアメリカ

野菜の農薬残留と腸内細菌叢、消化器の健康との関係を整理した研究

キャベツやほうれん草など野菜には、栽培過程で使われた農薬がごく微量残留することがあります。こうした農薬残留が腸内細菌叢(腸内フローラ)に影響を与え、それが消化器の不調や炎症性腸疾患(IBD)とどうつながるのか、これまで人を対象にした研究がどこまで明らかにしてきたのかを整理したレビュー論文が、コンプリ…

公開日: 2026年09月10日 08:57

乾燥食品にひそむ微生物リスクをどう見極めるか——即食食品向けリスク評価の枠組みを考える研究 研究論文Europe PMCアメリカ

乾燥食品にひそむ微生物リスクをどう見極めるか——即食食品向けリスク評価の枠組みを考える研究

ドライフルーツや乾燥野菜、乾燥ハーブ・スパイスは、そのまま食べたり料理の仕上げに使ったりする即食(RTE)食品の材料として広く使われています。こうした乾燥原料は水分が少ないため保存性が高いイメージがありますが、実は微生物学的な汚染がまったく起きないわけではありません。乾燥という工程そのものが病原菌を…

公開日: 2026年09月10日 08:53

ホームレス状態にある家族の食料支援利用と子どもの食事内容の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

ホームレス状態にある家族の食料支援利用と子どもの食事内容の関連を調べた研究

住まいを失い、シェルターなどで生活する家族にとって、食料支援(フードパーセル)は日々の食事を支える重要な手段です。しかし、こうした緊急支援がどのような家庭で利用されやすく、また子どもの食生活とどう関わっているのかは、これまで十分に調べられてきませんでした。今回、フランスで実施された調査データをもとに…

公開日: 2026年09月10日 08:49

料理教室 対 栄養カウンセリング、2型糖尿病の血糖管理に効果の差はあるか 研究論文OpenAlexアメリカ

料理教室 対 栄養カウンセリング、2型糖尿病の血糖管理に効果の差はあるか

2型糖尿病の治療では、薬物療法とあわせて食生活の見直しが重要な役割を果たすとされています。食事指導の方法としては、管理栄養士による個別の医療栄養療法(MNT)が広く行われてきましたが、近年は実際に調理を体験しながら学ぶ「料理医学(カリナリーメディスン、CM)」という手法も注目されています。今回紹介す…

公開日: 2026年09月10日 08:44

生涯を通じたタンパク質摂取と健康・長寿の関係を考える研究解説 研究論文OpenAlexアメリカ

生涯を通じたタンパク質摂取と健康・長寿の関係を考える研究解説

タンパク質は筋肉や臓器をつくる材料であるだけでなく、妊娠・授乳期から更年期、高齢期に至るまで、人生のあらゆる段階で体づくりを支える栄養素です。ライフスタイル医学の観点から栄養と食習慣を扱う総説が、アメリカン・ジャーナル・オブ・ライフスタイル・メディシンに2026年9月に掲載予定です。この総説は、ホー…

公開日: 2026年09月10日 08:41