研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食物繊維(多糖類)は血糖や脂質のコントロールに役立つのか? 21研究をまとめたレビュー論文を読む 研究論文OpenAlex中国

食物繊維(多糖類)は血糖や脂質のコントロールに役立つのか? 21研究をまとめたレビュー論文を読む

白米よりも玄米、精製された小麦粉よりも全粒粉のパンのほうが体によさそうだ、という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。こうした食品に多く含まれているのが「食物繊維」や「レジスタントスターチ(消化されにくいでんぷん)」といった、消化管を通過する際にゆっくりと分解される多糖類です。これらは…

公開日: 2026年07月04日 19:29

アメリカザリガニの殻の色で味や成分は変わる?―青色ソフトシェルと赤色ハードシェルを比較した研究 研究論文OpenAlex中国

アメリカザリガニの殻の色で味や成分は変わる?―青色ソフトシェルと赤色ハードシェルを比較した研究

アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)には、殻がやわらかく青みがかった「青色軟殻型」と、殻が硬く赤い「赤色硬殻型」がいることが知られています。市場ではこの二つのタイプで取引価格が大きく異なるとされますが、その背景にどのような生物学的な違いがあるのかは、まだ十分に整理されていません…

公開日: 2026年07月04日 19:29

水温が変わるとガザミの腸内細菌も変わる? 温度依存的な変化を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

水温が変わるとガザミの腸内細菌も変わる? 温度依存的な変化を調べた研究

私たちが食べる魚介類の多くは、周囲の水温によって体温が変わる「変温動物」です。地球温暖化によって水温が上昇すると、こうした水生生物の体の中では何が起きるのでしょうか。今回紹介する研究は、日本でもよく食されるガザミ(Portunus trituberculatus、いわゆるワタリガニの仲間)を対象に、…

公開日: 2026年07月04日 19:26

ピロリ菌感染や年齢、食習慣から高齢者の慢性萎縮性胃炎リスクを予測するAIモデル、中国の病院データで開発 研究論文OpenAlex中国

ピロリ菌感染や年齢、食習慣から高齢者の慢性萎縮性胃炎リスクを予測するAIモデル、中国の病院データで開発

胃がんの前段階として知られる「慢性萎縮性胃炎(CAG)」。これを確認するには内視鏡検査が必要ですが、高齢者にとっては体への負担や費用、検査を受けられる医療機関の少なさが壁になることがあります。もし採血や問診でわかるような身近な情報から、内視鏡を使わずにCAGのリスクをある程度予測できれば、早期の絞り…

公開日: 2026年07月04日 07:25

ナトリウム摂取と心疾患の負担、国や地域でどう違う?―1990〜2023年の多国間データ分析 研究論文OpenAlex中国

ナトリウム摂取と心疾患の負担、国や地域でどう違う?―1990〜2023年の多国間データ分析

塩分の摂りすぎが血圧や心臓に良くないというのは、健康情報でよく耳にする話です。しかし、その影響の大きさは国や地域によって本当に同じなのでしょうか。今回紹介する研究は、中国・G20諸国・東南アジア諸国という異なる背景を持つ地域を対象に、高ナトリウム食(塩分の摂りすぎ)に関連する心疾患の負担が、1990…

公開日: 2026年07月04日 02:25

中国市場の牛乳、産地で栄養や風味に違い? 国内産と輸入品を比較した研究 研究論文OpenAlex中国

中国市場の牛乳、産地で栄養や風味に違い? 国内産と輸入品を比較した研究

スーパーの牛乳売り場には、国産のものだけでなく海外から輸入された牛乳が並んでいることがあります。産地が違えば、牛の飼育方法や気候、流通の過程も異なるため、同じ「牛乳」でも中身に違いがあるのではないか——そんな疑問を出発点に行われた研究が、学術誌「フードサイエンスオブアニマルリソーシズ」で紹介されてい…

公開日: 2026年07月04日 01:27

卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと 研究論文DOAJ中国

卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと

卓球は素早い動きと瞬時の判断、そして短い時間での回復を繰り返す、高強度かつ間欠的なスポーツです。こうした競技特性から、選手のコンディションやパフォーマンスを支えるうえで栄養が重要と考えられていますが、これまで卓球選手を対象に、食事摂取の内容と栄養に関する知識、体組成、体力パフォーマンスを同時に調べた…

公開日: 2026年07月03日 15:26

大腸菌を工学的に改変し、植物残渣由来の糖からコハク酸を高濃度で作る研究 研究論文Europe PMC中国

大腸菌を工学的に改変し、植物残渣由来の糖からコハク酸を高濃度で作る研究

コハク酸は、食品や医薬品の原料、さらには生分解性プラスチックの一種であるポリブチレンサクシネートの原料としても使われる、応用範囲の広い化学品です。石油ではなく植物由来の資源から作る「バイオベース」の生産方法が注目されていますが、稲わらやトウモロコシの茎葉などの植物残渣(リグノセルロース系原料)を分解…

公開日: 2026年07月03日 02:24

小麦ふすまを超微粉化して蒸しケーキに混ぜたら何が変わる?食物繊維強化とデンプン消化性を調べた研究 研究論文DOAJ中国

小麦ふすまを超微粉化して蒸しケーキに混ぜたら何が変わる?食物繊維強化とデンプン消化性を調べた研究

小麦ふすま(表皮部分)は食物繊維が豊富な素材として知られていますが、パンやケーキなどの生地に混ぜると食感がざらついたり、膨らみが悪くなったりして、製品の品質を損ねてしまうことがしばしば課題になります。そこで近年注目されているのが、ふすまを非常に細かく砕く「微粉化(マイクロナイゼーション)」という加工…

公開日: 2026年07月02日 00:29

腐敗菌をどう抑える?フェニル乳酸の抗菌メカニズムを探る研究 研究論文DOAJ中国

腐敗菌をどう抑える?フェニル乳酸の抗菌メカニズムを探る研究

魚介類は栄養価が高く人気の食材ですが、鮮度が落ちやすく、流通・保存の過程で腐敗が進みやすいことが課題とされています。この腐敗に関わる代表的な微生物のひとつが「シューワネラ・プトレファシエンス」という細菌です。水産物の変質を防ぐには、こうした腐敗菌の増殖をいかに抑えるかが重要な戦略の一つとされています…

公開日: 2026年07月02日 00:25

ムラサキイガイ由来ペプチドと鉄の複合体、鉄欠乏性貧血マウスでの効果を検証した研究 研究論文DOAJ中国

ムラサキイガイ由来ペプチドと鉄の複合体、鉄欠乏性貧血マウスでの効果を検証した研究

貧血の中でも特に多いとされるのが「鉄欠乏性貧血」です。鉄はヘモグロビンの材料となるだけでなく、免疫system機能にも関わる重要な微量元素とされています。鉄不足を補う方法としては硫酸第一鉄などの鉄サプリメントが広く使われてきましたが、近年は食品由来のペプチド(タンパク質が分解されてできる小さな断片)…

公開日: 2026年07月02日 00:24

難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)の作り方と健康との関わりを整理したレビュー論文を紹介 研究論文DOAJ中国

難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)の作り方と健康との関わりを整理したレビュー論文を紹介

ごはんやパンなどに含まれる「でんぷん」は、体内で消化されてエネルギー源になるのが一般的なイメージです。しかし、でんぷんの中には小腸で消化されずに大腸まで届く「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」と呼ばれるタイプが存在することが知られています。今回紹介するのは、この難消化性でんぷんについて、これ…

公開日: 2026年07月01日 23:33