研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
オーストラリアの若者の食事、健康と環境の両面で理想にどれだけ近い?
「健康にいい食事」と「地球にやさしい食事」は、実は重なる部分が多いと言われています。野菜や豆類を中心とした食生活は、生活習慣病のリスクに関わるとされる一方で、環境への負荷も比較的小さいと考えられているためです。こうした「健康的で持続可能な食事」への移行は、健康と環境の両方の課題に対応するために必要と…
公開日: 2026年07月24日 02:31
タラのタンパク質ゲル、作り方で消化のされ方が変わる?介護食研究の最新報告
飲み込む力が弱くなった高齢者や嚥下障害のある方にとって、「食べやすさ」だけでなく「食べたあとどう消化されるか」も食事づくりの大切なポイントです。今回紹介するのは、タラ由来のタンパク質を使ったゲル状食品(いわゆるプルプルとした固形のゲル)について、作り方の違いが飲み込みやすさや胃の中での消化にどう影響…
公開日: 2026年07月22日 23:37
オーストラリア産カカオの化学プロファイルを分析、産地・発酵環境による違いを報告
チョコレートの原料であるカカオは、産地によって風味が異なることが知られています。ワインの『テロワール』のように、栽培地の環境や加工方法がカカオの香りや味わいに影響を与えると考えられていますが、そうした違いを生み出す化学的な背景を詳しく調べるには、産地ごとの成分データが欠かせません。近年、オーストラリ…
公開日: 2026年07月20日 14:30
アスリートの血中オメガ3、実は基準を下回る人が多数派? 豪州595人調査
青魚に多く含まれるDHA・EPAといった長鎖オメガ3脂肪酸は、心血管の健康を支える栄養素として知られています。持久系スポーツなどで日々ハードなトレーニングを積むアスリートは、一般の人以上に食事管理に気を配っているイメージがあるかもしれません。しかし、実際に彼らの体内のオメガ3レベルはどうなっているの…
公開日: 2026年07月19日 23:30
食事の「酸負荷」と睡眠の質・時間の関係とは? イラン成人536人の調査から
肉や穀物、乳製品、野菜や果物といった日々の食事は、体内で最終的に「酸性」または「アルカリ性」寄りの代謝産物を生み出すと考えられています。この食事全体の酸性度合いを数値化したものが「食事性酸負荷」と呼ばれる指標で、代表的なものに「潜在的腎臓酸負荷(PRAL)」や「正味内因性酸産生量(NEAP)」があり…
公開日: 2026年07月16日 06:42
「新しい食べ物が苦手」な人ほど、心身の健康を低く感じている? 米英豪の大規模調査から
初めての料理や見慣れない食材に、なんとなく手が伸びない。そんな「食わず嫌い」的な傾向は、実は多くの人に程度の差はあれ備わっている性格特性のひとつだとされています。この傾向は「フードネオフォビア(食物新奇性恐怖)」と呼ばれ、新奇で、風味が強く、見慣れない食品を避けようとする心理として研究されてきました…
公開日: 2026年07月16日 06:38
無塩漬剤ダチョウ肉サラミの熟成研究:脂肪量・塩分・スターター菌が品質を左右する
ダチョウ肉は牛肉に近い赤身の味わいを持ちながら脂肪が少ないとされ、近年は新しい食肉資源として注目されています。今回紹介するのは、そんなダチョウ肉を使ったイタリア風の熟成サラミについて、原料の配合や熟成期間が品質にどう影響するかを詳しく調べた研究です。特にこの研究では、亜硝酸塩・硝酸塩を使わない「クリ…
公開日: 2026年07月16日 05:36
糖尿病のタイプによって「植物性中心の食事」と心血管リスクの関係は変わる?——ドイツの研究から
糖尿病といっても、その中身は一様ではありません。近年の研究では、発症の仕方や体質の違いによって糖尿病がいくつかの「サブタイプ」に分けられることがわかってきました。同じ「糖尿病」という診断名でも、実はタイプによって体の状態や合併症のリスクが異なる可能性があるのです。では、食事と心血管疾患(心筋梗塞や脳…
公開日: 2026年07月12日 21:34
次世代プロバイオティクスは信頼されるか——技術革新と消費者心理をめぐる論文紹介
ヨーグルトなどでおなじみの「プロバイオティクス(体によいとされる微生物)」の世界は、いま大きく変わろうとしています。昔ながらの発酵菌に加えて、微生物の代謝産物だけを取り出した「ポストバイオティクス」や、遺伝子操作を加えた微生物株まで登場し、食品としての形も多様化しています。しかし、こうした新しい技術…
公開日: 2026年07月08日 21:30
5%という最適点──マンゴーと食物繊維の研究が見つけた「壊さない量」
食品に何かを「足す」とき、どこまで足せば豊かさを損なわずに済むのか。この問いを、マンゴーピューレと食物繊維の組み合わせで科学的に探った研究が近年報告されました。
公開日: 2026年06月15日 10:36