研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アルギニンと糖を加熱すると何が起きる? D-ガラクトースが抗酸化物質の生成を後押しする可能性 研究論文OpenAlex中国

アルギニンと糖を加熱すると何が起きる? D-ガラクトースが抗酸化物質の生成を後押しする可能性

食品を加熱すると、糖とアミノ酸が反応して茶色い物質や独特の香りが生まれる「メイラード反応」が起こります。しょうゆの色や焼き菓子の香ばしさなど、身近な食品加工に広く関わる反応です。この反応で生まれる生成物(メイラード反応生成物、MRP)の中には抗酸化活性を示すものがあることが知られており、食品科学の分…

公開日: 2026年08月31日 17:04

腸内細菌のバランスが体のエネルギー代謝を左右し、肥満に関わる可能性が報告される 研究論文OpenAlex中国

腸内細菌のバランスが体のエネルギー代謝を左右し、肥満に関わる可能性が報告される

肥満は世界的に増え続けている健康課題ですが、その背景には食事の内容だけでなく、腸内に棲む細菌叢(腸内フローラ)の乱れも関わっているのではないかという研究が進められています。今回紹介する論文は、腸内細菌がどのような経路で体のエネルギー代謝に影響し、エネルギーの『摂取』と『消費』のバランスを崩して肥満に…

公開日: 2026年08月31日 15:21

小麦ふすまの食物繊維、麺づくりに活かせるか デンプンと生地の性質を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

小麦ふすまの食物繊維、麺づくりに活かせるか デンプンと生地の性質を調べた研究

小麦を製粉すると出る「ふすま(表皮部分)」には食物繊維が豊富に含まれていますが、食感や加工のしにくさから、麺やパンなどの小麦粉食品にはあまり活用されてきませんでした。今回、中国・鄭州にある河南工業大学食品科学技術学院などの研究グループが、小麦ふすまから食物繊維を取り出し、それを麺づくりに使った場合に…

公開日: 2026年08月31日 14:37

腸内細菌『プレボテラ属』はがんを助けるのか防ぐのか——消化管腫瘍研究の総説から 研究論文OpenAlex中国

腸内細菌『プレボテラ属』はがんを助けるのか防ぐのか——消化管腫瘍研究の総説から

私たちの腸には無数の細菌がすみついており、その中の一種であるプレボテラ属(Prevotella)が近年、消化管がんの研究で注目されています。がんと腸内細菌の関係というと、これまでは口腔由来の細菌であるフソバクテリウム・ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)を扱った研究が中心で…

公開日: 2026年08月31日 14:32

雲南省の日干し緑茶、ミネラル成分と同位体で産地を見分ける試み 研究論文OpenAlex中国

雲南省の日干し緑茶、ミネラル成分と同位体で産地を見分ける試み

お茶の産地は、味や香りだけでなく、価格や品質の信頼性にも関わる大切な情報です。しかし実際には、ラベルに書かれた産地と中身が本当に一致しているかを見分けるのは簡単ではありません。今回紹介する研究は、中国雲南省で作られる大葉種の日干し緑茶を対象に、茶葉に含まれる微量元素や安定同位体の組成を手がかりとして…

公開日: 2026年08月31日 13:36

冷凍ザリガニの香りはどう変わる? 予備調理・冷凍保存・再加熱の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

冷凍ザリガニの香りはどう変わる? 予備調理・冷凍保存・再加熱の関係を調べた研究

ザリガニ料理は下ごしらえとして一度加熱してから冷凍し、食べる際に再加熱するという流通形態がとられることがあります。しかし冷凍保存や再加熱の過程で、食品の『香り』はもとの状態から変化してしまうことが知られています。今回紹介する研究は、こうしたプレクック(下加熱済み)のザリガニについて、冷凍保存と再加熱…

公開日: 2026年08月31日 13:35

ネーブルオレンジの搾汁粕、乾燥方法で粉末の性質はどう変わるか 研究論文OpenAlex中国

ネーブルオレンジの搾汁粕、乾燥方法で粉末の性質はどう変わるか

オレンジジュースを作ると、果汁を搾ったあとに大量の「搾汁粕(皮や果肉の残りかす)」が出ます。この搾汁粕には食物繊維やポリフェノールなどの成分が残っていることが知られていますが、廃棄されることも多く、有効活用するための研究が続けられています。今回紹介する研究では、ネーブルオレンジ(Citrus sin…

公開日: 2026年08月31日 13:34

チャ種子粕の粗タンパク質、ハクレンすり身のゲル特性を高めるとの報告 研究論文OpenAlex中国

チャ種子粕の粗タンパク質、ハクレンすり身のゲル特性を高めるとの報告

すり身は魚肉をすりつぶして作る練り製品の原料で、加熱すると弾力のあるゲル状に固まる性質を利用してかまぼこなどに加工されます。このゲルの弾力や保水性は製品の食感や品質を左右する重要な要素です。今回紹介するのは、チャ(Camellia oleifera)の種子から油を搾った後に残る「種子粕」に含まれる粗…

公開日: 2026年08月31日 13:33

焼き魚の香りは油で変わる?ソウギョ切り身を使った植物油の比較研究 研究論文OpenAlex中国

焼き魚の香りは油で変わる?ソウギョ切り身を使った植物油の比較研究

魚を焼くとき、表面に油を塗ってから焼くと香りやおいしさが変わることは、料理の経験則としてよく知られています。しかし、どの植物油を使うかによって、香りの成分や食感にどのような違いが生まれるのかを科学的に比較した研究はまだ多くありません。今回紹介するのは、中国・江西師範大学(Jiangxi Normal…

公開日: 2026年08月31日 13:32

スイカズラの多糖を加えると冷凍あんまん生地は変わるのか、中国の研究チームが検証 研究論文OpenAlex中国

スイカズラの多糖を加えると冷凍あんまん生地は変わるのか、中国の研究チームが検証

あんまんや肉まんのような中華まんは、工場で生地を成形したあと冷凍し、必要なときに解凍して蒸し上げる「冷凍生地」の形で流通することが多い食品です。しかし冷凍と解凍を繰り返すと生地の中に氷の結晶ができ、生地を膨らませる役割を持つグルテンの網目構造が壊れてしまい、できあがったまんじゅうの膨らみや食感、風味…

公開日: 2026年08月31日 13:31

魚油をカプセルに包んで練り込むと、ココナッツ干しエビ入り生地の食感と風味はどう変わるか 研究論文OpenAlex中国

魚油をカプセルに包んで練り込むと、ココナッツ干しエビ入り生地の食感と風味はどう変わるか

オメガ3脂肪酸を含む魚油は健康志向の食品づくりで注目される原料ですが、そのまま食品に加えると独特の生臭さが出たり、加工や保存の過程で酸化してしまったりすることが課題とされています。こうした課題への対応策の一つが、魚油を微小なカプセルで包み込む「マイクロカプセル化」です。今回紹介する研究では、ココナッ…

公開日: 2026年08月31日 13:30

小豆粉を混ぜて作る蒸しケーキ、硬くなりにくさと品質への影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

小豆粉を混ぜて作る蒸しケーキ、硬くなりにくさと品質への影響を調べた研究

蒸しケーキは時間が経つと硬くなってしまうことがあります。これはデンプンが時間の経過とともに変化する『老化』という現象が関係しているとされています。今回紹介する研究では、小豆粉(Adzuki Bean Powder、ABP)を生地に加えることで、この老化を抑えつつ蒸しケーキの品質を高められないかが調べ…

公開日: 2026年08月31日 13:29