研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

コラーゲンを飲むと肌はきれいになる? ヒト臨床試験を横断的にまとめたレビュー研究 研究論文Europe PMCポーランド

コラーゲンを飲むと肌はきれいになる? ヒト臨床試験を横断的にまとめたレビュー研究

「飲むコラーゲン」は美容分野で定番の栄養サプリメントとなりましたが、実際にヒトを対象にした臨床試験でどこまで効果が確認されているのかは、意外と整理されていません。ポーランドのビャウィストク医科大学の研究者らは、コラーゲン由来ペプチドの経口摂取が肌・毛髪・爪・傷の治りにどのような影響を与えるかを検証し…

公開日: 2026年09月04日 08:29

白ワインのポリフェノールは血液中のタンパク質とどう結びつくのか——シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを比較した基礎研究 研究論文OpenAlexポーランド

白ワインのポリフェノールは血液中のタンパク質とどう結びつくのか——シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを比較した基礎研究

赤ワインについては、適度な飲用が心血管疾患のリスクと逆相関するという疫学研究が知られており、これは主に赤ワインに豊富なフェノール化合物によるものとされてきました。一方、白ワインの生理活性についてはこれまであまり注目されてこなかったといいます。今回紹介する研究は、イスラエルとチリで作られた白ワインに含…

公開日: 2026年09月04日 05:31

黒クミンの搾油後に残るしぼりかす、前処理の方法で栄養価が変わる可能性 研究論文OpenAlexポーランド

黒クミンの搾油後に残るしぼりかす、前処理の方法で栄養価が変わる可能性

ニゲラサティバ、和名では黒クミンと呼ばれる植物の種子は、香辛料や伝統的な食品用途で使われてきました。この種子から低温圧搾でオイルを搾ると、あとに『プレスケーキ』と呼ばれる搾りかすが残ります。オイルを搾ったあとの副産物というと廃棄物のイメージがありますが、実はタンパク質やポリフェノールなどの成分が残っ…

公開日: 2026年09月02日 13:27

木片チップの焙煎度合いがリンゴ蒸留酒の香りと成分に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexポーランド

木片チップの焙煎度合いがリンゴ蒸留酒の香りと成分に与える影響を調べた研究

ウイスキーやブランデーが樽で熟成されると色や香りが豊かになることはよく知られています。しかし、大きな木樽を使わずに、木材チップを漬け込む方法でも似た効果が得られるのか、そしてチップの木の種類や焙煎(トースト)の度合いによって仕上がりがどう変わるのかは、まだ体系的に検証される余地がある課題でした。今回…

公開日: 2026年09月02日 09:28

植物ステロールをカプセルに包んで守る マヨネーズの加熱実験からわかったこと 研究論文OpenAlexポーランド

植物ステロールをカプセルに包んで守る マヨネーズの加熱実験からわかったこと

植物由来のステロール(フィトステロール)は、LDLコレステロールを下げる働きが報告されている成分として、健康志向の食品にしばしば添加されます。しかし弱点があります。熱や酸素にさらされると分解してしまい、保存や調理の過程で効果が失われやすいのです。ポーランドのポズナン生命科学大学食品科学栄養学部の研究…

公開日: 2026年09月02日 07:31

アルガンオイルの搾り方で栄養成分や香りはどう変わる?アルジェリア産カーネルを使った比較研究 研究論文OpenAlexポーランド

アルガンオイルの搾り方で栄養成分や香りはどう変わる?アルジェリア産カーネルを使った比較研究

アルガンオイルは北アフリカで長く食用や化粧用に使われてきた植物油ですが、搾り方や加熱の有無によって成分や香りがどのくらい変わるのかは、これまで十分にわかっていませんでした。今回、アルジェリアのティアレット大学やモスタガネムのアブデルハミド・イブン・バディス大学などの研究者たちが、アルジェリア・モスタ…

公開日: 2026年09月02日 06:26

牛肉バーガーにチョークベリーの搾りかすを混ぜると何が変わるのか——食品副産物の活用を探る研究 研究論文OpenAlexポーランド

牛肉バーガーにチョークベリーの搾りかすを混ぜると何が変わるのか——食品副産物の活用を探る研究

果物を加工してジュースやピューレをつくると、皮や種、果肉の残りといった搾りかすが大量に発生します。こうした副産物は多くの場合廃棄されており、これをどう有効活用するかは、資源を無駄にしない食品システムづくりの課題の一つとされています。今回紹介する研究は、ポーランド・ワルシャワ生命科学大学(SGGW)の…

公開日: 2026年09月02日 05:38

老化に働きかける4つの天然成分――スペルミジン、フィセチン、ベルベリン、ウロリチンAを機能性食品として見直す研究 研究論文OpenAlexポーランド

老化に働きかける4つの天然成分――スペルミジン、フィセチン、ベルベリン、ウロリチンAを機能性食品として見直す研究

加齢とともに体の中で何が起きているのかを分子レベルで解き明かす研究が進み、食品由来の成分がその過程にどう関わり得るかにも関心が集まっています。今回紹介するのは、ポーランドのマリア・キュリー・スクウォドフスカ大学とルブリン医科大学の研究者によるナラティブレビュー(既存研究を整理し論点を提示するタイプの…

公開日: 2026年09月02日 05:31

スポーツ用サプリメントの水銀含有量を調査、規制基準は下回るも大量摂取ゲル製品に注意喚起 研究論文OpenAlexポーランド

スポーツ用サプリメントの水銀含有量を調査、規制基準は下回るも大量摂取ゲル製品に注意喚起

プロテインパウダーやエネルギージェルなど、運動をする人々が日常的に摂取するスポーツ用食品サプリメントは、原材料の産地や製造方法によって化学的な安全性が変わりうると考えられています。ポーランドの医科大学ビャウィストク校の研究グループは、同国市場で販売されているスポーツ用サプリメント50製品を対象に、有…

公開日: 2026年09月02日 00:26

イネの「茎の強さ」と「収量」は両立できるか? 育種系統30種を統計解析で読み解く研究 研究論文OpenAlexポーランド

イネの「茎の強さ」と「収量」は両立できるか? 育種系統30種を統計解析で読み解く研究

イネは世界人口の半数以上が主食とする作物です。品種改良の現場では、収穫量を増やすことと同時に「倒伏(とうふく)」、つまり台風や大雨、あるいは肥料をよく効かせた栽培条件で茎が折れたり倒れたりしてしまう現象を防ぐことが、長年の大きな課題とされてきました。倒伏が起きると収量や品質、収穫作業の効率が大きく損…

公開日: 2026年09月02日 00:24

水産加工の副産物、安全性は? 内臓や煮汁の生物毒素・重金属を調べた研究 研究論文DOAJポーランド

水産加工の副産物、安全性は? 内臓や煮汁の生物毒素・重金属を調べた研究

魚を三枚におろした後のアラや内臓、ムール貝の割れた身、イカやタコの茹で汁。水産加工の現場では、こうした副産物が大量に発生しています。近年は資源の有効活用として、これらを飼料や肥料、さらには食品原料へ再利用する動きが広がっていますが、その安全性を検証した研究は多くありませんでした。背景には、こうした非…

公開日: 2026年08月31日 18:39

小学校低学年の朝食習慣、家庭の教育歴や生活環境と関連か ポーランドでの調査 研究論文OpenAlexポーランド

小学校低学年の朝食習慣、家庭の教育歴や生活環境と関連か ポーランドでの調査

朝ごはんをきちんと食べる習慣は、子どもの健康的な食生活の基本とされています。しかし実際にはどれくらいの子どもが毎日朝食をとれているのか、そしてその習慣には家庭環境がどう影響しているのかは、地域や対象によって事情が異なります。今回紹介する研究は、ポーランドの小学校低学年(1〜3年生)を対象に、朝食摂取…

公開日: 2026年08月31日 18:23