研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
低タンパククッキーはどう作る? 配合と焼き温度が食感や品質を左右するという研究報告
腎臓病や、体内でうまく代謝できないアミノ酸が生まれつき蓄積してしまう先天性代謝異常症などでは、日々の食事でタンパク質量を制限する必要がある場合があります。こうした食事療法を支えるのが「低タンパク食品」で、通常の食品からタンパク質を大幅に減らしつつ、食べやすさやおいしさをどう保つかが課題になります。今…
公開日: 2026年08月23日 01:31
中国4産地のハス種アボカド、土壌の違いは果実の品質とどう関係しているか
アボカドは近年、日本でも身近になった果物のひとつですが、その品質は産地によって少しずつ違うと感じたことはないでしょうか。果実の大きさや甘み、栄養価は、気候や施肥、栽培管理などさまざまな要因の影響を受けると考えられていますが、なかでも「土壌」がどのように関わっているのかは、まだ十分に整理されていない部…
公開日: 2026年08月23日 00:28
食事の「炎症を起こしやすさ」と高齢者の認知的フレイル、その関連を調べた米国調査
年齢を重ねると、体力の衰え(身体的フレイル)だけでなく、もの忘れなどの軽い認知機能の低下が同時に進むことがあります。この二つが重なった状態は「認知的フレイル」と呼ばれ、転倒や入院、要介護、さらには死亡のリスクが高まることが知られています。近年、体内の慢性的な炎症がこの認知的フレイルの発症に関わってい…
公開日: 2026年08月22日 23:29
多発する大腸ポリープと「TyG指数」の関係とは? 若年〜中年成人の大腸内視鏡検査から見えてきたこと
大腸がんは、多くの場合いきなり発生するわけではなく、その前段階として大腸ポリープ(腺腫などの前がん病変)を経て進行すると考えられています。そのため、大腸内視鏡検査でポリープを早期に見つけることが、大腸がん対策の基本とされています。一方で近年、肥満や糖代謝異常といった「代謝の乱れ」が、がんそのものが発…
公開日: 2026年08月22日 19:28
アラビノキシランでマッシュポテトの冷蔵保存中の食感低下を抑えられる? 研究紹介
マッシュポテトは手軽で人気のあるでんぷん系食品ですが、冷蔵庫で保存しているうちに硬くなったり、水っぽさが出てきたりして、味や食感が落ちてしまうことがあります。これは「でんぷんの老化(退化)」と呼ばれる現象が関わっているとされ、加工食品の保存性を高めるうえで長年の課題となってきました。今回紹介する研究…
公開日: 2026年08月22日 16:29
食物繊維・脂肪の摂取量とがん既往歴の関係は? 米国成人データを使った研究紹介
「食物繊維をたくさん摂ると健康に良い」「脂肪の摂りすぎはがんのリスクを高める」——こうした話は健康情報としてよく耳にします。しかし、実際に大規模な集団データでこうした関連を調べると、結果はしばしば小さく、また解析の方法によって結論が揺らぐことも少なくありません。今回紹介する研究は、米国の代表的な健康…
公開日: 2026年08月22日 14:29
セレンを蓄えた微細藻でキクイモを育てると何が起きる? フルクタン代謝を探った総説
お腹の調子を整える食物繊維として、イヌリンという成分を聞いたことがあるでしょうか。キクイモはこのイヌリンを豊富に含む植物として知られています。今回、そのキクイモに「セレン」という微量元素を効率よく取り込ませる研究の総説が発表されました。
公開日: 2026年08月22日 12:29
海のねばねば・ぬるぬるが免疫を動かす?海洋性多糖類を見渡す研究紹介
昆布のぬめりや貝類のとろみ。海の生き物には独特の粘り気を持つ成分がよく含まれています。こうした「海洋性多糖類」は、体の免疫にどう関わり、食品にどう活かせるのでしょうか。この論文は、これまでの研究をまとめて整理したレビュー論文です。
公開日: 2026年08月22日 11:35
抗炎症食と運動の組み合わせ、高齢者の死亡リスクとどう関係する?中国の大規模調査から
毎日の食事が体の中の「炎症」に影響することは、近年よく話題になります。では、炎症を抑えやすいとされる食事を続けている高齢者は、実際に長生きしやすいのでしょうか。そんな疑問に取り組んだ研究が、学術誌「フロンティアーズ・イン・イミュノロジー」に2026年8月に掲載予定です。
公開日: 2026年08月22日 10:34
うつ病を抱える青少年の「食物依存症」、その特徴とは―横断研究から
甘いものや脂っこいスナックがやめられない――そんな経験は多くの人にあるかもしれません。近年、超加工食品を過剰に摂取してしまう状態は「食物依存症(FA)」と呼ばれ、研究の対象となっています。特に、大うつ病性障害(MDD)を抱える人ではFAが多く見られることが知られていますが、青少年を対象とした研究はま…
公開日: 2026年08月22日 09:42
腸内細菌の力でアレルギー性鼻炎を和らげられる? 乳酸菌BGI-N6をラットで検証した研究
花粉やハウスダストなどが引き金となるアレルギー性鼻炎は、世界的に患者数が増えている慢性の炎症性疾患です。既存の薬には効果や使い心地の面で限界があるとされ、新しい対策の必要性が指摘されてきました。近年注目されているのが、腸内細菌のバランスを整えることで免疫の働きに働きかける「プロバイオティクス」という…
公開日: 2026年08月22日 09:32
ポリフェノール豊富な食事・生活習慣介入とDNAメチル化変化の関連を探る:8週間の対照研究から
お茶やハーブ、ベリー類などに含まれるポリフェノールが、体の中で「遺伝子の使われ方」を調整するDNAメチル化というしくみに影響するかもしれない――そんな仮説を検証しようとした研究があります。DNAメチル化とは、DNAの配列そのものを変えずに遺伝子のスイッチを調整する仕組みで、加齢や生活習慣によって変化…
公開日: 2026年08月22日 09:28