研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ジャガイモの遺伝子StBIN2を過剰発現させると塩ストレス耐性が高まる 研究論文OpenAlex中国

ジャガイモの遺伝子StBIN2を過剰発現させると塩ストレス耐性が高まる

ジャガイモは小麦、イネ、トウモロコシに次ぐ世界第4位の食用作物で、デンプンのほかタンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含みます。一方で土壌の塩類化は世界的な課題であり、論文によれば2021年時点で塩害を受けた土壌は世界で8億3300万ヘクタールを超えています。ジャガイモは塩ストレスに中程度…

公開日: 2026年09月17日 10:15

慢性ストレスが腸内細菌のバランスと脳の炎症に与える影響を調べたマウス実験 研究論文OpenAlex中国

慢性ストレスが腸内細菌のバランスと脳の炎症に与える影響を調べたマウス実験

長く続くストレスが、腸内に住む細菌の集まり(腸内細菌叢)の乱れや、脳内の炎症(神経炎症)と関わることは以前から知られていました。しかし、その間をつなぐ仕組みについては、まだよく分かっていないと著者らは述べています。

公開日: 2026年09月17日 09:57

鉄不足のとき、ラッカセイの根は細胞壁にカドミウムをためこむ — 2品種の比較研究 研究論文OpenAlex中国

鉄不足のとき、ラッカセイの根は細胞壁にカドミウムをためこむ — 2品種の比較研究

カドミウム(Cd)は植物に必要のない有害な重金属で、工業排出や鉱山活動、リン酸肥料や下水汚泥の農地施用といった人間活動によって土壌に広がってきました。土壌から作物の根に吸収されると食べる部分にも蓄積し、汚染された食品を口にすることが人への主な曝露経路になります。論文は、腎機能障害や骨の損傷(歴史的に…

公開日: 2026年09月17日 09:42

収穫後の果実を守る「植物免疫エリシター」——農薬に頼らない病害管理をめぐる総説 研究論文OpenAlex中国

収穫後の果実を守る「植物免疫エリシター」——農薬に頼らない病害管理をめぐる総説

果実はビタミンや食物繊維、水分の供給源として食生活に欠かせず、国際的な農産物貿易の柱でもあります。しかし論文の著者らは、貯蔵や輸送の段階で失われる果実が多く、毎年大きな経済的損失が生じていると指摘しています。果実が傷む原因は熟成や老化だけではなく、病原性のカビ(糸状菌)による収穫後病害が大きな要因で…

公開日: 2026年09月17日 08:54

高齢者の食行動と身体活動は互いに影響し合うのか——中国の地域在住高齢者1256人を3回追跡した研究 研究論文OpenAlex中国

高齢者の食行動と身体活動は互いに影響し合うのか——中国の地域在住高齢者1256人を3回追跡した研究

加齢が進む社会では、高齢者が健康と自立した生活を保つうえで、生活習慣のうち変えられる部分に注目が集まっています。研究チームは、日々の暮らしの一部である「身体活動」と「肥満に関連する食行動」の二つに焦点を当てました。

公開日: 2026年09月17日 08:47

藻類色素と銅を組み合わせた天然素材フィルムでブドウの鮮度を保つ研究 研究論文OpenAlex中国

藻類色素と銅を組み合わせた天然素材フィルムでブドウの鮮度を保つ研究

果物は収穫後の保存中に、水分が失われたり、呼吸による代謝が進んだり、微生物が繁殖したりすることで、食感や栄養価が落ちていきます。研究チームは、こうした品質の低下を抑えるために、化学保存料に頼らず、自然由来で環境にも負担の少ない包装材を作ることを目指しました。

公開日: 2026年09月17日 08:22

体組成をどう測るか――測定技術の現状と活用の広がりを整理した総説 研究論文OpenAlex中国

体組成をどう測るか――測定技術の現状と活用の広がりを整理した総説

体組成分析とは、体内の脂肪、筋肉、水分、骨といった成分の量を測ることを指します。論文の著者らは、これが病気の状態を含む個人の健康状態を評価する助けになると説明しています。一方で、臨床や研究の場で広く使われている体重やBMI(体格指数)は、全体としての体重の変化を反映するだけで、体の成分がどう変わった…

公開日: 2026年09月17日 08:12

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み 研究論文OpenAlex中国

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み

小麦は世界人口のおよそ3分の1にとって主食であり、人類が摂取するカロリーの約20%を占めるとされます。しかし雑草の繁茂は収穫量を25〜30%減らしうる大きな脅威で、その対策として合成除草剤が広く使われてきました。一方で、除草剤の大量・高頻度の使用は生態系や環境への懸念を招いており、防除効果を保ちなが…

公開日: 2026年09月17日 07:24

カビに汚染された大豆ミールは、どのように劣化していくのか──54日間の追跡研究 研究論文OpenAlex中国

カビに汚染された大豆ミールは、どのように劣化していくのか──54日間の追跡研究

大豆ミールは、大豆から油を搾ったあとに残る副産物で、アミノ酸をバランスよく含む優れた植物性タンパク質源として、食品や飼料に広く使われています。ただし多孔質で水分を抱えやすい性質があるため、湿度の高い場所で保管するとカビが生えやすいという弱点があります。カビが増えるとタンパク質や脂質が分解されて栄養価…

公開日: 2026年09月17日 06:51

ブドウの熟度が蒸留酒の香り成分と官能品質に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

ブドウの熟度が蒸留酒の香り成分と官能品質に与える影響を調べた研究

生食用ブドウ「ヘティエンホン(和田紅)」を原料に蒸留酒をつくるとき、収穫時の熟し具合が仕上がりの品質をどう左右するのか。研究チームはこの点を明らかにするため、糖度の異なる3つの熟度段階でブドウを収穫し、それぞれから得た蒸留液を比較しました。

公開日: 2026年09月17日 06:45

近赤外分光と機械学習でコメのカドミウム汚染を見分ける試み 研究論文OpenAlex中国

近赤外分光と機械学習でコメのカドミウム汚染を見分ける試み

コメに含まれるカドミウム(Cd)は、人の健康を守るうえでも、農産物の流通・取引の安全を保つうえでも、日常的な監視が欠かせない対象です。しかし研究チームによれば、従来の化学分析による検出方法は環境への負荷が大きく、手間がかかり、結果が出るまでに時間もかかります。

公開日: 2026年09月17日 06:41

親水性ショ糖脂肪酸エステルがホイップクリームの泡立ちを左右する仕組みを調べた研究 研究論文OpenAlex中国

親水性ショ糖脂肪酸エステルがホイップクリームの泡立ちを左右する仕組みを調べた研究

ショ糖脂肪酸エステル(ショ糖と脂肪酸を結びつけた乳化剤の一種)のうち、水になじみやすい性質を持つ「親水性」のタイプは、ホイップクリームに広く使われています。しかし研究チームによれば、その分子の構造と、油と水の境目(界面)でのふるまい、そして実際の泡立ちの良し悪しがどう結びついているのかは、これまでよ…

公開日: 2026年09月17日 06:37