研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
宇宙飛行中に腸内細菌の働きが変化? 血液成分から見えてきた宇宙飛行士の代謝の変化
国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在は、宇宙飛行士の体にさまざまな変化をもたらすことが知られています。微小重力という特殊な環境は、消化管の働きにも影響を与える可能性がありますが、実際に体の中でどのような代謝の変化が起きているのかは、まだ十分に解明されていません。今回紹介する研究では、宇宙飛行士…
公開日: 2026年08月16日 21:27
食事性ビタミンK1・K2の摂取量と認知症リスク——デンマークの大規模コホート研究
ビタミンKといえば血液の凝固に関わる栄養素として知られていますが、近年では血管の健康や神経の働きにも関与している可能性が指摘されています。ビタミンKには主に、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる「K1(フィロキノン)」と、発酵食品や動物性食品に多く含まれる「K2(メナキノン)」の2…
公開日: 2026年08月08日 23:33
食用クラゲへの心理的ハードル、欧州3か国調査でわかったこと
近年、持続可能な海洋資源として「クラゲ」を食品に活用する試みが世界各地で提案されています。しかし、クラゲを日常的に食べる文化を持たない欧米圏の消費者が、実際にクラゲ料理をどう受け止めるのかについては、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介する研究は、フィンランド・アイルランド・オラン…
公開日: 2026年07月29日 01:37
「新しい食べ物が苦手」な人ほど、心身の健康を低く感じている? 米英豪の大規模調査から
初めての料理や見慣れない食材に、なんとなく手が伸びない。そんな「食わず嫌い」的な傾向は、実は多くの人に程度の差はあれ備わっている性格特性のひとつだとされています。この傾向は「フードネオフォビア(食物新奇性恐怖)」と呼ばれ、新奇で、風味が強く、見慣れない食品を避けようとする心理として研究されてきました…
公開日: 2026年07月16日 06:38
「牛乳を何に置き換えるか」で結果が変わる? 食事研究の“代替モデル”を検証した方法論研究
栄養疫学の研究では、「ある食品を別の食品に置き換えたら、健康への影響はどう変わるか」という問いがよく立てられます。たとえば「非発酵乳を発酵乳に置き換えたら死亡リスクはどうなるか」といった具合です。こうした問いに答えるための統計的な工夫は「代替モデリング(substitution modeling)」…
公開日: 2026年07月12日 13:31
妊娠中の高タンパク・低GI食、子のコレステロール値に関連か 9歳時点の追跡調査
妊娠中の食事が生まれてくる子どもの将来の健康にどう関わるのか、多くの研究者が関心を寄せてきました。特に、妊娠前に肥満傾向にある女性への食事介入が、子どもの体づくりや代謝にどのような影響を及ぼすのかは、栄養学の重要なテーマの一つです。今回紹介するのは、妊娠中の食事内容と子どもの脂質(コレステロールなど…
公開日: 2026年07月10日 18:34