研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは
ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…
公開日: 2026年08月23日 06:29
「欧米型食事」と炎症性腸疾患の関係を整理する――食事療法研究の最新レビュー
クローン病や潰瘍性大腸炎などの「炎症性腸疾患(IBD)」は、腸に慢性的な炎症が起こる病気で、薬による治療が中心とされてきました。しかし近年、日々の食事内容がIBDの発症や病状の経過に関わっている可能性が注目されており、食事を治療の選択肢の一つとして活用できないかという関心が高まっています。今回紹介す…
公開日: 2026年08月23日 00:38
乳酸発酵野菜と『脳腸相関』——微生物が作る成分に注目したミニレビュー
キムチや漬物、ザワークラウトのような乳酸発酵野菜は、世界各地に伝わる伝統的な発酵食品です。乳酸菌をはじめ、酵母などさまざまな微生物が野菜の成分を変化させることで作られます。近年、発酵食品が腸内細菌や脳の働きに関わる『脳腸相関(微生物-腸-脳軸)』にどう影響しうるかが注目されていますが、これまでの研究…
公開日: 2026年08月13日 00:26
培養肉・培養シーフードの『培地』はどこまで安く、持続可能にできるか——研究の現状を整理したレビュー論文
近年、動物を育てずに細胞を培養して食用の肉やシーフードをつくる「細胞農業(培養肉・培養シーフード)」の研究が世界的に進んでいます。細胞を育てるためには、栄養や成長因子を含んだ「培地」という培養液が欠かせません。しかし、この培地は高価で、しかも動物由来の血清などを使うと持続可能性の面でも課題が残ります…
公開日: 2026年07月17日 01:29