研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究
鶏卵に比べると馴染みが薄いものの、七面鳥の卵は粒が大きく、タンパク質や脂質、微量栄養素が豊富な食材として注目されています。バングラデシュでは近年、栄養価の高い家禽製品への需要の高まりを背景に、七面鳥の飼育が新しい選択肢として関心を集めているといいます。ただし、高温多湿な熱帯環境で育てた場合に、品種に…
公開日: 2026年08月31日 18:32
バングラデシュのドライフルーツ・ナッツ類にアフラトキシン汚染、市場調査で明らかに
レーズンやデーツ(ナツメヤシの実)、各種ナッツ類は、たんぱく質や良質な脂肪酸、カリウム、食物繊維、生理活性成分などを含み、風味や栄養価の高さから世界中で親しまれている食品です。しかし、これらの乾燥食品は高温多湿な環境下でカビが繁殖しやすく、なかでも発がん性が指摘されるアフラトキシンという毒素による汚…
公開日: 2026年08月31日 15:26
血糖値だけじゃない――糖尿病と生きることが心と生活の質に与える影響とは
糖尿病というと、まず思い浮かぶのは「血糖値のコントロール」かもしれません。食事に気をつけ、薬を欠かさず飲み、数値を管理する――そんなイメージが強い病気です。しかし、実際に糖尿病とともに生きる人々にとっての課題は、血糖値の数字だけにとどまりません。日々の自己管理を続けることの精神的な負担や、周囲からの…
公開日: 2026年08月14日 00:26
鶏卵・アヒル卵の次亜塩素酸ナトリウム洗浄、微生物対策と卵殻膜への影響を調査
スーパーで買う卵は、殻の表面にさまざまな微生物が付着していることがあります。そのため洗浄・消毒の工程が用いられることがありますが、消毒液の濃度によっては卵の内部を守る「卵殻膜」という薄い膜にダメージを与える可能性も考えられます。今回紹介する研究は、バングラデシュで消費されている鶏卵とアヒル卵を対象に…
公開日: 2026年08月12日 00:27
生鮮果実の表面から多剤耐性の腸球菌を検出、研究報告
果物は日々の食生活の中で、ビタミンやミネラルなどの栄養素を摂るために欠かせない食品です。しかし、その表面には目に見えない微生物が付着していることがあり、なかには健康に影響を及ぼしうる細菌が含まれる可能性も指摘されています。今回紹介する研究は、市販されている生鮮果実の表面から、抗生物質が効きにくい「多…
公開日: 2026年08月08日 13:33
テラス農地でのニガウリ栽培、マグネシウム・亜鉛・ホウ素の組み合わせ施肥で収量や品質に変化か
ニガウリ(ゴーヤ)は独特の苦味を持つ野菜として知られていますが、その栽培には土壌の養分バランスが大きく関わっているといわれています。特に傾斜地を段々に整えた「テラス土壌」のような農地では、作物が必要とする微量要素が不足しがちになることがあります。今回紹介する研究は、こうしたテラス土壌において、マグネ…
公開日: 2026年08月04日 00:26
赤ちゃんの大きさは誰に似る?妊娠後期の両親の体格と胎児の発育をめぐる調査
おなかの赤ちゃんの育ち方は、母親の体格に大きく左右されると考えられてきました。母親の子宮内環境が赤ちゃんの出生体重を左右する重要な要因であることはよく知られています。一方で、父親の体格(BMI)と赤ちゃんの出生体重との間にも関係があるという報告があるものの、父親側の体の特徴が胎児の発育にどう関わって…
公開日: 2026年08月02日 01:33
ベンガル湾の海藻カエトモルファ・アエレア、次世代の食品原料になりうるか
近年、環境負荷が少なく栄養価の高い新しい食材への関心が世界的に高まっています。畜産に比べて土地や水の使用が少なく、成長も速いとされる海藻類は、その候補の一つとして注目されてきました。今回紹介する研究は、ベンガル湾に生育する緑藻の一種「カエトモルファ・アエレア(Chaetomorpha aerea)」…
公開日: 2026年07月29日 01:35
バングラデシュ産アボカドの栄養価を分析、脂肪酸やミネラル含有量に品種差
森のバター、とも呼ばれるアボカド(Persea americana)。世界的に需要が高まっている果物のひとつですが、実は栽培される品種によって栄養成分に差があることをご存じでしょうか。バングラデシュ農業研究ジャーナルに掲載予定の研究では、同国で栽培されているアボカドの複数の品種を対象に、栄養成分や脂…
公開日: 2026年07月21日 18:35
バングラデシュ産チアシードの栄養成分と抗酸化力を分析した研究を紹介
チアシードは近年、健康志向の食品として注目される小さな種子です。プリンやスムージーに混ぜて食べる人も増えていますが、その栄養成分は栽培される土地や環境によって差があると考えられています。今回紹介する研究は、バングラデシュで栽培されたチアシードを対象に、一般成分(脂肪やたんぱく質など)、脂肪酸の種類、…
公開日: 2026年07月17日 22:32
水耕栽培の葉物野菜、養液の種類で生育や品質に違いが出ることが報告される
スーパーでよく見かけるレタスやほうれん草などの葉物野菜は、土を使わず水と液体肥料(養液)だけで育てる「水耕栽培」でも生産されています。水耕栽培では土壌の代わりに養液が植物への栄養供給を担うため、養液の種類や濃度が野菜の育ち方や味・品質にどう影響するのかは、栽培の効率を考えるうえで気になるテーマです。…
公開日: 2026年07月17日 19:34
侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究
魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…
公開日: 2026年07月17日 13:33