研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

超音波処理とプルラナーゼ処理の組み合わせで、ヒシのデンプンの「難消化性デンプン」が増加 研究論文OpenAlexベトナム

超音波処理とプルラナーゼ処理の組み合わせで、ヒシのデンプンの「難消化性デンプン」が増加

研究チームが着目したのは、「難消化性デンプン(レジスタントスターチ、RS)」と呼ばれる成分です。これは小腸で消化されにくいデンプンのことで、論文の導入では、大腸の微生物によって発酵され短鎖脂肪酸を生み出すことから、腸の健康や血糖の調節に関わる成分として注目されてきたと説明されています。そのため食物繊…

公開日: 2026年10月01日 11:09

食物繊維の種類が揚げ紅ティラピアのフィッシュケーキに与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexベトナム

食物繊維の種類が揚げ紅ティラピアのフィッシュケーキに与える影響を調べた研究

魚のすり身を成形して揚げたフィッシュケーキは、多くの地域で親しまれている加工食品です。この研究で著者らは、原料に食物繊維を加えたときに、製品の性質がどう変わるのかを調べました。

公開日: 2026年10月01日 08:31

色の違うパプリカ3種の栄養価を比べた研究 ― ダラット高原での栽培品を対象に 研究論文OpenAlexベトナム

色の違うパプリカ3種の栄養価を比べた研究 ― ダラット高原での栽培品を対象に

パプリカ(Capsicum annuum L. var. grossum)は、赤・黄・緑と色によって見た目が大きく異なる野菜です。研究チームは、ベトナムのダラット高原で栽培された色の異なるパプリカについて、栄養価、植物に含まれる化学成分(ファイトケミカル)、そして抗酸化作用を評価することを目的に調査…

公開日: 2026年09月30日 19:50

メラトニンをβ-シクロデキストリンで包み込む――ミニトマトの保存中の変化を抑える処理の検討 研究論文OpenAlexベトナム

メラトニンをβ-シクロデキストリンで包み込む――ミニトマトの保存中の変化を抑える処理の検討

ミニトマトは収穫後も熟成が進みやすく、色づきや水分の減少、酸味の低下といった変化が短期間で進んで品質が落ちてしまいます。著者らは、この収穫後の品質劣化を抑える処理を探るために本研究を行いました。

公開日: 2026年09月30日 09:35

植物由来の食品は運動後の回復を助けるのか——36件の介入研究をまとめた系統的レビュー 研究論文Europe PMCベトナム

植物由来の食品は運動後の回復を助けるのか——36件の介入研究をまとめた系統的レビュー

激しい運動、とくに筋肉が引き伸ばされながら力を出す動作(坂道の下り走やジャンプの着地など)を繰り返すと、運動誘発性筋損傷と呼ばれる状態が起こります。その後に現れるのが、いわゆる遅発性筋肉痛(DOMS)です。著者らによれば、これに伴って一時的な筋力の低下、関節可動域の縮小、運動パフォーマンスの低下が生…

公開日: 2026年09月29日 13:45

コラーゲン入りローゼル飲料の品質はどう変わるか――配合・加熱殺菌・6か月保存の影響を調べた研究 研究論文OpenAlexベトナム

コラーゲン入りローゼル飲料の品質はどう変わるか――配合・加熱殺菌・6か月保存の影響を調べた研究

ハイビスカス・サブダリファ(ローゼル、ベトナム語で「ブップ・ザム」)の赤いがくには、アントシアニンと呼ばれる赤い色素成分が豊富に含まれています。この色素は抗酸化作用などの生理的な働きが報告されている一方、加工中や保存中に壊れやすいという性質があります。近年、加水分解コラーゲン(コラーゲンを分解して小…

公開日: 2026年09月29日 09:14

ベトナムでの大腸ポリープ(腺腫)と生活習慣の関連を調べた症例対照研究 研究論文OpenAlexベトナム

ベトナムでの大腸ポリープ(腺腫)と生活習慣の関連を調べた症例対照研究

大腸がんはベトナムで4番目に多いがんであり、2022年には18,835件の新規症例が報告されています。著者らによれば、大腸がんの多くは「腺腫」と呼ばれる良性のポリープから長い時間をかけて進行する経路をたどるため、腺腫は大腸がんの重要な前段階と位置づけられています。とくに、サイズや組織の性状から悪性化…

公開日: 2026年09月28日 07:51

金ナノ粒子を付けたD形光ファイバーで農薬を検出する化学センサーの開発 研究論文OpenAlexベトナム

金ナノ粒子を付けたD形光ファイバーで農薬を検出する化学センサーの開発

研究チームは、水中に溶けたごくわずかな化学物質を、その場で素早く測れる小型のセンサーをつくることを目指しました。狙いは、装置が簡単で低コストでありながら、低濃度の物質にも敏感に反応するセンサーを実現することです。

公開日: 2026年09月25日 18:36

薬剤耐性ビブリオ菌を攻撃する3種の新しいバクテリオファージ——培養実験での性質と溶菌の様子 研究論文OpenAlexベトナム

薬剤耐性ビブリオ菌を攻撃する3種の新しいバクテリオファージ——培養実験での性質と溶菌の様子

エビ養殖の現場では、ビブリオ属細菌が引き起こす「ビブリオ症」が大きな問題になっています。研究チームによれば、この病気は養殖で最も多く、被害の大きい細菌性疾患の一つであり、さらに複数の抗生物質が効かない細菌の出現が事態を悪化させているといいます。

公開日: 2026年09月21日 05:44

水銀耐性遺伝子merAを手がかりに環境汚染を探る――日本・ベトナム・ガーナの比較調査 研究論文OpenAlexベトナム

水銀耐性遺伝子merAを手がかりに環境汚染を探る――日本・ベトナム・ガーナの比較調査

水銀は、鉱山開発などの人間活動に加え、火山活動や森林火災といった自然現象によっても環境中に放出される汚染物質です。研究チームによれば、とくにガーナのような国で行われる小規模金採掘は、世界の水銀排出の大きな要因のひとつとされています。汚染された環境で主にみられる無機水銀(Hg(II))は、細胞内の重要…

公開日: 2026年09月21日 05:31

ショウガ科植物アルピニア・メンハイエンシスの根茎に含まれるポリフェノールと、その抗酸化・酵素阻害の働きを調べる 研究論文OpenAlexベトナム

ショウガ科植物アルピニア・メンハイエンシスの根茎に含まれるポリフェノールと、その抗酸化・酵素阻害の働きを調べる

ショウガ科のアルピニア属(ハナミョウガ属)には230種を超える植物が知られており、その多くはアジアの熱帯・亜熱帯地域に分布しています。ナンキョウ(A. galanga)のように香辛料や薬草として利用される種もあり、各国の伝統医療でさまざまな不調の手当てに使われてきました。

公開日: 2026年09月18日 06:46

ドリアンの皮から抗酸化成分を取り出す — 超音波前処理を組み合わせた抽出条件の最適化とビスケットへの応用 研究論文OpenAlexベトナム

ドリアンの皮から抗酸化成分を取り出す — 超音波前処理を組み合わせた抽出条件の最適化とビスケットへの応用

ドリアンは独特の風味から「果物の王様」と呼ばれ、中国、タイ、日本、香港、カナダ、オーストラリアなど多くの国で消費されています。しかし論文によれば、果皮は果実全体の重量の60〜75%を占め、大量の廃棄物になります。著者らは、インドネシアで2022年に約191,906トンのドリアン果皮廃棄物が生じたとの…

公開日: 2026年09月15日 12:25