研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

スーダンの10〜15歳を対象に、食事の傾向と代謝の指標との関係を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

スーダンの10〜15歳を対象に、食事の傾向と代謝の指標との関係を調べた研究

世界的に子どもの肥満が増えるなか、腹囲の増大や血圧・血糖・血中脂質の異常が重なった状態である「メタボリックシンドローム(MetS)」が問題になっています。研究チームは、こうした代謝の乱れに食事が深く関わることに注目しました。

公開日: 2026年09月13日 17:32

医療従事者のカフェイン摂取と抑うつ症状・ストレス・睡眠の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

医療従事者のカフェイン摂取と抑うつ症状・ストレス・睡眠の関係を調べた研究

コーヒーやエナジードリンク、紅茶などから摂取するカフェインは、眠気覚ましや集中力維持のために日常的に利用されています。とりわけ交代勤務や長時間労働が珍しくない医療従事者にとって、カフェインは身近な存在といえます。一方で、抑うつ症状や強いストレス、睡眠の質の低下も医療従事者が抱えやすい課題として知られ…

公開日: 2026年09月10日 09:33

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証

リンゴジュースやリンゴピューレなどのリンゴ加工品には、まれに「パツリン」と呼ばれるカビ由来の毒素が含まれることがあります。パツリンは特定のカビが産生する物質で、食品の安全性を確保するためには継続的な監視が欠かせません。こうした毒素の検出には従来、高性能な分析機器を使う方法が使われてきましたが、もっと…

公開日: 2026年09月10日 09:15

スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査

寝る前についスマートフォンを眺めてしまう、部屋の照明をつけたまま眠ってしまう——こうした光との付き合い方は、私たちの睡眠や食生活とどのようにつながっているのでしょうか。夜間の光が体内時計に影響しうることは知られていますが、日常生活における光の浴び方(光曝露行動)と、睡眠の質、食べ方のクセ、さらには腸…

公開日: 2026年09月10日 08:36

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究

ざくろの実(仮種皮)は皮をむいてすぐ食べられる状態にすると人気の高いフルーツですが、皮をむいた瞬間から傷みが進みやすく、流通や販売の現場では日持ちの短さが課題になっています。今回紹介する研究は、この『カット済みざくろ』の品質をできるだけ長く保つために、食品にコーティングを施すというアプローチを試した…

公開日: 2026年09月09日 07:24

枯草菌の脂質ペプチドに、細胞保護と抗菌の二面性 国際研究が分子レベルで解析 研究論文OpenAlexサウジアラビア

枯草菌の脂質ペプチドに、細胞保護と抗菌の二面性 国際研究が分子レベルで解析

食品の保存性を高めたり、健康に役立つ機能性成分を微生物から見つけ出す研究は、天然由来の添加物や機能性食品素材への関心の高まりとともに進んでいます。今回紹介する研究は、バチルス属(Bacillus)の菌が作り出す『リポペプチド(脂質とペプチドが結合した化合物)』という物質に着目し、その細胞への影響や抗…

公開日: 2026年09月07日 03:31

紙とセンサーで飲料中のポリフェノール量を測る―市販茶とジュースでの検出技術を検証 研究論文OpenAlexサウジアラビア

紙とセンサーで飲料中のポリフェノール量を測る―市販茶とジュースでの検出技術を検証

お茶や果汁飲料に含まれる没食子酸は、植物由来のポリフェノールの一種で、飲料の品質や保存状態を評価する指標として注目されることがある成分です。こうした成分を測るには通常、高価な分析機器と専門的な前処理が必要になりますが、今回紹介する研究では、紙と小型の電気化学センサーを組み合わせた、より手軽な測定方法…

公開日: 2026年09月05日 19:43

リンゴ由来ペクチンで作った“色が変わる”食品包装フィルム、肉とチーズの鮮度を可視化する研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

リンゴ由来ペクチンで作った“色が変わる”食品包装フィルム、肉とチーズの鮮度を可視化する研究

肉やチーズがどのくらい新鮮なのか、パッケージを開けずに一目で分かったら便利です。今回紹介する研究は、リンゴのペクチン(果実に含まれる多糖類)をベースに、抗菌成分と色が変わる指示薬を組み込んだ新しいフィルムを作り、豚肉とチーズの保存・鮮度モニタリングに使えるかを調べたものです。研究チームには、陝西科技…

公開日: 2026年09月05日 05:42

サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究

ある国の人々が何をどれだけ食べているかを知ろうとするとき、私たちは食料の供給量統計、本人への聞き取り調査、血液検査などの生体指標といった、複数の異なる種類のデータに頼ることになります。しかし、これらは本当に同じ実態を映し出しているのでしょうか。サウジアラビアで公開されている栄養関連データを対象に、こ…

公開日: 2026年09月05日 01:47

色つき米ハッサウィ種は栄養価が高い? 主要イネ品種との比較研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

色つき米ハッサウィ種は栄養価が高い? 主要イネ品種との比較研究

お米には白いものだけでなく、黒や赤みを帯びた色つきの品種も存在します。こうした色つき米には、天然のアントシアニンやポリフェノールなどの植物由来成分が含まれていることが知られており、育種の現場でも注目が集まっています。今回紹介する研究では、サウジアラビアで栽培される「ハッサウィ米」という在来品種に着目…

公開日: 2026年09月03日 08:37

食物繊維を断つと腸内細菌はどう変わるのか——マウスの16S rRNAデータを再解析した研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食物繊維を断つと腸内細菌はどう変わるのか——マウスの16S rRNAデータを再解析した研究

食物繊維は腸内細菌にとって重要なエサであり、その有無によって腸内に棲む細菌の種類や働きが変化することが知られています。しかし、食物繊維を断つことで腸内細菌の構成がどのように変わり、その結果として短鎖脂肪酸(SCFA)を作り出す機能的な potential(潜在能力)がどう変化するのかは、まだ十分に解…

公開日: 2026年09月03日 07:40

巨大な野生ニンジンは薬になるか? アルジェリア産Daucus carota subsp. maximusの成分と機能性を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

巨大な野生ニンジンは薬になるか? アルジェリア産Daucus carota subsp. maximusの成分と機能性を調べた研究

ニンジンといえば食卓でおなじみの野菜だが、その野生種の中には食用のニンジンとは姿形も性質も異なるものが存在する。今回紹介する研究が対象とした「Daucus carota subsp. maximus」は、セリ科に属する二年生植物で、アルジェリアに自生する野生ニンジン亜種の中でも最大級の大きさを持つと…

公開日: 2026年09月02日 09:38