研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ピーナッツバターの発酵で生まれるペプチドとプロバイオティクスの組み合わせを調べた研究 研究論文DOAJサウジアラビア

ピーナッツバターの発酵で生まれるペプチドとプロバイオティクスの組み合わせを調べた研究

植物性の素材をプロバイオティクス(体によい働きが期待される生きた微生物)で発酵させたものには、細菌の増殖を抑える働きや腸の健康に関わる働きがあると報告されてきました。しかし研究チームは、ピーナッツの発酵と、そこから生まれるペプチド(タンパク質が分解されてできた短いアミノ酸のつながり)とプロバイオティ…

公開日: 2026年09月17日 17:37

サウジアラビアの健康的な食事ガイドラインの実践度と、運動量・筋持久力・体組成との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの健康的な食事ガイドラインの実践度と、運動量・筋持久力・体組成との関連を調べた研究

ジムに通う人の多くは、健康のために必要な食事ガイドラインに従うことよりも、サプリメントの利用や食事制限を優先し、それによって運動のパフォーマンスを高めようとする傾向があると著者らは指摘しています。

公開日: 2026年09月17日 12:42

食べ物のことが頭から離れない――サウジアラビアの医療系学生・医療従事者を対象とした「フードノイズ」の調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食べ物のことが頭から離れない――サウジアラビアの医療系学生・医療従事者を対象とした「フードノイズ」の調査

空腹でもないのに食べ物のことが繰り返し頭に浮かび、日常の作業のさなかにも注意を奪われる――こうした経験は「フードノイズ(food noise)」と呼ばれます。もともとは患者の間で使われていた言い回しでしたが、食欲を抑える薬を使った人たちが「食べ物についての考えが静かになった」と語ったことをきっかけに…

公開日: 2026年09月17日 09:12

食事由来ポリフェノールと栄養関連物質は膠芽腫治療の補助になりうるか——期待される作用機序と臨床応用の壁を整理した総説 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食事由来ポリフェノールと栄養関連物質は膠芽腫治療の補助になりうるか——期待される作用機序と臨床応用の壁を整理した総説

膠芽腫(グリオブラストーマ)は、脳から発生する原発性腫瘍のなかで最も予後が悪いとされるがんです。著者らによれば、手術・放射線治療・化学療法を行っても、5年後まで生存する患者は7%未満にとどまります。

公開日: 2026年09月15日 17:55

乾燥地に育つ草本リギウム・スパルツムのフェノール成分を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

乾燥地に育つ草本リギウム・スパルツムのフェノール成分を調べた研究

研究チームは、地中海地域の乾燥・半乾燥地に広く分布する多年生のイネ科植物リギウム・スパルツム(Lygeum spartum L.)を対象に、その化学成分と生物活性を調べました。この植物は砂質土壌を安定させて侵食や砂漠化を抑える生態学的な役割を担い、丈夫な繊維から飼料や編み細工にも使われてきましたが、…

公開日: 2026年09月15日 05:22

ヨルダンの2型糖尿病患者における食事由来ビタミンDと血糖コントロールの関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

ヨルダンの2型糖尿病患者における食事由来ビタミンDと血糖コントロールの関連を調べた横断研究

2型糖尿病は、インスリンの分泌不足や効きにくさ(インスリン抵抗性)によって血糖値が高い状態が続く慢性の代謝疾患です。著者らによれば、ヨルダンでの2型糖尿病の割合は世界平均を上回り、とくに中高年で公衆衛生上の大きな課題になっています。同時に、ヨルダンではビタミンD不足も広くみられ、その背景として日光を…

公開日: 2026年09月14日 21:21

遠洋底びき網漁業が栄養脆弱国の栄養供給に与える影響を推計した研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

遠洋底びき網漁業が栄養脆弱国の栄養供給に与える影響を推計した研究

世界では多くの人が、エネルギー量は足りていても微量栄養素が不足する「隠れた飢餓」を抱えています。魚介類などの水産食品は、ビタミンB12、カルシウム、鉄、亜鉛、そしてDHA・EPAといったオメガ3系脂肪酸の重要な供給源であり、こうした不足を和らげる可能性があると論文は述べています。

公開日: 2026年09月14日 19:44

ADHDのある子ども・若者の超加工食品摂取と生活の質を調べた横断研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

ADHDのある子ども・若者の超加工食品摂取と生活の質を調べた横断研究

注意欠如・多動症(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性を特徴とする神経発達症です。研究チームは、食事による働きかけがADHDの症状を抑える助けになりうること、そして薬を使わない方法として生活の質(QoL)の改善につながる可能性があることに着目しました。

公開日: 2026年09月14日 18:35

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの管理栄養士における「食の持続可能性」――知識・態度・実践と食品摂取の調査

食事のあり方は、人の健康だけでなく地球環境にも関わるとされています。著者らは、持続可能な食事パターンを広めるうえで管理栄養士(ダイエティシャン)が重要な役割を担うと位置づけています。

公開日: 2026年09月14日 16:59

遺伝的な体質と食事の糖質・脂質の摂り方は、肥満とどう関わるか——スリランカの成人を対象とした調査 研究論文OpenAlexサウジアラビア

遺伝的な体質と食事の糖質・脂質の摂り方は、肥満とどう関わるか——スリランカの成人を対象とした調査

肥満のなりやすさには、生まれ持った遺伝的な体質と、日々の食事の両方が関わると考えられています。ただし、その二つがどのように組み合わさって影響するのか——いわゆる「遺伝と食事の相互作用」——については、地域によって分かっていることの量に差があります。

公開日: 2026年09月14日 15:11

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究

手軽に飲めて体によい成分を含む飲料への関心が高まる一方、まだ十分に活用されていない植物素材や、食品加工の過程で出る副産物をどう役立てるかが課題になっています。研究チームは、そうした素材の一つとして野生オリーブの葉に注目しました。論文によれば、この葉はポリフェノール(植物に含まれる抗酸化性の成分群)を…

公開日: 2026年09月14日 01:39

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告 研究論文OpenAlexサウジアラビア

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告

がんは世界的に大きな健康課題であり、著者らは、世界保健機関の報告として2020年に約1000万人ががんで亡くなり、これは世界の全死亡のおよそ6分の1にあたると紹介しています。なかでも肺がんは最も多く診断され、がんによる死亡の最大の原因とされています。病期や地域によって異なるものの、肺がんの5年生存率…

公開日: 2026年09月13日 20:53