研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食品表示は「読めるか」だけでなく「使うか」が鍵ーソウル市民約3千人の調査から見えた活用パターン 研究論文OpenAlex韓国

食品表示は「読めるか」だけでなく「使うか」が鍵ーソウル市民約3千人の調査から見えた活用パターン

スーパーやコンビニで商品を手に取ったとき、パッケージ裏の栄養成分表示を見る人と見ない人がいる。さらに、表示の意味を理解できる「リテラシー(読み解く力)」と、実際に買い物や食事の判断に「活用」する行動は、必ずしも一致しないのではないか。この点に着目し、ソウル市民を対象に食品表示の理解度と活用度の関係、…

公開日: 2026年09月10日 08:45

納豆・味噌・テンペに宿る『生きていない菌』の働き―腸の健康を支えるポストバイオティクスとは 研究論文OpenAlex韓国

納豆・味噌・テンペに宿る『生きていない菌』の働き―腸の健康を支えるポストバイオティクスとは

納豆や味噌、韓国のチョングッチャン、インドネシアのテンペといったアジアの伝統的な発酵大豆食品は、これまで『生きた菌(プロバイオティクス)』を含む食品として注目されてきました。しかし今回紹介する研究では、視点を少し変えて、発酵の過程で微生物が作り出す『ポストバイオティクス』―すなわち生きた菌そのもので…

公開日: 2026年09月09日 06:35

夕食づくりを手伝う中学・高校生ほど、超加工食品の摂取が少ない傾向 スペインの青少年調査 研究論文OpenAlex韓国

夕食づくりを手伝う中学・高校生ほど、超加工食品の摂取が少ない傾向 スペインの青少年調査

スーパーで買い物かごに何を入れるか、フライパンで何を炒めるか——食卓に並ぶまでの一連の作業に、家庭の子どもがどれだけ関わっているかは、食生活の中身と関係しているのだろうか。今回紹介する研究は、12〜17歳の青少年を対象に、夕食の準備や買い物の手伝いの頻度と、スナック菓子や清涼飲料、菓子パンなどに代表…

公開日: 2026年09月08日 21:30

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情 研究論文OpenAlex韓国

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情

ビタミン剤や青汁、プロテインバーのようないわゆる「機能性食品」は、健康志向の高まりとともに世界的に身近な存在になっています。しかし、その使い方が正しい知識に基づいているかどうかは別の問題です。今回紹介する研究は、将来医療の専門家となる医学生たちが、機能性食品についてどれだけ知り、どのような態度を持ち…

公開日: 2026年09月08日 06:33

アロエベラとグアバ葉の抽出物、魚肉すり身ゲルの食感を左右する――イトヨリダイでの検証 研究論文OpenAlex韓国

アロエベラとグアバ葉の抽出物、魚肉すり身ゲルの食感を左右する――イトヨリダイでの検証

かまぼこやカニ風味かまぼこなどの練り製品は、魚肉(すり身)を加熱して固めることで、あの独特の弾力や歯ごたえを生み出しています。この弾力を支えているのは、魚肉に含まれる筋原線維タンパク質が加熱によって網目状に絡み合う「ゲル化」という現象です。しかし熱帯性の魚は、加熱の途中で自身の酵素がタンパク質を分解…

公開日: 2026年09月08日 05:34

腸内細菌のちからで肝臓の脂肪を減らせるか? プロバイオティクス2種の組み合わせを細胞とマウスで検証した研究 研究論文OpenAlex韓国

腸内細菌のちからで肝臓の脂肪を減らせるか? プロバイオティクス2種の組み合わせを細胞とマウスで検証した研究

お腹の脂肪だけでなく、肝臓に脂肪がたまる「肝脂肪症」は、近年「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD、以前は非アルコール性脂肪性肝疾患と呼ばれていた)」の初期段階として注目されています。自覚症状がないまま進行し、放置すると肝炎や線維化、さらには肝硬変へとつながるおそれがあるとされ、早い段階で脂肪の…

公開日: 2026年09月07日 07:31

洗浄後もレタスに残る大腸菌はなぜ抗生物質に強くなるのか——発酵ネイビービーン抽出物とその由来ペプチドを使った研究 研究論文OpenAlex韓国

洗浄後もレタスに残る大腸菌はなぜ抗生物質に強くなるのか——発酵ネイビービーン抽出物とその由来ペプチドを使った研究

野菜や果物についた細菌を落とすために、私たちは水で洗うという行為を当たり前のように行っています。ところが、洗浄で取り除ける菌はごく一部にすぎず、表面に残り続ける菌がいることは意外と知られていません。今回紹介する研究は、レタスの表面に付着した大腸菌が、洗浄という『物理的な力』にさらされることで、抗生物…

公開日: 2026年09月07日 06:43

長期発酵大豆食品と健康の関係、その仕組みはどこまでわかっているのか 研究論文OpenAlex韓国

長期発酵大豆食品と健康の関係、その仕組みはどこまでわかっているのか

味噌や醤油、韓国のテンジャン、中国の豆豉(トウチ)など、大豆を長期間発酵させてつくる食品は、東アジアの食卓に古くから根付いています。これらは共通して、12〜20%という高濃度の塩分環境のもとで、数か月から数年という長い時間をかけて発酵させることでつくられます。塩分が高いにもかかわらず、こうした発酵大…

公開日: 2026年09月06日 05:28

リンゴ・オーク・メスキート、燻煙材の違いはヤギ肉の味と匂いをどう変えるのか 研究論文OpenAlex韓国

リンゴ・オーク・メスキート、燻煙材の違いはヤギ肉の味と匂いをどう変えるのか

ヤギ肉は低脂肪で高タンパク、ビタミンB群やミネラルも豊富な赤身肉として注目される一方、独特のにおいが好みを分けることが知られています。この特有のにおいは、反芻動物であるヤギの体内で作られる分岐鎖脂肪酸(4-メチルオクタン酸や4-エチルオクタン酸など)が脂肪組織にたまることが主な原因とされています。香…

公開日: 2026年09月06日 04:57

お茶のポリフェノールと肥満対策——加工法で変わる成分と、わかっていること・まだの部分 研究論文OpenAlex韓国

お茶のポリフェノールと肥満対策——加工法で変わる成分と、わかっていること・まだの部分

緑茶や烏龍茶、紅茶、プーアル茶などの「茶」は、すべて同じ植物(チャノキ、学名Camellia sinensis)の葉から作られますが、加工方法の違いによって含まれる成分が大きく変わります。今回紹介する総説論文は、こうした加工の違いに注目しながら、茶に含まれる様々な成分が体重や脂肪代謝にどう関わりうる…

公開日: 2026年09月06日 04:46

納豆に似た韓国の発酵食品「チョングッチャン」、抗酸化力を高める鍵はポリ-γ-グルタミン酸だった 研究論文OpenAlex韓国

納豆に似た韓国の発酵食品「チョングッチャン」、抗酸化力を高める鍵はポリ-γ-グルタミン酸だった

納豆と同じく大豆を短期間で発酵させて作る韓国の伝統食品「チョングッチャン」。この食品にはネバネバのもととなる粘性物質「ポリ-γ-グルタミン酸(γ-PGA)」が含まれており、抗酸化作用など健康に関わる働きが報告されてきました。今回、韓国・高麗大学食品生命工学科などの研究グループが、このγ-PGAを多く…

公開日: 2026年09月05日 05:00

AI画像解析でアワビの体重を推定する研究、非接触での成長管理に手がかり 研究論文OpenAlex韓国

AI画像解析でアワビの体重を推定する研究、非接触での成長管理に手がかり

養殖の現場では、個体の体重をどれだけ手間なく正確に把握できるかが、選別や出荷判断、成長のモニタリングを左右します。従来は一つひとつ手に取って計量する必要がありますが、これは時間がかかるうえ、個体にストレスを与える可能性もあります。今回、韓国の国立水産科学院(National Institute of…

公開日: 2026年09月04日 06:36