研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

インゲンマメを発酵させると何が変わる?タンパク質・食物繊維・風味への影響を整理した研究紹介 研究論文DOAJメキシコ

インゲンマメを発酵させると何が変わる?タンパク質・食物繊維・風味への影響を整理した研究紹介

インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L.)は、タンパク質や食物繊維、複雑な炭水化物、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどを豊富に含む栄養価の高い豆類です。しかし、栄養価が高いにもかかわらず、現代の食品システムへの活用は思うように進んでいません。その背景には、消化や栄養吸収を妨げる「…

公開日: 2026年08月16日 14:28

血糖値だけじゃない――糖尿病と生きることが心と生活の質に与える影響とは 研究論文OpenAlexメキシコ

血糖値だけじゃない――糖尿病と生きることが心と生活の質に与える影響とは

糖尿病というと、まず思い浮かぶのは「血糖値のコントロール」かもしれません。食事に気をつけ、薬を欠かさず飲み、数値を管理する――そんなイメージが強い病気です。しかし、実際に糖尿病とともに生きる人々にとっての課題は、血糖値の数字だけにとどまりません。日々の自己管理を続けることの精神的な負担や、周囲からの…

公開日: 2026年08月14日 00:26

アグアミエルシロップ入り発酵乳、乳酸菌の元気とペプチドの働きにどう関わる? 研究論文DOAJメキシコ

アグアミエルシロップ入り発酵乳、乳酸菌の元気とペプチドの働きにどう関わる?

近年、腸内環境を整える「プロバイオティクス(善玉菌)」と、その働きを助ける「プレバイオティクス(善玉菌のエサになる成分)」を組み合わせた「シンバイオティクス」食品への関心が高まっています。人口の増加や健康志向の広がりを背景に、基本的な栄養に加えて付加価値を持つ発酵乳製品の開発が進められているそうです…

公開日: 2026年08月13日 04:27

食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究 研究論文OpenAlexメキシコ

食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究

「食」は健康だけでなく、環境や経済、社会の公正さにも深く関わっています。近年、各国や国際機関は食料システム(生産から流通、消費までの一連の仕組み)を持続可能な形に変えていこうという取り組みを進めてきました。しかし、こうした取り組みがどれだけ進んでいるのかを測る「共通のものさし」は、実はこれまで十分に…

公開日: 2026年08月12日 19:32

南米近海のウニ、卵と精巣の「見た目」と「味」の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexメキシコ

南米近海のウニ、卵と精巣の「見た目」と「味」の関係を調べた研究

寿司や海鮮丼で人気の「ウニ」。あの独特な甘み・うまみを持つオレンジ〜黄色の部分は、実はウニの生殖巣(精巣・卵巣)で、専門的には「ウニ」と呼ばれる食材です。市場では、色や食感、大きさによって品質のランク分けがされていますが、見た目のよさと実際の栄養・味の成分にはどんな関係があるのでしょうか。今回紹介す…

公開日: 2026年08月12日 00:29

サワードウパンは血糖に良い?イースト発酵パンとの比較を調べたシステマティックレビュー 研究論文DOAJメキシコ

サワードウパンは血糖に良い?イースト発酵パンとの比較を調べたシステマティックレビュー

パンは私たちの食生活に欠かせない、炭水化物を多く含むエネルギー源です。炭水化物が豊富な食品は血糖値に影響を与えやすいと考えられていますが、実は「どんなパンか」によってその影響は異なるかもしれない、という指摘があります。中でも注目されてきたのが、パン酵母(イースト)ではなく乳酸菌などを使って長時間発酵…

公開日: 2026年08月04日 15:26

アイスランドコンブ由来のバイオ肥料、エアロポニック栽培のインゲンマメにどう働く? 研究論文OpenAlexメキシコ

アイスランドコンブ由来のバイオ肥料、エアロポニック栽培のインゲンマメにどう働く?

近年、農業の現場では化学肥料に頼りすぎない栽培方法への関心が高まっています。その一つが、海藻を原料とした「バイオ肥料」の活用です。今回紹介する研究は、アスコフィルム・ノドサム(Ascophyllum nodosum)という海藻由来のバイオ肥料を、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L…

公開日: 2026年07月23日 16:29

トウモロコシの廃水を都市農業に再利用?メキシコで進む循環型の試み 研究論文DOAJメキシコ

トウモロコシの廃水を都市農業に再利用?メキシコで進む循環型の試み

トルティーヤの原料になるトウモロコシは、石灰水で煮る「ニシュタマル化」という下処理を経て粉にされます。この工程で出る煮汁は「ネハヨテ」と呼ばれ、強いアルカリ性で有機物や浮遊物、カルシウムを多く含む廃水です。メキシコでは、この廃水が年間およそ1440万立方メートルも河川などに排出されていると推定されて…

公開日: 2026年07月10日 17:29

セレン・亜鉛を強化したヒヨコマメの消化物、脂肪肝モデル細胞での代謝変化を調べた研究 研究論文OpenAlexメキシコ

セレン・亜鉛を強化したヒヨコマメの消化物、脂肪肝モデル細胞での代謝変化を調べた研究

健康な食生活を考えるうえで「微量栄養素」という言葉を耳にすることが増えています。なかでもセレン(Se)や亜鉛(Zn)は、体内で酸化ストレスに対抗する仕組み(抗酸化防御)に関わるミネラルとして知られています。近年、こうした微量栄養素をあえて豊富に含ませた「バイオフォーティファイド(生物学的強化)食品」…

公開日: 2026年07月04日 01:29

ワインの搾りかすがマフィンに変身? ポリフェノールと食物繊維の可能性を探る研究 研究論文DOAJメキシコ

ワインの搾りかすがマフィンに変身? ポリフェノールと食物繊維の可能性を探る研究

ワイン造りの過程では、ブドウの果汁を搾った後に皮や種、果肉の残りといった「搾りかす」が大量に発生します。これはワイナリーの主要な副産物であり、廃棄されることも多い一方で、ポリフェノール(フェノール化合物)や食物繊維といった機能性成分を豊富に含むことが知られています。こうした副産物を活用して新しい機能…

公開日: 2026年07月02日 00:30

オリーブ葉エキスは不安症状や炎症に影響するか?過体重の女性を対象にした予備的臨床試験 研究論文OpenAlexメキシコ

オリーブ葉エキスは不安症状や炎症に影響するか?過体重の女性を対象にした予備的臨床試験

不安を感じやすいことと、体重が増えやすいこと。この二つは一見別々の問題に見えますが、実は体の中で「慢性的な軽い炎症」という共通の土台でつながっている可能性が指摘されています。こうした背景から、抗酸化作用や抗炎症作用を持つとされるポリフェノールを含む植物由来成分に注目が集まっており、その一つがオリーブ…

公開日: 2026年07月01日 10:31

アガベシロップのGI値、測定したら35だった 研究論文OpenAlexメキシコ

アガベシロップのGI値、測定したら35だった

天然由来の甘味料として注目を集めてきたアガベシロップに、国際基準に沿った試験によるGI値が報告されました。その数字は35。低GI食品の定義(GI55以下)を満たしつつ、これまでの報告よりやや高めという、注目に値する結果です。

公開日: 2026年06月21日 18:55