研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
バナナ粉末入りヨーグルトは2型糖尿病患者の血糖値を下げるか? インドネシアでの臨床試験
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が体によいというイメージは広く知られていますが、そこに「バナナの粉末」を加えるとどうなるのでしょうか。今回紹介するのは、インドネシアで行われた、2型糖尿病の外来患者を対象にした臨床試験の研究です。研究の舞台になったのは、ピサンバトゥ(Musa balbisiana)と呼ばれ…
公開日: 2026年07月24日 14:29
サペラ種ヤギの血液成分から見えてきた「乳をたくさん出せる体」の代謝の特徴とは
ヤギの乳は、チーズやヨーグルトなど世界各地の食文化を支える身近な畜産物のひとつです。同じ品種のヤギでも、乳をたくさん出せる個体とそうでない個体がいますが、その違いがどのような体内の代謝と結びついているのかは、まだよく分かっていない部分が多く残されています。今回紹介する研究は、サペラ種という乳用ヤギを…
公開日: 2026年07月23日 02:29
ソルガムにキャッサバとカボチャの粉を加えたインスタント米、消化性と食感はどう変わる?
白米の代わりになる「ライスアナログ」をご存じでしょうか。米以外の穀物や芋類の粉を、押出成形(エクストルージョン)という加工技術で米粒のような形に仕立てた食品です。今回紹介する研究では、雑穀の一種であるソルガム(モロコシ)を主原料にしたインスタントライスアナログに、モディファイドキャッサバ粉(moca…
公開日: 2026年07月18日 17:31
ベネンタロイモを使った麺、食物繊維と低GIで注目される研究結果
もちもちとした麺は世界中で愛される食品ですが、その原料は小麦粉が中心で、血糖値への影響が気になる方には必ずしも優しい食品とは言えません。そこで注目されているのが、インドネシアなどに自生するサトイモの仲間「ベネンタロイモ(Xanthosoma undipes K. Koch)」です。今回紹介する研究で…
公開日: 2026年07月17日 15:31
クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究
クコの実(ゴジベリー)は、乾燥果実やお茶などで親しまれている食材です。一方「コンブチャ」は、緑茶や紅茶に砂糖を加え、酵母や酢酸菌などの共生培養物(SCOBY)で発酵させる発酵飲料として世界的に人気が広がっています。今回紹介する研究では、この2つを組み合わせ、クコの実を加えてコンブチャ発酵させることで…
公開日: 2026年07月17日 13:38
ソルガム×卵白でつくる機能性スナックバー研究、バインダーの種類で何が変わる?
近年、健康を意識した間食として、食物繊維やたんぱく質を含む「機能性スナックバー」への関心が高まっています。今回紹介するのは、雑穀の一種である「ソルガム」を使ったスナックバーの研究です。ソルガムはインドネシアで食料安全保障の観点から重要な作物として位置づけられており、栽培のしやすさや部位ごとの活用のし…
公開日: 2026年07月16日 19:29
病院食のサービス、患者はどこに『物足りなさ』を感じているのか?SERVQUALとカノモデルで探る
入院中の食事は、治療そのものではないけれど、患者の回復や入院生活の満足度に関わる大切な要素です。しかし「メニューが期待と違った」「もう少しスタッフの対応が良ければ」といった小さな不満は、意外と見過ごされがちです。今回紹介する論文は、病院の栄養サービス(食事提供サービス)に対する患者の満足度を、2つの…
公開日: 2026年07月16日 06:45
モカフ粉と大豆粉の配合を変えると、グルテンフリースナックの栄養価はどう変わる?
小麦粉を使わない「グルテンフリー」の食品は、近年世界的に関心が高まっている分野です。今回紹介するのは、キャッサバ(タピオカの原料となるイモ)を発酵させて作る「モカフ粉」と、大豆粉を組み合わせたグルテンフリースナックバーについて、配合比率を変えることで栄養成分や抗酸化活性がどう変化するかを調べた研究で…
公開日: 2026年07月16日 01:33
ヤーコン抽出物を加えた緑茶コンブチャ、糖分とフラボノイドはどう変わる?
コンブチャは、お茶と砂糖に微生物の共生培養体(SCOBY)を加えて発酵させる飲み物として知られています。近年は健康志向の高まりとともに世界各地で親しまれていますが、原料や配合を工夫することで風味や成分にどのような変化が生まれるのか、研究の余地が残されている分野でもあります。今回紹介するのは、南米原産…
公開日: 2026年07月16日 01:30
発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介
納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…
公開日: 2026年07月15日 15:34
インドネシア発の伝統食「ジュブン」、成分と好まれ具合を科学の目で見る
お祭りや冠婚葬祭のときにだけ食べる、地域に根づいた昔ながらの食べもの——そんな「伝統食」は世界各地にありますが、近代化が進むなかで作り手が減り、次第に忘れられていくことも少なくありません。今回紹介する研究は、インドネシアのグレシック県に伝わる伝統食「ジュブン」を対象に、栄養面での特徴と、実際に食べた…
公開日: 2026年07月12日 05:33
赤色・紫色ローゼルの萼、乾燥方法と温度で色や抗酸化力の残り方はどう変わる?
ハイビスカスティーの原料として知られる「ローゼル(Hibiscus sabdariffa L.)」の萼(がく、花を支える部分)は、鮮やかな赤色や紫色をしており、アントシアニンをはじめとするさまざまなフィトケミカル(植物由来の機能性成分)を含むことで知られています。こうした食材を粉末に加工して長期保存…
公開日: 2026年07月12日 04:43