研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
小麦胚芽・米ぬか・カボチャ種子で作る低脂肪ケーキ、栄養と食感はどう変わる?
ケーキやクッキーなどの焼き菓子は、バターや油脂によって独特のしっとり感やコクが生まれますが、その分、脂肪分やカロリーが高くなりがちです。近年は健康志向や持続可能な食生活への関心の高まりから、食品業界では栄養価と食べやすさを両立させた新しい製品づくりが求められています。今回紹介する研究は、小麦胚芽、米…
公開日: 2026年07月26日 03:32
小麦ふすまを酵素と発酵でアップグレード――機能性パンづくりへの新しいアプローチ
パンや麺の原料となる小麦粉を作るとき、小麦の外皮部分である「ふすま(麦の表皮や胚芽の部分)」は大量に副産物として出てきます。ふすまは食物繊維やミネラル、ビタミン、そして体に働きかけるとされる成分(バイオアクティブ化合物)を豊富に含む、安価で手に入りやすい素材です。しかし独特の食感や風味の問題から、パ…
公開日: 2026年07月22日 23:27
皮の廃棄部位からヨーグルトへ:ポリフェノール豊富な植物副産物を使った機能性発酵乳の研究
ジャガイモ、ザクロ、オレンジの皮は、食品加工の過程で通常は廃棄される部分ですが、実はポリフェノールなどの生理活性成分を豊富に含むことが知られています。近年、こうした「食品副産物」を有効活用しようという研究が世界的に広がっており、環境負荷の低減と食品の高付加価値化を両立させる方法として注目されています…
公開日: 2026年07月12日 21:33
酸化チタンナノ粒子の毒性は小麦胚芽油のナノカプセル化でやわらぐか?ラット実験による検討
食品添加物や日焼け止め、化粧品などに広く使われている酸化チタンナノ粒子(TiO₂ NPs)。その微小なサイズゆえに体内に取り込まれた際の影響が、近年ナノ毒性学の分野で関心を集めています。一方で、小麦の胚芽から得られる小麦胚芽油(WGO)は抗酸化作用を持つ油として知られています。もしこの油を「ナノカプ…
公開日: 2026年07月11日 11:31
サトウキビ由来の有機肥料で砂質土壌のナス栽培を改善できるか、圃場試験で検証
ナスやトマトなどの野菜づくりでは、土壌の肥沃度が収量や品質を大きく左右します。しかし、砂質土壌は保水力や養分保持力が乏しく、持続的な野菜生産にとって大きな制約となることが知られています。化学肥料に頼りすぎない形で、こうした砂質土壌を改良しながら収量や品質を高める方法はあるのでしょうか。今回紹介する研…
公開日: 2026年07月10日 00:28
加熱で酸化した食用油の毒性、クルクミンとココナッツオイルの組み合わせで抑えられるか ラット実験で検証
揚げ物や炒め物で油を高温で繰り返し使うと、油が酸化して過酸化物や有害なアルデヒドなど、体に負担をかける可能性のある物質が生じることが知られています。こうした酸化産物は体内の酸化ストレスを高め、肝臓や腎臓などさまざまな臓器に影響を及ぼす一因になるとされています。今回紹介する研究は、加熱で酸化させたヒマ…
公開日: 2026年07月08日 21:30
焼いてから発酵させた牛乳「焼成発酵乳」、ラット実験で血糖・抗酸化への影響を調査
ヨーグルトなどの発酵乳は身近な食品ですが、発酵させる前の牛乳を高温でしっかり加熱する、あるいは「焼く」ように処理してから発酵させるとどうなるのでしょうか。高温加熱すると、食品の風味や色を変化させる「メイラード反応」という化学反応が進みやすくなります。この反応は香ばしさや機能性成分を生み出す一方で、好…
公開日: 2026年07月08日 21:27
発酵リンゴジュースとシドル葉粉末、糖尿病ラットの腸内細菌と神経障害に及ぼす影響を調べた研究
糖尿病は血糖のコントロールが難しいだけでなく、進行すると手足のしびれや痛みといった「糖尿病性神経障害」を引き起こすことがあり、患者にとって大きな負担となる合併症の一つとされています。近年では、こうした合併症の背景に腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスの乱れが関わっている可能性が指摘されており、食事や…
公開日: 2026年07月02日 21:24