研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査 研究論文OpenAlexインドネシア

中学生の超加工食品の摂取頻度と体格の関連:インドネシアの一中学校での調査

工場で加工された菓子や甘い飲料、インスタント麺などは「超加工食品」と呼ばれます。手軽でおいしい一方、エネルギー、糖分、塩分、脂肪が多く、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が少ないとされています。インドネシアの研究チームは、こうした食品へ食生活が移りつつあることが、成長期の子どもの栄養状態に影響してい…

公開日: 2026年10月12日 09:47

10代の不健康な間食と過体重・肥満の関係を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexインドネシア

10代の不健康な間食と過体重・肥満の関係を整理した文献レビュー

ここ20年ほどで、10代の食生活は大きく変わりました。砂糖、塩分、脂肪が多いのにビタミンやミネラルが少ない高カロリーの間食が身近になり、過体重や肥満の増加が多くの国で公衆衛生上の課題になっています。論文の序論では、世界保健機関(WHO)の記録として、2022年に5〜19歳の子どもと若者のうち3億90…

公開日: 2026年10月12日 09:41

発育阻害(スタンティング)のリスクがある1歳半の女児への栄養ケアを追った事例研究 研究論文OpenAlexインドネシア

発育阻害(スタンティング)のリスクがある1歳半の女児への栄養ケアを追った事例研究

スタンティング(発育阻害)とは、長期間の栄養不足やくり返す感染症などのために、年齢に対して身長が基準よりも低い状態を指します。論文によると、インドネシアでは低栄養、微量栄養素の不足、過栄養が同時に存在しており、スタンティングは今も深刻な栄養課題とされています。

公開日: 2026年10月12日 06:56

発酵容器の違いはインドネシア・ブンクルの伝統発酵食品「レメア」の品質にどう関わるか 研究論文OpenAlexインドネシア

発酵容器の違いはインドネシア・ブンクルの伝統発酵食品「レメア」の品質にどう関わるか

レメアは、インドネシア・ブンクル地方に暮らすレジャン族の伝統的な発酵食品で、たけのこと魚を合わせて作られます。発酵は、乳酸菌などが自然に働く「自然発酵」で進み、乳酸などの酸がつくられることで酸味のある食品に仕上がります。

公開日: 2026年10月12日 05:31

タンパク質を加えて泡にし乾燥させた「トンカランギット」バナナ粉末の性質 研究論文OpenAlexインドネシア

タンパク質を加えて泡にし乾燥させた「トンカランギット」バナナ粉末の性質

インドネシア・マルク地方には、房が上向きに実り、果肉が鮮やかなオレンジ色をした固有のバナナ「トンカランギット」(学名 Musa troglodytarum)があります。先行研究では、この果肉はビタミンAのもとになるβ-カロテンを多く含むと報告されており、研究チームは、日持ちする粉末に加工できれば、あ…

公開日: 2026年10月11日 09:17

産後の慢性的なエネルギー不足と食生活の乱れがある母親への助産ケア:インドネシアの保健センターからの症例報告 研究論文OpenAlexインドネシア

産後の慢性的なエネルギー不足と食生活の乱れがある母親への助産ケア:インドネシアの保健センターからの症例報告

出産後に体が回復していく期間を産褥期といいます。この時期は、傷の回復や母乳づくりのために多くの栄養が必要です。しかし、エネルギーや栄養素の不足が長く続く「慢性エネルギー不足(KEK)」の状態にあると、回復の遅れや母乳の出への影響、感染症などのリスクが高まるとされています。著者らは、食生活の乱れがこの…

公開日: 2026年10月11日 05:44

育児用ミルクの脂肪は「パーム油を含むかどうか」より「分子の構造」で評価すべきだとする総説 研究論文OpenAlexインドネシア

育児用ミルクの脂肪は「パーム油を含むかどうか」より「分子の構造」で評価すべきだとする総説

育児用ミルク(乳児用調製粉乳)には、母乳に多く含まれる飽和脂肪酸「パルミチン酸」の量を母乳に近づけるため、パーム油やその液状部分であるパームオレインが長く使われてきました。しかし、パルミチン酸の量をそろえても、脂肪分子の中でパルミチン酸がどこに付いているかという構造までは母乳と同じになりません。この…

公開日: 2026年10月11日 05:08

高タンパク米「インパゴ・プロタニ」のライスクラッカーにおけるキャッサバ粉の配合量と蒸し時間の影響 研究論文OpenAlexインドネシア

高タンパク米「インパゴ・プロタニ」のライスクラッカーにおけるキャッサバ粉の配合量と蒸し時間の影響

インドネシアでは米が最も多く食べられている主食ですが、一般的な米のタンパク質含有量は100グラムあたり7%程度と比較的低いとされています。そこで、通常の米よりタンパク質の多い稲の品種が開発されてきました。インドネシアのジェンデラル・スディルマン大学が開発した「インパゴ・プロタニ」もその一つで、論文が…

公開日: 2026年10月11日 04:48

移動販売のブラウンシュガーコーヒーに含まれる人工甘味料シクラミン酸ナトリウムを調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

移動販売のブラウンシュガーコーヒーに含まれる人工甘味料シクラミン酸ナトリウムを調べた研究

シクラミン酸ナトリウム(チクロ)は、砂糖の約30倍の甘さがあり安価で、加熱にも強い人工甘味料です。食品添加物として使用は認められていますが、摂りすぎによる健康への悪影響が指摘されています。そのためインドネシアの国家医薬品食品監督庁(BPOM)は規則(2019年第11号)で上限を定めており、著者らによ…

公開日: 2026年10月10日 22:13

キンプル芋粉で小麦粉の一部を置き換えたうどんの性質と、生地を休ませる時間の影響 研究論文OpenAlexインドネシア

キンプル芋粉で小麦粉の一部を置き換えたうどんの性質と、生地を休ませる時間の影響

うどんは小麦粉と水と塩で作る麺で、明るい色と強いコシが特徴です。インドネシアの研究チームによると、同国の小麦輸入量は1030万トンに達しています。著者らは、小麦の消費を減らして地元の農産物を生かすため、現地で手に入るイモ類「キンプル」の粉を小麦粉の代わりに一部使ったうどんを試作しました。

公開日: 2026年10月10日 21:50

水揚げから輸出準備までのマグロの取り扱いを分析し、輸出品質の向上策を探った研究 研究論文OpenAlexインドネシア

水揚げから輸出準備までのマグロの取り扱いを分析し、輸出品質の向上策を探った研究

この研究は、インドネシアのブングス遠洋漁港(PPSブングス)で水揚げされたマグロが、輸出できる状態になるまでにどのように取り扱われているかを分析したものです。研究チームは、水揚げから輸出準備までの工程を整理し、2隻の漁船(船Aと船B)の取り扱い手順を比べて、マグロを扱う企業PT Lintas Lau…

公開日: 2026年10月10日 07:01

Googleマップの口コミから見る東スラバヤの飲食系小規模事業者への消費者の好み 研究論文OpenAlexインドネシア

Googleマップの口コミから見る東スラバヤの飲食系小規模事業者への消費者の好み

飲食店を選ぶとき、Googleマップの星の数や口コミを参考にする人は多いでしょう。こうしたオンラインの口コミには、消費者が何を評価し、何に不満を持つかという情報が大量に含まれています。しかし研究チームによると、インドネシアの零細・中小企業(現地でUMKMと呼ばれる小規模事業者)は、分析の技能や設備が…

公開日: 2026年10月09日 20:43