研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

レストラン税は地方の自主財源にどれだけ貢献しているか——インドネシア・トモホン市とビトゥン市の比較研究 研究論文OpenAlexインドネシア

レストラン税は地方の自主財源にどれだけ貢献しているか——インドネシア・トモホン市とビトゥン市の比較研究

インドネシアの地方自治体は、自前で集める収入である「地域自主財源(PAD)」を財政の柱の一つとしています。その財源の一部を占めるのが、飲食店の売上にかかるレストラン税です。しかし、同じ税目でも都市の経済の成り立ちによって、その位置づけは大きく変わりうると考えられます。

公開日: 2026年09月20日 17:37

抹茶製品を「買う」までに何が起きているのか——インドネシア・スラバヤの消費者インタビュー調査 研究論文OpenAlexインドネシア

抹茶製品を「買う」までに何が起きているのか——インドネシア・スラバヤの消費者インタビュー調査

インドネシアのスラバヤでは、抹茶を使った飲み物や食品が数多く出回るようになりました。しかし著者は、選択肢が増えたからといって、消費者がそのまま抹茶製品を受け入れ、選び、買い続けるとは限らないと指摘します。そこで本研究は、消費者が抹茶製品をどう認識しているのか、そしてその認識がどのように購買の判断につ…

公開日: 2026年09月20日 07:09

サチャインチ油と薬用植物エキスの乳化液を粉末にする——噴霧乾燥条件の予備的な探索と機械学習による試行 研究論文OpenAlexインドネシア

サチャインチ油と薬用植物エキスの乳化液を粉末にする——噴霧乾燥条件の予備的な探索と機械学習による試行

オメガ3系脂肪酸などの多価不飽和脂肪酸を多く含む油や、植物由来のポリフェノール類は、加工や保存の過程で酸化や熱によって劣化しやすく、そのまま食品に配合するのが難しいという課題があります。そこで広く使われているのが噴霧乾燥(スプレードライ)による微粒子化で、乳化液を熱風中に霧状に噴射して瞬時に乾かし、…

公開日: 2026年09月20日 05:44

パパイヤ葉抽出物を混ぜた餌はジャワバルブの成長をどう変えるか 研究論文OpenAlexインドネシア

パパイヤ葉抽出物を混ぜた餌はジャワバルブの成長をどう変えるか

淡水魚のジャワバルブ(タウェス、Barbonymus gonionotus)は、特別な条件の土地を必要とせず一年を通じて養殖できることから、経済的な価値が高い魚として知られています。ただし養殖では餌の費用が最も大きな負担になります。著者らによれば、餌の主原料である魚粉は需要が伸び続ける一方で天然の漁…

公開日: 2026年09月20日 05:34

脱脂カイコさなぎを少量加えた餌が、ブリのワクチン接種後の免疫応答をどう変えるか 研究論文OpenAlexインドネシア

脱脂カイコさなぎを少量加えた餌が、ブリのワクチン接種後の免疫応答をどう変えるか

養殖現場では感染症による大量死が大きな課題であり、日本の重要な養殖魚であるブリでも、2023年の被害額は約500億円と見積もられていると著者らは紹介しています。感染症を防ぐ手段としてワクチン接種が広く使われていますが、魚では抗体応答の大きさや持続が哺乳類ほど強くないことが知られています。

公開日: 2026年09月19日 05:59

米ぬかと未熟バナナ粉にスパイスを加えた押出成形シリアルの開発 研究論文OpenAlexインドネシア

米ぬかと未熟バナナ粉にスパイスを加えた押出成形シリアルの開発

糖尿病や心血管疾患、肥満といった非感染性疾患の増加を背景に、研究チームは、日常的によく食べられ、配合の自由度も高い朝食用シリアルに注目しました。基本的な栄養に加えて健康に役立つ成分を届ける食品を、手に取りやすい形で実現できないかという問題意識です。

公開日: 2026年09月19日 05:27

カキの葉に含まれるフラボノイドとタンニンは季節とともに変動する――韓国での栽培調査 研究論文OpenAlexインドネシア

カキの葉に含まれるフラボノイドとタンニンは季節とともに変動する――韓国での栽培調査

カキ(Diospyros kaki)は東アジアで広く栽培される果樹で、果実だけでなく葉も健康茶や化粧品の素材として利用されてきました。研究チームによれば、カキの葉には有効成分としてフラボノイドとタンニンが含まれます。フラボノイドは植物がつくる色素成分の仲間で、タンニンは渋み成分として知られる物質群で…

公開日: 2026年09月18日 06:34

インドネシアの「ブルーフード」消費——誰が、どれだけ食べているのか 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの「ブルーフード」消費——誰が、どれだけ食べているのか

「ブルーフード」とは、海や川、湖など水の中で採れる動物や植物を指す言葉です。魚介類のほか、海藻なども含まれます。研究チームは、こうした水産由来の食品が、良質なたんぱく質だけでなく微量栄養素やオメガ3脂肪酸を供給するため、低・中所得国の栄養不足を改善する力を持つと説明しています。一方で、産地や季節、価…

公開日: 2026年09月16日 06:40

バージンココナッツオイルは総コレステロールを下げるか──インドネシアの地域住民を対象とした準実験研究 研究論文OpenAlexインドネシア

バージンココナッツオイルは総コレステロールを下げるか──インドネシアの地域住民を対象とした準実験研究

血中のコレステロールが高い状態(高コレステロール血症)は、心臓や血管の病気による死亡リスクを高めることが知られています。著者らは、加齢や食習慣、運動不足、肥満などがこの状態に関わると整理したうえで、薬以外の補助的な手段として注目されてきたバージンココナッツオイル(VCO)に目を向けました。VCOは化…

公開日: 2026年09月15日 05:09

ラブアンバジョの飲食店で「アップセリング」はどう実践されているか——接客スタッフの実務を探る質的研究 研究論文OpenAlexインドネシア

ラブアンバジョの飲食店で「アップセリング」はどう実践されているか——接客スタッフの実務を探る質的研究

アップセリング(upselling)とは、飲食やホテルなどのホスピタリティ産業で用いられる販売手法で、客のニーズや好みに合わせて、より価格の高いメニューや追加の一品をすすめることを指します。著者らは、これが単なる売り込みではなく、客に合った提案を通じて食事体験そのものを高めうる接客の一部でもあると位…

公開日: 2026年09月14日 22:01

玄米と白米、食後の炎症指標IL-6に違いはあるか——座位中心の勤労者を対象とした食後試験 研究論文OpenAlexインドネシア

玄米と白米、食後の炎症指標IL-6に違いはあるか——座位中心の勤労者を対象とした食後試験

米は多くの地域で日々のエネルギー源の中心を占め、インドネシアでも主食として大量に消費されています。ただし、広く食べられているのは精白された白米です。研究チームは、精米の工程でぬかや胚芽が取り除かれることにより食物繊維や生理活性成分が減り、血糖が上がりやすい性質(高いグリセミック指数)につながると説明…

公開日: 2026年09月14日 21:16

赤米を発芽させてGABAを増やす——水を循環させる発芽装置と微生物の動きを調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

赤米を発芽させてGABAを増やす——水を循環させる発芽装置と微生物の動きを調べた研究

赤米は、ポリフェノールなどの成分を含む栄養価の高い穀物として知られています。研究チームによれば、こうした玄米類は発芽させることで食べやすさが増すとともに、機能性成分が増えることが報告されてきました。なかでも注目されているのがGABA(γ-アミノ酪酸)というアミノ酸の一種で、論文では血圧の調節やストレ…

公開日: 2026年09月14日 19:53