研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

2型糖尿病の発症に関わる要因を、近年の研究から整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexインドネシア

2型糖尿病の発症に関わる要因を、近年の研究から整理した文献レビュー

糖尿病は、すい臓が十分なインスリンをつくれなくなったり、つくられたインスリンを体がうまく使えなくなったり(インスリン抵抗性)することで起こる慢性の病気だと、著者らは説明しています。インスリンは血液中の糖の量を調整するホルモンで、その働きが不十分になると血糖の管理が難しくなります。

公開日: 2026年09月24日 22:32

インドネシア・グロボガン県の稲作を「アグリビジネス」の視点から調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシア・グロボガン県の稲作を「アグリビジネス」の視点から調べた研究

米はインドネシアの多くの人々にとって主食であり、安定した供給と価格は食料安全保障を支える重要な要素とされています。著者らは、稲作の成果を高めるには、種子や肥料といった生産資材をどう選び、いつ、どれだけ使うかという営農の管理全体――すなわち「アグリビジネス」としての取り組み――が鍵になると考えました。

公開日: 2026年09月24日 09:20

北スマトラ2県のトウモロコシ在来系統に見られた形態の多様性 研究論文OpenAlexインドネシア

北スマトラ2県のトウモロコシ在来系統に見られた形態の多様性

トウモロコシはインドネシアで家畜の飼料や食品産業の原料として広く利用される重要作物です。著者らによれば、国内の用途は飼料が約75%、飼料以外の用途と食品産業が約23%、残りが家庭での直接消費と種子にあたります。2023年のインドネシアの生産量は約1477万トンで、北スマトラ州は東ジャワ州・中部ジャワ…

公開日: 2026年09月23日 06:34

インドネシアの未利用果実パリジョト(Medinilla speciosa)の基礎データを測る——色・大きさ・成分と超音波抽出の収率 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの未利用果実パリジョト(Medinilla speciosa)の基礎データを測る——色・大きさ・成分と超音波抽出の収率

インドネシア・中部ジャワやスマトラで栽培される低木の果実、Medinilla speciosa Blume(現地名パリジョト)は、東南アジア原産ながらほとんど産業利用されてこなかった熱帯果実です。伝統的には文化的・薬用的な目的で、とくに妊婦によって食されてきた経緯があり、これまでの予備的な植物化学ス…

公開日: 2026年09月23日 06:28

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究 研究論文Europe PMCインドネシア

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究

パーム油の生産量は世界の約82%をインドネシアとマレーシアが占めており、その過程で大量の副産物が生まれます。研究チームが取り上げたのは、アブラヤシの葉柄(オイルパームフロンド)、パーム核粕、そして搾油工程で出るデカンターケーキの3種類です。いずれも植物の細胞壁成分を多く含む資材で、反芻家畜(牛など)…

公開日: 2026年09月22日 22:25

マンゴーの皮の色から糖度とビタミンCを推定する試み 研究論文OpenAlexインドネシア

マンゴーの皮の色から糖度とビタミンCを推定する試み

マンゴーは熱帯・亜熱帯アジアで広く栽培され、食べられている果物です。消費者が店先で熟しているかどうかを判断するとき、まず頼りにするのは皮の色です。緑がかったものよりも黄色みを帯びたものが甘そうに見える、という経験は多くの人が持っているでしょう。原著の著者らによれば、こうした色の変化は見た目だけの問題…

公開日: 2026年09月22日 05:38

ハトムギ(Coix lacryma-jobi L.)の機能性成分と応用可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインドネシア

ハトムギ(Coix lacryma-jobi L.)の機能性成分と応用可能性を整理した総説

ハトムギ(学名 Coix lacryma-jobi L.)は、インドネシアを含む東南アジア原産の穀物で、古くから食用にされ、伝統医療でも用いられてきました。著者らによれば、栄養面でも優れた特徴を持つにもかかわらず、トウモロコシや小麦、ソルガムといった主要穀物に比べて注目されてこなかった「未利用作物」…

公開日: 2026年09月22日 04:59

市場の衛生状態とハエの多さの関係を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

市場の衛生状態とハエの多さの関係を調べた研究

インドネシア・ラハ市のライノ中央市場では、生ごみの堆積、血や魚のうろこで詰まった排水路、売り場の衛生状態の悪さ、区画分けが十分でないことなど、衛生面の課題が指摘されてきました。研究チームは、こうした状況がハエの発生源や餌場となり、市場内のハエの多さにつながる可能性があると説明しています。

公開日: 2026年09月22日 03:55

水田は二酸化炭素の「吸収源」か「排出源」か——インドネシア・東ジャワでの年間温室効果ガス収支の推定 研究論文OpenAlexインドネシア

水田は二酸化炭素の「吸収源」か「排出源」か——インドネシア・東ジャワでの年間温室効果ガス収支の推定

水田は食料生産を支える一方で、気候変動とも深く関わっています。湛水(たんすい)した田んぼの土の中では酸素が乏しい状態が生まれ、メタン(CH₄)が発生します。また窒素肥料などからは一酸化二窒素(N₂O)が出ます。同時に、イネは光合成によって大気中の二酸化炭素(CO₂)を取り込むため、水田は「排出源」と…

公開日: 2026年09月21日 07:06

発酵食品の摂取と抗酸化状態・消化管の健康をめぐる文献レビュー 研究論文OpenAlexインドネシア

発酵食品の摂取と抗酸化状態・消化管の健康をめぐる文献レビュー

体内では、活性酸素などの有害な分子と、それを打ち消す抗酸化のしくみとのバランスが保たれています。このバランスが崩れた状態は「酸化ストレス」と呼ばれ、肥満や2型糖尿病、腸の炎症性疾患といった慢性的な病気のリスクと関連づけられてきました。また、腸内にすむ細菌の集まり(腸内細菌叢)の乱れも、さまざまな慢性…

公開日: 2026年09月21日 02:51

レストラン税は地方の自主財源にどれだけ貢献しているか——インドネシア・トモホン市とビトゥン市の比較研究 研究論文OpenAlexインドネシア

レストラン税は地方の自主財源にどれだけ貢献しているか——インドネシア・トモホン市とビトゥン市の比較研究

インドネシアの地方自治体は、自前で集める収入である「地域自主財源(PAD)」を財政の柱の一つとしています。その財源の一部を占めるのが、飲食店の売上にかかるレストラン税です。しかし、同じ税目でも都市の経済の成り立ちによって、その位置づけは大きく変わりうると考えられます。

公開日: 2026年09月20日 17:37

抹茶製品を「買う」までに何が起きているのか——インドネシア・スラバヤの消費者インタビュー調査 研究論文OpenAlexインドネシア

抹茶製品を「買う」までに何が起きているのか——インドネシア・スラバヤの消費者インタビュー調査

インドネシアのスラバヤでは、抹茶を使った飲み物や食品が数多く出回るようになりました。しかし著者は、選択肢が増えたからといって、消費者がそのまま抹茶製品を受け入れ、選び、買い続けるとは限らないと指摘します。そこで本研究は、消費者が抹茶製品をどう認識しているのか、そしてその認識がどのように購買の判断につ…

公開日: 2026年09月20日 07:09