研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

メラトニンによる種子プライミングがカラシナ(ブラウンマスタード)スプラウトの成分と機能をどう変えるか 研究論文OpenAlexエジプト

メラトニンによる種子プライミングがカラシナ(ブラウンマスタード)スプラウトの成分と機能をどう変えるか

アルツハイマー病は行動の異常や認知機能の低下などを伴う病気で、著者らは世界で約5000万人が罹患し、2050年までにその数が3倍になると予測されていると述べています。現時点で決定的な治療法はなく、ドネペジルやフィゾスチグミンといったアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬が主に使われるものの、副…

公開日: 2026年09月19日 06:20

ジャガイモ皮とザクロ皮の粉末を加えた鶏肉ミートボールの保存性を調べた研究 研究論文Europe PMCエジプト

ジャガイモ皮とザクロ皮の粉末を加えた鶏肉ミートボールの保存性を調べた研究

鶏肉はたんぱく質が豊富で脂肪が少ない食材として広く利用されていますが、水分が多く栄養に富むため微生物が増えやすく、冷蔵しても品質が落ちやすいという課題があります。保存中には微生物や酵素の働きでたんぱく質が分解され、においや色、風味が変化し、脂質の酸化による劣化も進みます。

公開日: 2026年09月17日 14:33

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究 研究論文OpenAlexエジプト

野生オリーブの葉とバタフライピー、シーバックソーンを使ったインスタントティー錠の開発研究

手軽に飲めて体によい成分を含む飲料への関心が高まる一方、まだ十分に活用されていない植物素材や、食品加工の過程で出る副産物をどう役立てるかが課題になっています。研究チームは、そうした素材の一つとして野生オリーブの葉に注目しました。論文によれば、この葉はポリフェノール(植物に含まれる抗酸化性の成分群)を…

公開日: 2026年09月14日 01:39

エジプトとヨルダンにおけるビタミンDサプリメント利用の実態を調べた質問紙調査 研究論文OpenAlexエジプト

エジプトとヨルダンにおけるビタミンDサプリメント利用の実態を調べた質問紙調査

ビタミンDは、体内でカルシウムのバランスを保つうえで重要な栄養素です。カルシウムは骨や歯の健康、筋肉の収縮といった働きに欠かせません。論文によると、ビタミンDが不足した状態は、筋力の低下や骨折リスクの増加、心血管疾患や自己免疫疾患などと関連づけられて報告されてきました。

公開日: 2026年09月13日 22:31

子どもと思春期の脂肪肝で、血液中のビタミンCとβカロテンはどうなっているか 研究論文OpenAlexエジプト

子どもと思春期の脂肪肝で、血液中のビタミンCとβカロテンはどうなっているか

肝臓に脂肪がたまる病気のうち、代謝の異常をともなうものは「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」と呼ばれます。論文の導入によれば、この病気は子どもの慢性的な肝臓の病気の原因として増えており、子ども全体の7.6%、肥満のある子どもの34.2%が該当すると見積もられています。ただし、なぜ発症するの…

公開日: 2026年09月13日 18:28

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証 研究論文OpenAlexエジプト

食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証

リンゴジュースやリンゴピューレなどのリンゴ加工品には、まれに「パツリン」と呼ばれるカビ由来の毒素が含まれることがあります。パツリンは特定のカビが産生する物質で、食品の安全性を確保するためには継続的な監視が欠かせません。こうした毒素の検出には従来、高性能な分析機器を使う方法が使われてきましたが、もっと…

公開日: 2026年09月10日 09:15

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究 研究論文OpenAlexエジプト

サイリウムとコウジ酸を使ったコーティングで、カットざくろの鮮度保持を試みた研究

ざくろの実(仮種皮)は皮をむいてすぐ食べられる状態にすると人気の高いフルーツですが、皮をむいた瞬間から傷みが進みやすく、流通や販売の現場では日持ちの短さが課題になっています。今回紹介する研究は、この『カット済みざくろ』の品質をできるだけ長く保つために、食品にコーティングを施すというアプローチを試した…

公開日: 2026年09月09日 07:24

多菌種プロビオティクスヨーグルト、高脂肪食ラットで肝臓と代謝の指標が改善したと報告 研究論文OpenAlexエジプト

多菌種プロビオティクスヨーグルト、高脂肪食ラットで肝臓と代謝の指標が改善したと報告

脂肪肝、特に食べ過ぎや運動不足を背景に起こる「代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)」は世界で最も多い慢性肝疾患とされています。肝臓に脂肪がたまり、インスリンの効きが悪くなり、炎症が続くことで、対処が遅れると脂肪肝炎や線維化、さらには肝硬変にまで進むことがあると考えられています。近年、腸内環境を整え…

公開日: 2026年09月08日 07:34

エジプトの伝統チーズ「カリッシュ」から酵母を検出、規格値超えと2種の菌を分子レベルで特定 研究論文OpenAlexエジプト

エジプトの伝統チーズ「カリッシュ」から酵母を検出、規格値超えと2種の菌を分子レベルで特定

やわらかくて塩気のあるフレッシュチーズは世界各地に存在しますが、エジプトの家庭や市場で親しまれている「カリッシュチーズ」もその一つです。低脂肪で高タンパク、価格も手ごろなことから人気がある一方、伝統的な製法は必ずしも衛生管理が行き届いた工場で行われるわけではなく、唐辛子やオリーブといった香味を加える…

公開日: 2026年09月08日 05:29

老化ラットの脳機能低下、フィコシアニンのナノ粒子化とプロバイオティクスの併用で軽減されたと報告する前臨床研究 研究論文OpenAlexエジプト

老化ラットの脳機能低下、フィコシアニンのナノ粒子化とプロバイオティクスの併用で軽減されたと報告する前臨床研究

加齢に伴う脳の衰えには、活性酸素による酸化ストレスの蓄積や、記憶・意欲・気分に関わる神経伝達物質の減少が深く関わっているとされます。こうした老化のメカニズムに対して、藻類由来の青色色素タンパク質「フィコシアニン」と、乳酸菌の一種「Pediococcus pentosaceus(ペディオコッカス・ペン…

公開日: 2026年09月07日 06:38

痩せた砂質土壌で小麦を育てる:微生物とバナナの皮の抽出物を組み合わせた研究 研究論文OpenAlexエジプト

痩せた砂質土壌で小麦を育てる:微生物とバナナの皮の抽出物を組み合わせた研究

小麦は世界80カ国以上でカロリーとタンパク質の主要な供給源となっている作物です。人口増加にともない需要はさらに高まると見込まれていますが、エジプトのように国内生産だけでは消費量を大きく下回る国もあり、砂漠を農地に転換した「造成砂質土壌」での栽培拡大が進められています。ただし砂質土壌は水や養分を保持す…

公開日: 2026年09月07日 05:07

エジプトの食品からどんな菌が見つかったのか——MALDI-TOF質量分析による調査 研究論文DOAJエジプト

エジプトの食品からどんな菌が見つかったのか——MALDI-TOF質量分析による調査

スーパーで買う野菜や乳製品、肉、魚介類、そして調理済みの惣菜や飲料。こうした身近な食品には、目に見えない微生物が付着していることがあります。多くは無害ですが、なかには食中毒を引き起こす菌や、抗菌薬(抗生物質)が効きにくい耐性菌が含まれている場合もあります。こうした「薬剤耐性(AMR)」は世界的な公衆…

公開日: 2026年09月06日 21:24