研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
ワカメ粉末を主食に加えると食後の血糖上昇がゆるやかに?健常者対象の試験結果を紹介
カレーライスやどんぶりなど、ご飯を中心とした食事をとると、食後に血糖値が急上昇することがあります。この食後血糖の急上昇(食後高血糖)は、2型糖尿病や肥満、心血管疾患などのリスク要因の一つとして知られています。そのため、食事の内容や食べ合わせによって食後血糖の上がり方を穏やかにできないか、さまざまな食…
取得日: 2026年08月22日 05:08
球茎か子球茎か——ブラジル産タロイモの栄養と加工特性を比較した研究
タロイモ(Colocasia esculenta)は、炭水化物を豊富に含む根菜(イモ類)の一種で、ブラジルでも栽培されています。地下にできる大きな塊茎は「球茎(コーム)」、その周囲にできる小さな塊茎は「子球茎(コーメル)」と呼ばれますが、これまで市場では子球茎の方が高く評価される傾向にあり、球茎は相…
取得日: 2026年08月22日 05:08
ナイジェリア・ンスッカの高齢者の食生活とテクノロジー活用を調べた研究
世界的に高齢化が進むなか、高齢者がどのように食事をとり、健康的に年を重ねていけるかは、多くの地域で共通する関心事です。とりわけ、伝統的な食文化が根強く残る地域では、昔ながらの食習慣と、ラジオや携帯電話といった現代のテクノロジーがどのように関わり合うのかが注目されています。今回紹介する研究は、ナイジェ…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食器がやさしく教えてくれる「ゆっくり食べる」感覚——一人食を支える多感覚フィードバック食器の試み
近年、一人で食事をとる「孤食」の機会が増えているといわれています。一人だと食べる速度に気を配る人が少なくなりがちで、早食いや、ながら食べのような不注意な食べ方につながりやすいとされます。こうした食べ方の癖は、消化のしにくさや食べ過ぎ、望ましくない食習慣の一因になりうると考えられています。今回紹介する…
取得日: 2026年08月22日 05:08
腸内細菌に良いとされる食事パターンと『概日リズム症候群』の関連を調べた大規模研究
睡眠のリズムが乱れがちな現代生活と、生活習慣病との関係が近年注目されています。「概日リズム症候群(Circadian Syndrome, CircS)」とは、肥満や高血圧、脂質異常などの代謝の問題に加え、睡眠や気分に関する不調も併せ持つ状態をまとめて捉える、比較的新しい疫学的な考え方です。これまでの…
取得日: 2026年08月22日 05:08
ベナンのオクラ栽培、農家によって何が違う?全国調査で見えた3つの営農タイプと共通の悩み
オクラは西アフリカの食卓に欠かせない野菜のひとつで、食料安全保障の面でも重要な作物とされています。ところがベナンでは、そのオクラの平均収量が同国内でも特に低い部類にとどまっており、実際に農家がどのように栽培を行っているのか、その実態は十分に把握されていませんでした。今回紹介する研究は、ベナン全国の農…
取得日: 2026年08月22日 04:52
カシス果実の抽出物、口腔内細菌への効果を検証した研究
赤紫色の小さな実をつけるカシス(ブラックカラント)は、ジャムやジュース、お菓子の香り付けなどでおなじみの果実です。実はこのカシス、これまでの研究でベリー類のジュースが強い殺菌力を持つ可能性が報告されてきました。今回紹介する論文は、そうした知見をさらに掘り下げ、カシス果実から作られたさまざまな抽出物が…
取得日: 2026年08月22日 04:52
食事や栄養状態は顎関節症に関係するのか?システマティックレビューが示した現状
顎が痛む、口が開けにくい、あごを動かすとカクカク音がする——こうした症状は「顎関節症(TMD)」と呼ばれ、多くの人が一度は経験する身近な不調です。ストレスや噛み合わせとの関連が語られることが多い一方で、近年は生活習慣、特に「食事」との関係にも関心が寄せられています。今回紹介する研究は、食事や栄養状態…
取得日: 2026年08月22日 04:50
食事の脂肪と乳がんリスク、研究デザインで結果が分かれる? 症例対照研究とコホート研究のメタ解析
「脂肪の多い食事は乳がんのリスクを高めるのではないか」という疑問は、長年にわたって栄養学や疫学の分野で議論されてきました。バターや揚げ物、脂身の多い肉など、脂肪を多く含む食品は身近にあるだけに、多くの人が気になるテーマではないでしょうか。実はこれまでの研究では、調査の方法によって結果が一致しないとい…
取得日: 2026年08月22日 04:50
サケの飼料に使う『つなぎ』成分、糞の量や消化にも影響か 大西洋サケでの検討
養殖魚のエサ(配合飼料)は、粉末原料を粒状(ペレット)に固めて作られます。運搬や取り扱いの際にペレットが崩れたり、水の中でふやけて崩壊したりしないよう、飼料には『バインダー』と呼ばれるつなぎ成分がよく加えられます。今回紹介する研究は、このバインダーが単にペレットの丈夫さを保つだけでなく、魚の糞の性質…
取得日: 2026年08月22日 04:50
水銀の耐容摂取量、米国の新しい評価とEUの基準は今も一致するのか——EFSAが検証
私たちは魚介類などを通じて、ごく微量の水銀を口にする機会があります。こうした食品からの水銀摂取について、欧州では「これ以上は摂り続けないほうがよい」という目安となる量が定められています。一方、アメリカでも独自に水銀の健康影響に関する評価が行われており、その内容が最新の知見を反映して更新されると、欧州…
取得日: 2026年08月22日 04:50
葉緑体は食品原料になるのか──光合成器官の栄養価と食への応用可能性を探るレビュー
葉緑体といえば、学校の理科で「光合成を行う場所」として習った記憶がある人も多いのではないでしょうか。太陽の光エネルギーを、糖という化学エネルギーに変換する、植物にとって欠かせない小さな器官です。今回紹介するのは、この身近でありながら食品としてはほとんど意識されてこなかった葉緑体を、食品原料として活用…
取得日: 2026年08月22日 04:50