研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
大腸菌を工学的に改変し、植物残渣由来の糖からコハク酸を高濃度で作る研究
コハク酸は、食品や医薬品の原料、さらには生分解性プラスチックの一種であるポリブチレンサクシネートの原料としても使われる、応用範囲の広い化学品です。石油ではなく植物由来の資源から作る「バイオベース」の生産方法が注目されていますが、稲わらやトウモロコシの茎葉などの植物残渣(リグノセルロース系原料)を分解…
取得日: 2026年07月03日 02:21
発酵リンゴジュースとシドル葉粉末、糖尿病ラットの腸内細菌と神経障害に及ぼす影響を調べた研究
糖尿病は血糖のコントロールが難しいだけでなく、進行すると手足のしびれや痛みといった「糖尿病性神経障害」を引き起こすことがあり、患者にとって大きな負担となる合併症の一つとされています。近年では、こうした合併症の背景に腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスの乱れが関わっている可能性が指摘されており、食事や…
取得日: 2026年07月02日 20:23
魚介類やナッツの摂取、激しい運動は多発性硬化症と関連するか——イランでの症例対照研究
多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄などの神経を包む組織が自分の免疫システムによって攻撃されてしまう慢性の炎症性疾患です。発症には遺伝的な要因だけでなく、食生活や生活習慣といった環境要因も関わっているのではないかと以前から議論されてきました。特に魚や乳製品などの食習慣、女性の生殖に関する経験、そして身体…
取得日: 2026年07月02日 16:24
生野菜・サラダに潜むリスク?モロッコの食品衛生調査データが示す傾向
スーパーやレストランで提供される食品は、国や地域ごとに衛生基準への適合性が検査・監視されています。では、どんな種類の食品が基準を満たしにくく、季節によって傾向は変わるのでしょうか。今回紹介するのは、モロッコのマラケシュ・サフィ地方における食品の微生物学的コンプライアンス(衛生基準への適合状況)を、7…
取得日: 2026年07月02日 15:24
カザフスタンの伝統発酵乳製品、どんな乳酸菌がすんでいる? 地域ごとの菌叢を調べた研究
チーズやヨーグルトなど、発酵させてつくる乳製品には、乳酸菌をはじめとするさまざまな微生物が関わっています。こうした発酵食品は世界各地に独自の伝統があり、その土地ならではの菌が住み着いていることも少なくありません。今回紹介するのは、中央アジアのカザフスタンに伝わる伝統的な発酵乳製品や発酵飲料に、どのよ…
取得日: 2026年07月02日 05:24
ヨーグルト中のマイクロプラスチックはプロバイオティクスと保存でどう変化する?——探索的研究の報告
近年、乳製品を含むさまざまな食品からマイクロプラスチック(MP:微細なプラスチック粒子)が検出されるという報告が増えており、食品の安全性に関する関心が高まっています。ただし、MPが複雑な食品の中でどのようにふるまうのか、また乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクス(体に良いとされる微生物)とどの…
取得日: 2026年07月01日 23:24
ワインの搾りかすがマフィンに変身? ポリフェノールと食物繊維の可能性を探る研究
ワイン造りの過程では、ブドウの果汁を搾った後に皮や種、果肉の残りといった「搾りかす」が大量に発生します。これはワイナリーの主要な副産物であり、廃棄されることも多い一方で、ポリフェノール(フェノール化合物)や食物繊維といった機能性成分を豊富に含むことが知られています。こうした副産物を活用して新しい機能…
取得日: 2026年07月01日 23:24
スーパーの食品パッケージに「サステナビリティロゴ」はどれだけ表示されている? トルコ・バルケシル県での調査
スーパーマーケットで買い物をしていると、パッケージの片隅に「リサイクル可能」マークや、緑色の丸いロゴ、オーガニック認証のマークなどを目にすることがあります。こうした表示は、環境や社会への配慮を消費者に伝えるためのものですが、実際にどれくらいの商品に、どんな種類のロゴが付いているのでしょうか。今回紹介…
取得日: 2026年07月01日 23:24
フリーズドライ果実を加えたラブネ、おいしさと品質は? チェコの研究誌に発表
中東地域などで親しまれている水切りヨーグルト「ラブネ」。なめらかな食感とさっぱりした酸味が特徴のこの乳製品に、果実の風味を加えて楽しみやすくできないか——そんな視点から行われた研究が、チェコ・フード・サイエンス・ジャーナルに掲載されました。フリーズドライ(凍結乾燥)した果実の粒や、果実由来のフレーバ…
取得日: 2026年07月01日 23:24
米ぬかの油とタンパク質、その隠れた栄養価とは——精米副産物を科学する
お米を精米するとき、玄米の表面からは「米ぬか」と呼ばれる副産物が出ます。米ぬかは玄米の外層の約10%を占め、これまで主に動物飼料や肥料、バイオ燃料の原料として利用されてきました。しかし実は、米ぬかには私たちの食生活に役立つ可能性のある栄養成分が数多く含まれていることが知られています。今回紹介する論文…
取得日: 2026年07月01日 23:24
2型糖尿病と食事療法:機能性食品・栄養補助食品は「みんなの健康」に役立つのか
納豆やヨーグルトのような発酵食品、全粒穀物、豆類。こうした「体に良さそう」な食品や、サプリメントの形で売られる栄養補助食品(ニュートラシューティカル)は、2型糖尿病の予防や管理に役立つ食事の選択肢として注目を集めています。しかし、こうした食品や補助食品は、本当にすべての人にとって役立つものなのでしょ…
取得日: 2026年07月01日 21:23
サハラ以南アフリカの薬剤耐性問題、鍵は「栄養」にあり? 伝統食と腸内環境をめぐる考察論文
抗菌薬(いわゆる抗生物質)が効かなくなる「薬剤耐性(AMR)」は、世界的に懸念が高まっている健康課題です。とくにサハラ以南アフリカ(SSA)ではその影響が大きいとされ、2021年には同地域でAMRに関連する死亡が約92万3000人、AMRが直接の原因と考えられる死亡が約20万9000人にのぼったと報…
取得日: 2026年07月01日 21:23