研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
「超加工食品」は本当に体に悪いのか?定義と証拠を整理した文献レビュー
コンビニ弁当やスナック菓子、清涼飲料水などを指してよく使われる「超加工食品」という言葉です。近年、これらの食品の摂取が健康に悪影響を与えるのではないかという研究が急速に増えています。しかし実は、研究者の間でも「加工とは何か」「何をもって超加工と呼ぶか」という定義そのものがまだ統一されていません。今回…
取得日: 2026年08月22日 05:27
子猫にラクトフェリンを与えると免疫や腸内環境はどう変わる? 42日間の給餌試験を紹介
ラクトフェリンは鉄と結合する性質を持つタンパク質の一種で、バリア保護作用や免疫調整作用、抗菌作用を持つとされ、人間向けの栄養補助食品や乳児用食品の添加物として広く使われています。今回紹介する研究では、このラクトフェリンを子猫の食餌に加えることで、免疫の状態や腸のバリア機能、血液中の代謝物、そして腸内…
取得日: 2026年08月22日 05:27
脂の多い魚をよく食べる人は多発性硬化症になりにくい? 遺伝統計を用いた因果関係の検討
多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄などの神経を包む組織が自分の免疫によって傷つけられてしまう病気で、手足のしびれや視力の低下などさまざまな症状を引き起こすことが知られています。これまでの観察研究では、食習慣がMSの発症に関わっている可能性が指摘されてきましたが、こうした研究では「食習慣が原因でMSにな…
取得日: 2026年08月22日 05:08
緑葉野菜は栄養不足対策の切り札になるか——インドの事例から考える総説
ほうれん草や小松菜のような緑の葉物野菜は、私たちの食卓に馴染み深い存在です。しかし発展途上国では、こうした身近な野菜が「栄養不足を補う手段」として改めて注目されているといいます。今回紹介するのは、緑葉野菜の栄養面での重要性を整理した総説論文です。インドをはじめとする発展途上国では、栄養不足や微量栄養…
取得日: 2026年08月22日 05:08
高齢者に必要なタンパク質量、実際には足りていない? 加齢と食事をめぐる最新レビュー
年齢を重ねると、体は少しずつ変化していきます。中でも「筋肉量や筋力の低下」は多くの人にとって身近な悩みであり、転倒や要介護状態のリスクにもつながることが知られています。こうした変化に、日々の食事、とりわけタンパク質の摂取がどう関わっているのかは、栄養学の分野で長く関心を集めてきたテーマです。今回紹介…
取得日: 2026年08月22日 05:08
コンブチャの健康効果、科学的にはどこまで分かっている?発酵茶飲料の臨床研究を紹介
紅茶や緑茶に砂糖を加え、細菌と酵母の共生培養体(SCOBYと呼ばれます)を使って発酵させた飲み物「コンブチャ」。独特の酸味とわずかな炭酸感を持つこの発酵茶は、世界的に人気が広がっており、健康によいイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。お茶自体、水に次いで世界で最も飲まれている飲料とされています…
取得日: 2026年08月22日 05:08
スリランカ産キリンサイからのカラギーナン抽出:抽出方法の違いが収量と品質に与える影響を調べた研究
カラギーナンという成分をご存じでしょうか。海藻から抽出される多糖類で、ゲル化(とろみを固める)作用や増粘作用、粘性を高める性質を持つことから、食品、医薬品、化粧品など幅広い産業で利用されている成分です。この身近な素材が、実際にどのように海藻から取り出されているのか、またその方法によって出来上がる製品…
取得日: 2026年08月22日 05:08
柿の断面に潜むポリフェノールを『光』で見る——蛍光指紋イメージングが映し出したもの
柿にはポリフェノールと呼ばれる機能性成分が含まれていますが、その分布は場所によって異なります。これまで、果実のどこにどれだけポリフェノールがあるかを調べるには、部位ごとに切り出して抽出・分析する破壊的な方法が主流でした。もし果実を壊さずに、断面のポリフェノール分布を『見える化』できれば、品質評価や研…
取得日: 2026年08月22日 05:08
マレーシアの中華系成人、骨粗鬆症の知識とカルシウム摂取の実態は? ペラ州での横断研究
骨粗鬆症は骨がもろくなり骨折しやすくなる病気で、特に高齢期の生活の質に大きく影響することが知られています。実は国や民族によって発症のしやすさに違いがあると報告されており、マレーシアでは中華系の人々が国内で最も骨粗鬆症性の大腿骨頸部骨折の有病率が高い集団だとされています。では、当の中華系マレーシア人自…
取得日: 2026年08月22日 05:08
保健系学生の『過体重』、時間栄養学・睡眠・家族の支えとどう関係する?インドネシアの調査
大学で医療や看護などを学ぶ「保健系学生」は、将来、人の健康を支える立場になる人たちです。ところが皮肉なことに、彼ら自身が過密な授業スケジュールや大量の課題に追われ、不規則な生活習慣に陥りやすいことが知られています。実際、インドネシアの医学生を対象にした2023年の調査では、過体重・肥満の割合が35.…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食物繊維の摂り方と摂取源、代謝指標との関連を調べた研究
食物繊維は健康的な食生活の話題でよく登場する栄養素ですが、実際にどのくらい摂れていて、何から摂っているかによって体への関わり方に違いがあるのかは、意外と詳しく調べられていません。今回紹介するのは、成人820人を対象に、食物繊維の摂取量とその摂取源(野菜や果物などの未加工食品由来か、精製された炭水化物…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食料不安と地中海食、そして腸内代謝物は2型糖尿病とどう関わるのか──横断研究からの知見
糖尿病の管理というと、食事の「質」に注目が集まりがちです。しかし、そもそも十分な食料を安定的に入手できるかどうか、つまり「食料不安」の有無も、血糖コントロールに影響する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、2型糖尿病の成人を対象に、食料不安と地中海食(Mediterranean Diet)へ…
取得日: 2026年08月22日 05:08