研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
発酵食品は本当に安全か?―世界の研究をまとめて調べたレビュー論文
キムチ、ヨーグルト、味噌、チーズ、発酵ソーセージ…。発酵食品は世界中の食文化に根づき、健康志向の高まりとともにその栄養的・機能的な特性が注目されています。一方で、発酵という工程自体が食品の保存性や安全性を高めるとされる反面、微生物や化学物質によるリスクを心配する声も根強くあります。今回紹介する論文は…
取得日: 2026年08月22日 01:26
ドライマウスやシェーグレン病の人は何を食べている?ハンガリーの調査から見えた食習慣の傾向
口の中が乾く「ドライマウス」は、食事や会話、味覚、入れ歯の使用感、さらには口の中の健康維持にまで影響を及ぼすことがあると言われています。その結果、栄養の量や質にも影響し、生活の質全体に関わる可能性があります。しかし、唾液の分泌や口・粘膜の乾燥症状と、日々の食べ物や栄養素との関係については、これまであ…
取得日: 2026年08月21日 13:26
エチオピアの伝統食「ブラ」とは何か——エンセット由来食品を科学的に整理したレビュー研究
エチオピア南部・南西部では、「エンセット(Ensete ventricosum)」という多年生の草本植物が古くから重要な作物として利用されてきました。バナナに似た見た目を持つこの植物からは、コチョ、アミチョ、ブラという3種類の主要な食品が作られており、2000万人以上の人々の食料を支えていると報告さ…
取得日: 2026年08月21日 09:26
腸内細菌がビタミンB群「葉酸」を作る?ホモシステイン代謝や腸内フローラへの影響を調べた研究
葉酸はビタミンB群の一種で、体内で「一炭素代謝」と呼ばれる重要な化学反応に関わっています。この代謝がうまく働かないと、アミノ酸の一種であるホモシステインという物質が血液中に増えてしまう「高ホモシステイン血症」につながることが知られており、葉酸不足は世界的な栄養課題の一つとされています。近年注目されて…
取得日: 2026年08月21日 00:26
食事のクレアチンとうつ病の関連、新しいNHANESデータでも再現するか検証した研究
クレアチンというと、筋トレをする人が使うサプリメントのイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし実は、肉や魚、卵といった日常の食品にも自然に含まれている成分です。近年、この食事から摂るクレアチンの量が、気分の落ち込みなど「うつ病」の状態と関連しているのではないかという研究が注目を集めています。今回…
取得日: 2026年08月20日 10:25
牛乳由来ケフィアは心筋梗塞後の心機能を助ける?ラット実験からの報告
ケフィアは、牛乳を乳酸菌や酵母で発酵させて作る飲料で、プロバイオティクスや生理活性物質を豊富に含むことで知られています。これまでの動物実験では、高血圧モデルにおいてケフィアが心臓を保護する作用を示すことが報告されてきましたが、心筋梗塞、すなわち冠動脈が詰まって心筋の一部が壊死してしまう状態に対する効…
取得日: 2026年08月20日 10:25
発酵乳製品を週3日以上、5年続けた高齢男性で死亡リスクが低い傾向 乳酸菌シロタ株含む製品を対象に地域住民を追跡調査
ヨーグルトや乳酸菌飲料など、発酵乳製品は日本の食卓でおなじみの存在です。これまでにも「乳製品をよく摂る人は全死因死亡リスクが低い」という関連が報告されてきましたが、乳酸菌(プロバイオティクス)を含む発酵乳製品に限定した場合、健康との関連がどうなるかは、まだはっきりしていませんでした。今回紹介するのは…
取得日: 2026年08月19日 14:26
黒イチジク酢の超音波処理、機械学習で最適化しポリフェノールと抗酸化能を高めたと報告する研究
お酢は昔から保存食や調味料として親しまれてきましたが、近年は原料由来のポリフェノール(抗酸化作用があるとされる植物由来の成分)を含む「機能性発酵食品」としても注目されています。黒イチジクを原料にした黒イチジク酢もそのひとつで、フェノール化合物や抗酸化成分を豊富に含むとされています。ただし、一般的な加…
取得日: 2026年08月18日 23:26
白サツマイモとエンドウ豆でつくる低GIフレーク——配合の違いが栄養と食感に与える影響とは
朝食用のフレーク製品といえば小麦やとうもろこしを原料にしたものが一般的ですが、近年は食物繊維やタンパク質を強化した「機能性」をうたう食品への関心が高まっています。今回紹介する研究は、白サツマイモ(Ipomoea batatas)と予備加熱したエンドウ豆(Pisum sativum)という、栄養的な特…
取得日: 2026年08月18日 17:27
発酵させた白芷・当帰が腸内環境を介して肌のくすみに関わる可能性、マウス実験で報告
白芷(びゃくし、Angelica dahurica)や当帰(とうき、Angelica sinensis)は、古くから食品や生薬として利用されてきた植物です。これらを口から摂取することで肌に良い影響が期待されるという伝承がある一方、その仕組みは科学的にはっきりしていませんでした。近年、乳酸菌などの微生…
取得日: 2026年08月18日 15:27
プーアル茶のしぼりかすを発酵させて食物繊維を改質する研究
お茶を淹れたあとに残る「茶かす」は、これまで多くが廃棄されてきました。しかし茶かすには食物繊維などの成分が含まれており、これを有効活用できれば資源の無駄を減らせると期待されています。今回紹介する研究では、プーアル茶のしぼりかすを微生物で発酵させることで、食物繊維の性質を変化させ、より利用しやすい形に…
取得日: 2026年08月18日 15:27
貴州の発酵食品「紅酸湯」の品質を科学的に評価し、優れた乳酸菌を選び出す研究
中国貴州省には、トマトなどを乳酸発酵させて作る「紅酸湯」という伝統的な酸味調味料があります。地域や作り手によって風味や品質にばらつきがあることが知られていますが、その違いを科学的な指標で比較した研究はそれほど多くありません。今回紹介する論文は、貴州の異なる地域で作られた9種類の紅酸湯を対象に、味や香…
取得日: 2026年08月18日 15:27