研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
米粉グルテンフリーパン、ニゲラサティバ種子粉とホエイで栄養と食感を両立させる試み
小麦アレルギーやグルテン過敏症を持つ人にとって、グルテンフリーパンは食生活を支える大切な存在です。ただし、米粉を主原料とするグルテンフリーパンは、小麦パンに比べて食物繊維などの栄養価が低く、食感やボリュームの面でも劣りやすいという課題が知られています。今回紹介する研究は、そうした課題に対して、食品産…
取得日: 2026年07月13日 23:29
『金花』を作る遺伝子とは? 黒茶発酵にかかわるカビの遺伝子と風味成分の関係を調べた研究
中国の黒茶の一種である茯磚茶(ふせんちゃ)には、茶葉の表面に「金花(きんか)」と呼ばれる黄色い粒状の構造が見られることがあります。これはAspergillus cristatusというカビの一種が作る「閉子器(へいしき)」という生殖構造で、この金花の存在が茯磚茶の品質を示す特徴の一つとされてきました…
取得日: 2026年07月13日 14:30
共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー
誰かと食卓を囲む「共食」と、一人で食事をする「孤食」。高齢化が進み、一人暮らしや夫婦のみの世帯(いわゆる「空の巣」世帯)が増えるなかで、孤食は多くの国で身近な生活習慣の変化になっています。食事は栄養を摂る場であると同時に、人との会話や交流の場でもあることから、こうした食事スタイルの違いが高齢者の健康…
取得日: 2026年07月13日 13:30
ガーナのカタクチイワシ、9か月保存しても食べられる?伝統的な燻製・天日干しの安全性を調べた研究
魚を長く保存できれば、食料が不足しがちな時期にもタンパク源を確保しやすくなります。特にアフリカの一部地域では、魚を燻製や天日干しにして乾燥させ、長期間保存してから市場に出す伝統的な方法が広く行われています。しかし、こうした伝統的な加工・保存方法で、実際にどれくらい微生物学的な安全性が保たれているのか…
取得日: 2026年07月12日 21:29
糖尿病のタイプによって「植物性中心の食事」と心血管リスクの関係は変わる?——ドイツの研究から
糖尿病といっても、その中身は一様ではありません。近年の研究では、発症の仕方や体質の違いによって糖尿病がいくつかの「サブタイプ」に分けられることがわかってきました。同じ「糖尿病」という診断名でも、実はタイプによって体の状態や合併症のリスクが異なる可能性があるのです。では、食事と心血管疾患(心筋梗塞や脳…
取得日: 2026年07月12日 21:29
皮の廃棄部位からヨーグルトへ:ポリフェノール豊富な植物副産物を使った機能性発酵乳の研究
ジャガイモ、ザクロ、オレンジの皮は、食品加工の過程で通常は廃棄される部分ですが、実はポリフェノールなどの生理活性成分を豊富に含むことが知られています。近年、こうした「食品副産物」を有効活用しようという研究が世界的に広がっており、環境負荷の低減と食品の高付加価値化を両立させる方法として注目されています…
取得日: 2026年07月12日 21:29
魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」
魚や貝、エビなどの魚介類は健康によいというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、これまでにも魚介類の摂取と脳卒中リスクとの関連を調べた研究はいくつか行われてきましたが、その結果は一致しておらず、はっきりした結論は出ていませんでした。今回紹介するのは、中国・浙江省で5万人を超える人々を長期…
取得日: 2026年07月12日 21:29
「一汁三菜」は健康的? 料理数の多い食事と心血管リスクの関連を調べた研究
「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。ご飯、汁物、そしておかず三品を基本とする、和食の伝統的な献立の形です。和食は心血管疾患による死亡率の低さを通じて、日本人の長寿に寄与している可能性がある食事として注目されてきました。その特徴のひとつが、一回の…
取得日: 2026年07月12日 20:29
発酵コーヒー生豆に超音波・超高圧をかけると風味はどう変わる? 代謝物と香り成分から探る研究
コーヒーの香りや味わいは、栽培や焙煎だけでなく、収穫後にどのように豆を処理するかによっても大きく変わることが知られています。近年は微生物を使って生豆を発酵させ、独特の風味を引き出す加工方法にも注目が集まっています。今回紹介する研究では、微生物発酵とヌメリを取り除く『脱粘』処理を行ったコーヒー生豆に対…
取得日: 2026年07月12日 13:31
エリンギの旨みと機能性成分をムダなく引き出す?超音波と“エコな溶媒”を使った新しい抽出法の研究
エリンギ(学名:Pleurotus eryngii)は、食感の良さから人気のきのこですが、ポリフェノールなどの機能性成分を含むことでも知られています。こうした成分を食品や機能性食品の原料として活用するには、効率よく、かつ環境に優しい方法で抽出する技術が求められます。今回紹介する研究では、超音波の力と…
取得日: 2026年07月12日 13:31
低塩でもプリプリ食感に?ムラサキイガイのすり身づくりに超音波処理を活用する研究
すり身といえば、かまぼこやちくわなど日本の食卓に馴染み深い加工食品の原料です。一般的なすり身づくりでは、魚肉に一定量の塩を加えて筋原繊維タンパク質(筋肉を構成するタンパク質の一種)を溶かし出し、それを固めることで独特の弾力あるゲル状の食感を生み出しています。ところが、この工程には比較的高い塩分濃度が…
取得日: 2026年07月12日 13:31
「牛乳を何に置き換えるか」で結果が変わる? 食事研究の“代替モデル”を検証した方法論研究
栄養疫学の研究では、「ある食品を別の食品に置き換えたら、健康への影響はどう変わるか」という問いがよく立てられます。たとえば「非発酵乳を発酵乳に置き換えたら死亡リスクはどうなるか」といった具合です。こうした問いに答えるための統計的な工夫は「代替モデリング(substitution modeling)」…
取得日: 2026年07月12日 13:31