研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
ホタテ由来「プラズマローゲン」摂取と言語記憶の関係を調べた臨床試験
「記憶力の衰えが気になる」という声は、40代以降になるとよく耳にするようになります。こうした変化に食品成分でアプローチできないか、という研究は世界各地で行われていますが、今回紹介するのは、ホタテに由来する「プラズマローゲン」という脂質成分に着目した研究です。
取得日: 2026年08月12日 14:27
加工食品中心の食事と炎症マーカー、そして閉経の時期に関連はあるか——HRSコホートからの報告
閉経を迎えた女性の体では、女性ホルモンの減少とともに体内の慢性炎症がゆるやかに高まりやすくなると言われています。この慢性炎症は、加齢に伴うさまざまな健康課題との関わりが指摘されてきたテーマですが、では日々の食事のパターンは炎症マーカーとどう関係しているのでしょうか。また、閉経を迎える時期の早さ・遅さ…
取得日: 2026年08月12日 14:27
スープの旨みと栄養を引き出す処理順序とは? ティラピアスープをめぐる物理処理の研究
魚のスープは、身のうまみや栄養が出汁にどれだけ溶け出すかで味わいが大きく変わります。しかし従来のティラピア(テラピア)スープづくりには、魚の組織から出汁への可溶性成分の溶出が少ない、栄養素が十分に溶け出さない、風味が失われやすいといった課題があるとされています。近年ではコロイドミル処理(食材を細かく…
取得日: 2026年08月11日 13:29
植物性ヨーグルトは乳製品の代わりになる? スイスの市場調査からわかったこと
大豆やアーモンド、ココナッツなどを原料にした「植物性ヨーグルト」は、健康志向や環境配慮の高まりを背景に、スーパーの売り場でも見かける機会が増えました。世界的な食生活の指針でも植物性食品への移行が呼びかけられており、乳製品ヨーグルトの代わりにこうした製品を選ぶ人も増えているようです。しかし、見た目や食…
取得日: 2026年08月11日 13:29
植物性から培養肉まで――『代替タンパク質』を栄養・環境・受容性の3面から整理した総説
世界の人口が増え続ける一方で、私たちが食べる肉や卵、乳製品などのタンパク質をどう安定して確保するかは、大きな課題になっています。従来の畜産は温室効果ガスの排出や広大な土地・水の使用、生物多様性の損失といった環境負荷の大きさが指摘されており、その代替となる「持続可能なタンパク質源」への関心が高まってい…
取得日: 2026年08月11日 00:27
石斛(デンドロビウム)を乳酸発酵させると風味と機能性成分はどう変わるのか
石斛(せきこく、Dendrobium officinale)は、中国の伝統医学で古くから薬用・食用の両方に用いられてきたラン科の植物で、近年その健康に関わる働きが注目されているといいます。今回紹介する研究は、この石斛を原料に、乳酸菌を使って発酵させた飲料を新しく開発し、その栄養成分や風味がどのように…
取得日: 2026年08月10日 10:27
発酵させた雑穀が腸内環境にもたらす変化とは―伝統食品を科学する
雑穀(ミレット)は雨が少ない土地でも育ちやすく、気候変動の影響を受けにくい穀物として世界各地、特に開発途上国で古くから食べられてきました。栄養価の高さでも知られていますが、実はこの雑穀を「発酵」させることで、さらに栄養的・機能的な価値が高まる可能性があるといいます。今回紹介する論文は、発酵させた雑穀…
取得日: 2026年08月09日 21:27
ヴィーガンの若者は超加工食品から栄養を多く摂取?スウェーデンの横断研究より
「植物性食品を中心とした食生活」は、栄養に関する推奨の中でもよく耳にする考え方です。一方で、こうした食生活への関心の高まりとともに、牛乳や肉の代わりとなる植物性の「超加工食品(UPF)」も市場に増えてきました。UPFとは、加工の程度が高く、多くの成分や添加物を含む食品を指す分類の一つです。これまでの…
取得日: 2026年08月09日 20:27
腸内マイクロバイオータの知識はあるのに発酵食品はあまり食べない?大学生調査からみえたギャップ
腸内細菌叢(マイクロバイオータ)への関心は近年高まり、ヨーグルトやキムチ、納豆といった発酵食品が健康との関連で話題になることも増えました。では、マイクロバイオータについて詳しく知っている人ほど、実際に発酵食品をよく食べているのでしょうか。今回紹介する論文は、この『知識』と『行動』の関係を大学生を対象…
取得日: 2026年08月09日 20:27
ケフィアの風味はどう作られる? 乳酸菌と酵母のゲノムから探る発酵の仕組み
ケフィアは、乳酸菌と酵母が複雑に共生する「ケフィアグレイン」を使って作られる発酵乳製品です。独特の風味を持つことで知られていますが、その風味がどのような微生物の働きによって生み出されているのかは、まだ十分に解明されていません。今回紹介する研究では、ケフィア発酵に関わる乳酸菌と酵母のゲノム情報を解析し…
取得日: 2026年08月08日 14:27
常温ヨーグルトの「ざらつき」はなぜ起きる? 二次殺菌時のタンパク質凝集メカニズムを調べた研究
常温で保存できるヨーグルト(常温ヨーグルト)は、発酵させたあとにもう一度加熱処理(二次殺菌)を行うことで作られます。この工程のおかげで冷蔵しなくても長期間保存できるようになりますが、一方で製品の食感が粒っぽくなったり、ざらついたりすることがあり、品質上の課題として知られています。この「ざらつき」の原…
取得日: 2026年08月08日 14:27
モリンガ×食用花のコンブチャ、抗酸化活性と味わいを比較した予備研究
コンブチャは、甘いお茶を酵母と酢酸菌の共生体(SCOBY)で発酵させて作る発酵飲料で、近年は健康志向の飲み物として世界的に人気が高まっています。一方、非感染性疾患(生活習慣病)は世界的に死亡原因の上位を占め、インドネシアでもその割合が増え続けているといいます。こうした背景から、食事による予防的なアプ…
取得日: 2026年08月08日 02:31