研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ソルガム×卵白でつくる機能性スナックバー研究、バインダーの種類で何が変わる?
近年、健康を意識した間食として、食物繊維やたんぱく質を含む「機能性スナックバー」への関心が高まっています。今回紹介するのは、雑穀の一種である「ソルガム」を使ったスナックバーの研究です。ソルガムはインドネシアで食料安全保障の観点から重要な作物として位置づけられており、栽培のしやすさや部位ごとの活用のし…
公開日: 2026年07月16日 19:29
「おいしさ重視」の食べ方は誰がつくる? 大学生513人に見る、家族・メディアの影響を調べた研究
ダイエットや健康的な食生活が話題になる一方で、私たちの食べ物選びには「おいしさ」を重視する気持ちも大きく関わっています。では、そうした「味を重視する食べ方への態度」は、どのような背景から生まれるのでしょうか。性別や出身地域、収入といった社会的な属性や、家族・メディアからの「こうあるべき」というプレッ…
公開日: 2026年07月16日 07:34
「新しい食べ物が苦手」な人ほど、心身の健康を低く感じている? 米英豪の大規模調査から
初めての料理や見慣れない食材に、なんとなく手が伸びない。そんな「食わず嫌い」的な傾向は、実は多くの人に程度の差はあれ備わっている性格特性のひとつだとされています。この傾向は「フードネオフォビア(食物新奇性恐怖)」と呼ばれ、新奇で、風味が強く、見慣れない食品を避けようとする心理として研究されてきました…
公開日: 2026年07月16日 06:38
無塩漬剤ダチョウ肉サラミの熟成研究:脂肪量・塩分・スターター菌が品質を左右する
ダチョウ肉は牛肉に近い赤身の味わいを持ちながら脂肪が少ないとされ、近年は新しい食肉資源として注目されています。今回紹介するのは、そんなダチョウ肉を使ったイタリア風の熟成サラミについて、原料の配合や熟成期間が品質にどう影響するかを詳しく調べた研究です。特にこの研究では、亜硝酸塩・硝酸塩を使わない「クリ…
公開日: 2026年07月16日 05:36
スマホ写真とAIで羊肉スライスの「本物・加工・再構成」を見分ける試み
スーパーや飲食店で売られている羊肉のスライス肉。実は、そのすべてが「そのままの肉」とは限りません。加工処理を施した肉や、複数の肉片を結着させて成形した「再構成肉」が、本物の羊肉スライスと似た見た目で流通しているケースがあり、消費者にはなかなか見分けがつきません。こうした不正な混入や表示の問題は、食の…
公開日: 2026年07月16日 05:33
難消化性デンプンは腸の防御力にどう関わる? 腸内細菌代謝産物とPI3K-AKT経路をめぐるレビュー研究
お腹の調子を整える食品としてよく話題になる「難消化性デンプン(レジスタントスターチ)」。小腸で消化されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサになることで知られていますが、その働きが体の中でどのような仕組みにつながっているのかは、まだ研究が進んでいる段階です。今回紹介する論文は、難消化性デンプンが腸のバリア…
公開日: 2026年07月15日 14:35
米粉グルテンフリーパン、ニゲラサティバ種子粉とホエイで栄養と食感を両立させる試み
小麦アレルギーやグルテン過敏症を持つ人にとって、グルテンフリーパンは食生活を支える大切な存在です。ただし、米粉を主原料とするグルテンフリーパンは、小麦パンに比べて食物繊維などの栄養価が低く、食感やボリュームの面でも劣りやすいという課題が知られています。今回紹介する研究は、そうした課題に対して、食品産…
公開日: 2026年07月13日 23:35
全粒小麦の即席麺、酵母と乳酸菌の“発酵”で食感と血糖への影響を改善できるか探った研究
全粒小麦を使った即席麺は、食物繊維が豊富でバランスの良い栄養が期待できる食品として注目されています。ただし油で揚げずに乾燥・加工する「非油揚げタイプ」の場合、もどし(湯戻し)に時間がかかったり、食感や風味が今ひとつだったりする課題があると指摘されています。こうした弱点を、身近な発酵の力で補えないか—…
公開日: 2026年07月13日 23:34
大豆から作る「ケフィア多糖」に血圧・抗酸化に関わる働き? 発酵と酸化分解の効果を調べた研究
ケフィアは、乳酸菌と酵母がともに働くことで作られる発酵飲料として知られていますが、近年ではその発酵の仕組みを大豆由来の成分に応用する研究も進められています。今回紹介する研究では、黄大豆と黒大豆から抽出した「多糖(たとう)」と呼ばれる成分を対象に、ケフィア発酵とその後の酸化分解処理を行うことで、成分や…
公開日: 2026年07月13日 23:32
チアシード、キヌア、カボチャの種、亜麻仁、トリティケール ― 市販植物性食品の栄養・フィトケミカル成分を比較調査
チアシード、キヌア、カボチャの種、亜麻仁、そしてトリティケール(ライ小麦)。近年、健康志向の高まりとともにスーパーやオンラインで見かける機会が増えたこれらの植物性食品ですが、実際にはどのような栄養成分やフィトケミカル(植物由来の機能性成分)を含んでいるのでしょうか。同じ「チアシード」でも産地や加工方…
公開日: 2026年07月13日 23:30
トマト加工の副産物「ポマース」は犬のごはんに使えるか?酵素処理・真空乾燥した試作原料を成犬で試験
トマトジュースやケチャップなどを作る過程では、皮や種、果肉の残りが大量に発生します。これは「トマトポマース」と呼ばれる副産物で、水分を多く含むため腐りやすく、廃棄や保存の方法が課題とされてきました。もし乾燥・加工して飼料の原料として活用できれば、輸入原料に頼らない、地域で調達できる持続可能な選択肢に…
公開日: 2026年07月13日 02:29
オカラの食物繊維、砕き方を変えると使い勝手が変わる? 物理的な加工法を比較した研究
豆腐づくりの過程で生まれる「オカラ」は、大豆由来の食物繊維を豊富に含む一方で、そのままでは水分を多く含み、加工しにくいことから廃棄されることも少なくない副産物です。しかし近年は、オカラに含まれる不溶性食物繊維(IDF)を機能性素材として活用する研究が進んでいます。今回紹介する論文は、オカラ由来の不溶…
公開日: 2026年07月12日 17:35