研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
海のねばねば・ぬるぬるが免疫を動かす?海洋性多糖類を見渡す研究紹介
昆布のぬめりや貝類のとろみ。海の生き物には独特の粘り気を持つ成分がよく含まれています。こうした「海洋性多糖類」は、体の免疫にどう関わり、食品にどう活かせるのでしょうか。この論文は、これまでの研究をまとめて整理したレビュー論文です。
公開日: 2026年08月22日 11:35
塩水で育つ野菜サリコルニア、収穫時期で栄養が変わる? ホウレンソウ・アスパラガスと比較した研究
塩害が進む土地でも育つ野菜があると聞いたら、驚く方も多いのではないでしょうか。サリコルニア(和名アッケシソウ)は、そんな塩水に強い植物の一つです。食料安全保障の観点から注目され始めていますが、いつ収穫すれば栄養面でお得なのか、実はまだよく分かっていませんでした。
公開日: 2026年08月22日 11:34
リンゴの搾りかすがUV-C照射で栄養価アップ?食物繊維とポリフェノールへの効果を調べた研究
リンゴジュースやピューレを作ると、皮や芯、果肉の残りかすが大量に出ます。これらは「副産物」として廃棄されることが多いのですが、実はまだ食物繊維やポリフェノールなどの成分が残っています。この廃棄物をどうにか活用できないか、という発想から生まれたのが今回紹介する研究です。
公開日: 2026年08月22日 10:33
常温保存でもブドウを長持ちさせる?温水+紫外線処理の効果を調べた研究
ブドウはみずみずしくて美味しい果物ですが、収穫後は水分が抜けたり酸化が進んだりして、あっという間に品質が落ちてしまいます。特に冷蔵設備(コールドチェーン)が整っていない地域では、常温での保存期間の短さが大きな課題になっています。今回紹介する研究は、こうした課題に対して、化学薬品を使わない方法でブドウ…
公開日: 2026年08月22日 06:29
ソラマメを好きになるには?「単純接触」「風味連合」「風味と栄養素の連合」学習戦略を比較した研究
豆類は環境負荷が比較的低く、栄養価も高いタンパク質源として注目されていますが、なじみが薄く、味や食感への評価が芳しくないことから、実際の消費量はなかなか伸びていません。こうした「あまり好きではない食品」を好きになってもらうために、心理学や食行動研究の分野では「感覚コンディショニング(sensory …
公開日: 2026年08月22日 05:36
球茎か子球茎か——ブラジル産タロイモの栄養と加工特性を比較した研究
タロイモ(Colocasia esculenta)は、炭水化物を豊富に含む根菜(イモ類)の一種で、ブラジルでも栽培されています。地下にできる大きな塊茎は「球茎(コーム)」、その周囲にできる小さな塊茎は「子球茎(コーメル)」と呼ばれますが、これまで市場では子球茎の方が高く評価される傾向にあり、球茎は相…
公開日: 2026年08月22日 05:31
食物繊維の摂り方と摂取源、代謝指標との関連を調べた研究
食物繊維は健康的な食生活の話題でよく登場する栄養素ですが、実際にどのくらい摂れていて、何から摂っているかによって体への関わり方に違いがあるのかは、意外と詳しく調べられていません。今回紹介するのは、成人820人を対象に、食物繊維の摂取量とその摂取源(野菜や果物などの未加工食品由来か、精製された炭水化物…
公開日: 2026年08月22日 05:27
柿の断面に潜むポリフェノールを『光』で見る——蛍光指紋イメージングが映し出したもの
柿にはポリフェノールと呼ばれる機能性成分が含まれていますが、その分布は場所によって異なります。これまで、果実のどこにどれだけポリフェノールがあるかを調べるには、部位ごとに切り出して抽出・分析する破壊的な方法が主流でした。もし果実を壊さずに、断面のポリフェノール分布を『見える化』できれば、品質評価や研…
公開日: 2026年08月22日 05:12
収穫後の果物の品質を『色』で見分ける——画像解析研究の最新レビュー
スーパーで果物を選ぶとき、多くの人は色つやを見て熟れ具合を判断します。実はこの『見た目の色』を科学的に活用しようという研究分野が、農業や食品流通の現場で注目されています。今回紹介するのは、収穫後の果物の品質評価に使われる『色彩ベースイメージング(画像による色の解析)』技術について、これまでの研究をま…
公開日: 2026年08月22日 04:31
ホエイプロテインのナノ粒子でチコリの機能性成分を守る——発酵乳Rayebの保存性を探った研究
チコリという植物をご存じでしょうか。青い花を咲かせるキク科の植物で、根がコーヒーの代用品として使われることもありますが、葉や茎などの地上部にもポリフェノールをはじめとする植物由来の機能性成分が含まれていると考えられています。こうした植物成分を食品に加えて機能性を高めようとする研究は世界中で行われてい…
公開日: 2026年08月22日 04:27
イチゴをもっと長持ちさせる? 精油とプロバイオティクスを組み合わせた「食べられるコーティング」研究を紹介
収穫後のイチゴなどの果物は傷みやすく、カビや腐敗によって多くが廃棄されてしまいます。この問題に対して近年注目されているのが、果物の表面に薄い膜を作って保護する「可食コーティング(食べられる被膜)」という技術です。今回紹介する論文は、この可食コーティングに植物由来の「エッセンシャルオイル(精油)」と「…
公開日: 2026年08月20日 01:31
白サツマイモとエンドウ豆でつくる低GIフレーク——配合の違いが栄養と食感に与える影響とは
朝食用のフレーク製品といえば小麦やとうもろこしを原料にしたものが一般的ですが、近年は食物繊維やタンパク質を強化した「機能性」をうたう食品への関心が高まっています。今回紹介する研究は、白サツマイモ(Ipomoea batatas)と予備加熱したエンドウ豆(Pisum sativum)という、栄養的な特…
公開日: 2026年08月18日 17:27