研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
腸内細菌の多様性で反応が変わる? 過体重成人を対象にした乳酸菌由来素材の臨床試験
腸内細菌の構成は人によって大きく異なります。同じ食品やサプリメントを摂っても、体重や代謝への影響が人によってまちまちなのは、この腸内細菌の個人差が関係しているのではないかという見方があります。今回紹介する研究は、過体重の成人を対象に、乳酸菌由来のパラプロバイオティクス素材「Lactiplantiba…
取得日: 2026年08月28日 12:45
七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究
鶏卵に比べると馴染みが薄いものの、七面鳥の卵は粒が大きく、タンパク質や脂質、微量栄養素が豊富な食材として注目されています。バングラデシュでは近年、栄養価の高い家禽製品への需要の高まりを背景に、七面鳥の飼育が新しい選択肢として関心を集めているといいます。ただし、高温多湿な熱帯環境で育てた場合に、品種に…
取得日: 2026年08月28日 12:45
便を『壊す前』と『壊した後』で分けて調べたら見えてきた、腸内細菌どうしの物質のやりとり
私たちの腸の中には無数の細菌がすみ、互いに作った物質を分け合いながら生きています。ある菌が作った代謝物を別の菌が利用する『クロスフィーディング』と呼ばれる関係は、腸内細菌が織りなす生態系の重要な仕組みとされていますが、便を調べる従来の代謝物分析には大きな弱点がありました。便に含まれる物質の総量を測る…
取得日: 2026年08月28日 12:45
書評紹介:レジーナ・セクストン著『アイルランド食文化小史』
アイルランドの食文化は、じゃがいもをはじめとする素朴なイメージで語られることが多いものの、その歴史をまとまった形で紹介する書籍は多くありません。今回取り上げるのは、Helen J Saberi氏(Independent Scholar)による書評で、対象となっているのはレジーナ・セクストン著『アイル…
取得日: 2026年08月28日 12:28
タイ・インドネシア・マレーシア料理と季節メニューを紹介する2冊の書評
世界の料理を家庭で再現しようとするとき、頼りになるのはやはり信頼できるレシピ本です。今回紹介するのは、料理研究家スリ・オーウェンによる2冊の著作を取り上げた書評です。ひとつは東南アジア料理のレシピ集、もうひとつは季節ごとのメニューをまとめた料理本で、掲載誌『プティ・プロポ・キュリネール』に2026年…
取得日: 2026年08月28日 12:28
食料価格の上昇は「体に良い食品」ほど遠ざける? メキシコのコロナ前後データから見える栄養格差
新型コロナウイルスの流行は、世界中の食料の生産・流通の仕組みを混乱させ、多くの国で食料品の値上がりを招きました。では、値上がりは「野菜や果物、肉、魚といった素材そのものに近い食品」と、「スナック菓子や清涼飲料などの超加工食品」とで、同じように起きたのでしょうか。それとも、栄養価の高い食品の方がより値…
取得日: 2026年08月28日 02:27
砂糖入り飲料税だけでいいのか?ガーナ都市部で聞いた『包括的食品政策』への市民の本音
近年、世界各地で「甘い飲み物に税金をかける」政策が広がっています。ガーナでも2023年に、砂糖入り飲料(SSB)に20%の物品税を課す法律(Excise Duty(Amendment)Act 1108)が施行されました。しかし公衆衛生の専門家たちは、税金だけでなく、食品の宣伝規制、パッケージ前面への…
取得日: 2026年08月27日 08:25
心筋梗塞を経験した人の食事の質と、その後の生存との関連を調べた前向き研究
心筋梗塞(心臓の血管が詰まり心筋の一部が壊死する病気)を経験した後、どのような食事を続けるとその後の生存に関係するのか。これまでの食事ガイドラインの多くは、心筋梗塞の既往がない一般の人々を対象にした研究データに基づいており、心筋梗塞を生き延びた人自身を対象に、食事パターンと生存との関連を検討したデー…
取得日: 2026年08月27日 08:25
ブラジルの青少年の食事パターンとメンタルヘルスの関連を調査した大規模調査
思春期の食生活が心の健康と関係しているのではないかという指摘は各国で見られますが、全国規模の調査データを使い、実際に食べているものの組み合わせ(食事パターン)から検討した研究はまだ限られています。今回紹介する論文は、ブラジルの学校に通う13〜17歳の青少年を対象に、2015年と2019年に実施された…
取得日: 2026年08月27日 06:26
ラテン系の若者を対象に、食事由来のカロテノイド摂取量と腸内細菌の関係を調べた研究
果物や野菜に豊富に含まれる色素成分「カロテノイド」は、生理活性を持つことが知られており、腸内の環境に働きかけることで腸内細菌の構成に影響を与える可能性が指摘されています。しかし、こうした関連を若い成人世代で調べた研究はこれまで限られていました。今回、フロリダ国際大学の研究者らのグループが、ラテン系の…
取得日: 2026年08月27日 01:29
リンゴ搾りかすの再利用と加熱浸漬処理、ハードサイダーの風味とポリフェノールはどう変わる?
ハードサイダー(リンゴを発酵させて作るお酒)は近年人気が高まっていますが、その製造工程ではリンゴを搾ったあとに大量の「搾りかす(ポマース)」が廃棄物として発生します。この廃棄物を有効活用しつつ、サイダーの風味やフェノール化合物(ポリフェノール類など植物由来の成分)を高める方法はないか——そうした関心…
取得日: 2026年08月27日 00:29
アップルサイダー発酵における亜硫酸添加の効果を検証:酸化還元電位・成分・香りへの影響とは
りんごを発酵させて作るアップルサイダーは、ワインと同じくアルコール発酵を経て作られる飲料です。ワイン造りでは酸化を防いだり微生物の働きを抑えたりする目的で、二酸化硫黄(SO2、いわゆる亜硫酸)が古くから使われてきました。しかし、アップルサイダーの発酵中に亜硫酸がどのように「酸化還元電位(ORP、レド…
取得日: 2026年08月27日 00:29