研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
廃棄物から食卓へ――カボチャの皮を使った機能性パスタ開発の研究
カボチャを調理するとき、多くの人は中の果肉だけを使い、皮は捨ててしまうのではないでしょうか。しかし食品を作る過程で生まれるこうした「副産物」を有効活用することは、食品ロスを減らし、資源を循環させる取り組みとして近年注目されています。今回紹介する研究は、通常は廃棄されるカボチャの皮を粉末にして小麦パス…
取得日: 2026年08月12日 23:26
セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究
搾りたてのセロリジュースは、クロロフィルやポリフェノールといった健康志向の消費者に人気の成分を豊富に含む一方で、非常に傷みやすいという弱点があります。加熱による殺菌は保存性を高めますが、熱に弱い栄養成分を損なう可能性があるため、加熱を伴わない新しい保存技術が求められてきました。今回紹介する研究では、…
取得日: 2026年08月12日 19:23
カボチャの若葉、調理法で栄養や機能性はどう変わる? 蒸す・茹でる・電子レンジ・炒めるを比較した研究
カボチャといえば実を食べるのが一般的ですが、その若い葉も葉物野菜として食べられることをご存じでしょうか。カボチャの葉(Cucurbita maxima)は栄養や機能性成分を豊富に含む可能性がありながら、十分に活用されていない食材だとされています。とはいえ、野菜は生のまま食べることは少なく、多くの場合…
取得日: 2026年08月09日 18:24
低炭水化物・地中海式食事と脂肪浮腫:体内の酸化ストレスと疼痛の関係を調べた研究
脂肪浮腫(リポエデマ)は、脚などに左右対称的に脂肪が過剰に蓄積し、痛みや押した際の圧痛、体を動かしにくさなどを伴う慢性的な脂肪組織の病気です。食事の工夫によって症状が和らぐ可能性が指摘されてきましたが、なぜそうした変化が起こるのか、体の中でどのようなことが起きているのかは、これまで十分にわかっていま…
取得日: 2026年08月08日 13:24
庭で育つワレモコウ属、食物繊維とポリフェノールが豊富な葉野菜として注目
ワレモコウ属(Sanguisorba属)は、庭先や野原でよく見かける多年草の仲間です。花壇を彩る観賞用植物として親しまれてきましたが、実は昔から一部の地域で食用や薬用にも利用されてきた植物でもあります。今回、学術誌「モレキュルズ」に、庭で栽培されたワレモコウ属の栄養成分とポリフェノール(植物由来の機…
取得日: 2026年08月07日 01:24
甘い・苦い・塩辛い…味の感じ方はなぜ人それぞれ? 遺伝子と食の好みをめぐる最新レビュー
同じ料理を食べても、「ちょうどいい」と感じる人もいれば「苦い」「塩辛い」と感じる人もいます。こうした味の感じ方の個人差には、育った環境や食習慣だけでなく、生まれ持った遺伝的な要因も関わっていると考えられています。今回紹介する総説論文は、味覚の感じ方や食べ物の好みに関わる遺伝的な変異について、これまで…
取得日: 2026年08月06日 00:23
サプリメント広告は消費者にどう受け止められているのか——ポーランドでの意識調査
「このサプリメントで健康問題が解消される」——そんな印象を与える広告を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。健康食品やサプリメントの市場は世界的に拡大を続けていますが、その広告表現がしばしば誇張されたり、医薬品のような治療効果を暗示したりすることが指摘されています。今回紹介する研究は、消費…
取得日: 2026年08月06日 00:23
子宮内膜症と重金属曝露――食事や環境からの有害元素は病因の『欠けたピース』なのか
子宮内膜症は、本来子宮の内側にあるはずの組織が子宮の外で増えてしまう、エストロゲン(女性ホルモン)に影響される慢性的な病気です。多くの女性を悩ませる疾患でありながら、なぜ発症するのかはまだ十分に解明されていません。今回紹介する論文は、その原因の一つとして「食事や環境から取り込まれる有害な金属・元素へ…
取得日: 2026年08月04日 23:24
サワードウパンは血糖に良い?イースト発酵パンとの比較を調べたシステマティックレビュー
パンは私たちの食生活に欠かせない、炭水化物を多く含むエネルギー源です。炭水化物が豊富な食品は血糖値に影響を与えやすいと考えられていますが、実は「どんなパンか」によってその影響は異なるかもしれない、という指摘があります。中でも注目されてきたのが、パン酵母(イースト)ではなく乳酸菌などを使って長時間発酵…
取得日: 2026年08月04日 15:26
ケトジェニックダイエットは血圧に良い影響を与えるのか?レビュー論文を紹介
「ケトジェニックダイエット(ケトン食)」といえば、糖質を極端に減らし脂質を多くとる食事法として、ダイエットやてんかん治療の文脈で耳にしたことがある方も多いかもしれません。実際、ケトジェニックダイエットは100年以上前からてんかん治療に用いられてきた歴史ある食事療法です。近年では、この食事法がてんかん…
取得日: 2026年08月03日 02:24
超音波処理と発酵温度、テンペのタンパク質構造や機能性成分にどう影響?
テンペは大豆を発酵させて作るインドネシア発祥の伝統食品で、植物性エストロゲンとも呼ばれるイソフラボンを豊富に含むことで知られています。近年では、更年期以降の女性の食生活における選択肢の一つとして関心を集めているそうですが、従来の加工方法ではその機能性が十分に引き出せていない可能性があるといいます。今…
取得日: 2026年08月02日 21:27
甜菜パルプの搾りかすがグルテンフリーパスタを変える? 機能性素材としての可能性を検証した研究
パスタの原料といえば小麦粉が定番ですが、小麦アレルギーやグルテン不耐性を持つ人向けに開発される「グルテンフリーパスタ」は、風味や食感、栄養価の面で改善の余地が指摘されることがあります。今回紹介するのは、砂糖の原料となる甜菜(てんさい)を搾ったあとに残る副産物、「押出加工甜菜パルプ(ESBP)」を、グ…
取得日: 2026年08月01日 01:25