研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

関節リウマチ患者を対象に、ベルト電極による電気刺激と栄養管理を組み合わせた6か月の外来リハビリの実施可能性と安全性を検討したパイロット研究 研究論文OpenAlex

関節リウマチ患者を対象に、ベルト電極による電気刺激と栄養管理を組み合わせた6か月の外来リハビリの実施可能性と安全性を検討したパイロット研究

関節リウマチは、関節に炎症が起こる病気です。薬による治療は大きく進歩しましたが、患者の多くには、筋肉の量が減り筋力が落ちる「サルコペニア」がみられます。著者らによると、その主な背景には加齢、慢性的な炎症、ステロイド薬の繰り返しの使用、体を動かす機会の減少があります。サルコペニアを伴う関節リウマチの患…

公開日: 2026年10月09日 06:00

試料に浸して使う、ハイドロゲル一体型のガラス繊維製分析デバイスでグルコースを測る試み 研究論文OpenAlex

試料に浸して使う、ハイドロゲル一体型のガラス繊維製分析デバイスでグルコースを測る試み

紙などに細い流路を作り、液体試料をしみ込ませて反応させる小型の分析デバイスは、検査室の外でも手軽に分析できる道具として期待されています。一方で、結果を数値で正確に示す定量分析はまだ難しいとされています。デバイスに試料をどう取り込むかが、分析の性能に大きく影響するためです。

公開日: 2026年10月09日 05:30

食品成分表の改訂で、日本人成人の推定栄養摂取量はどう変わるか:2018〜2019年国民健康・栄養調査データによる比較 研究論文OpenAlex

食品成分表の改訂で、日本人成人の推定栄養摂取量はどう変わるか:2018〜2019年国民健康・栄養調査データによる比較

私たちが何をどれだけ食べ、どのくらいのエネルギーや栄養素をとっているかを推定するには、食品ごとの栄養素の量をまとめた「食品成分表」が欠かせません。国の食品成分データベースは、食事調査の土台となる存在です。

公開日: 2026年10月09日 05:21

高齢者の食事で炭水化物と脂質のバランスは総合的なフレイルとどう関係するか:京都府亀岡市の約5700人の調査 研究論文OpenAlex

高齢者の食事で炭水化物と脂質のバランスは総合的なフレイルとどう関係するか:京都府亀岡市の約5700人の調査

フレイルとは、加齢にともなって体の予備力が落ち、ストレスや病気から回復しにくくなった状態を指します。筋力や身体機能の低下だけでなく、認知機能や気分、人との交流といった心と社会の面も含む幅広い概念で、介護が必要になることや入院、死亡の増加と関連することが知られています。早く気づけば進行を遅らせたり防い…

公開日: 2026年10月09日 01:27

婦人科がんの化学療法中の食欲低下と、食事摂取量・生活の質との関連を調べた前向き観察研究 研究論文OpenAlex

婦人科がんの化学療法中の食欲低下と、食事摂取量・生活の質との関連を調べた前向き観察研究

婦人科がんの治療では、近年治療法が進歩した現在も、細胞傷害性の抗がん剤による化学療法が標準的な選択肢です。化学療法中は吐き気や味覚の変化など、食欲低下につながる症状がよく起こります。食欲低下は食事量の減少や生活の質(QOL)の低下と関係することが知られていますが、これまでの研究の多くは進行がんの患者…

公開日: 2026年10月08日 05:26

麹菌で発酵させた玄米食品は潰瘍性大腸炎の患者に役立つか:二重盲検ランダム化試験の報告 研究論文OpenAlex

麹菌で発酵させた玄米食品は潰瘍性大腸炎の患者に役立つか:二重盲検ランダム化試験の報告

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に広く炎症が起こる病気で、原因はまだ分かっていません。これまでの基礎研究や臨床研究から、食物繊維をとることで症状が和らぐ可能性が示唆されてきました。

公開日: 2026年10月08日 05:23

食品ロス削減メッセージは消費者にどう受け止められたか:日本での2回にわたる無作為化実験 研究論文OpenAlex

食品ロス削減メッセージは消費者にどう受け止められたか:日本での2回にわたる無作為化実験

家庭から出る食品ロスを減らすために、行政などによる情報発信は広く使われています。しかし、こうした情報を受け取った人がその内容をどう解釈し、どのように心の中で受け止めているのかは、これまであまり調べられてこなかったと論文は指摘しています。

公開日: 2026年10月08日 00:42

カボスの香りを嗅ぐことと気分・自律神経・睡眠の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex

カボスの香りを嗅ぐことと気分・自律神経・睡眠の関係を調べた研究

カボスは主に大分県で栽培されている日本の香酸かんきつです。果肉を食べるより、焼き魚や鍋料理に果汁を搾ったり、皮を刻んだりして香りを楽しむ使い方が一般的です。皮から採った精油は入浴剤やせっけんなどにも使われています。ところが、香りを楽しむアロマテラピーの素材としての研究はほとんどなく、過去の脳活動の研…

公開日: 2026年10月07日 06:20

残っている歯の数と高齢者の機能低下・体重減少、たんぱく質摂取はその間をつなぐのか 研究論文OpenAlex

残っている歯の数と高齢者の機能低下・体重減少、たんぱく質摂取はその間をつなぐのか

歯を失うと噛みにくくなり、肉や魚などたんぱく質を含む食品を食べる量が減ると考えられています。これまでの研究でも、歯の数が少ない高齢者はたんぱく質の摂取量が少なく、身体機能が低い傾向が報告されてきました。筋肉の主成分はたんぱく質であるため、「歯が少ない→たんぱく質が不足する→筋肉や体力が落ちる→生活機…

公開日: 2026年10月07日 06:04

アントシアニンを持たないサツマイモ遺伝資源から、赤紫色サツマイモの育種素材を探る 研究論文OpenAlex

アントシアニンを持たないサツマイモ遺伝資源から、赤紫色サツマイモの育種素材を探る

果肉が紫色のサツマイモは、色素のアントシアニンを含みます。研究チームによると、一般的な紫肉サツマイモのアントシアニンは主にペオニジンとシアニジンという種類で構成されます。一方、日本で近年開発された赤紫肉サツマイモでは、ペラルゴニジンという別の種類が中心です。

公開日: 2026年10月07日 05:59

粗く砕いた竹と菜種油かすで作るミミズ堆肥:製造費と苗立枯病の抑制を調べた研究 研究論文OpenAlex

粗く砕いた竹と菜種油かすで作るミミズ堆肥:製造費と苗立枯病の抑制を調べた研究

ミミズ堆肥は、家畜ふんや植物残さなどの有機物をミミズに分解させて作る土壌改良資材です。養分の供給や土の物理性の改善に加え、いくつかの植物病害を抑える働きも報告されています。そのため、研究チームは、苗を育てる培土として使える可能性に注目しています。

公開日: 2026年10月07日 05:17

黒コショウ農家の品質・安全知識を育む普及指導と農家同士の学び 研究論文OpenAlex

黒コショウ農家の品質・安全知識を育む普及指導と農家同士の学び

研究チームは、スリランカの黒コショウ農家を対象に、情報の伝え方が食品の品質・安全に関する知識の習得と定着にどう影響するかを調べました。高い価値で取引される農産物の市場では、見た目などの物理的な特徴、純度、汚染物質の量に関する基準が重要になります。しかし、関連情報や収穫後の処理技術にアクセスしにくいこ…

公開日: 2026年10月06日 06:15