研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
リンゴの搾りかすがUV-C照射で栄養価アップ?食物繊維とポリフェノールへの効果を調べた研究
リンゴジュースやピューレを作ると、皮や芯、果肉の残りかすが大量に出ます。これらは「副産物」として廃棄されることが多いのですが、実はまだ食物繊維やポリフェノールなどの成分が残っています。この廃棄物をどうにか活用できないか、という発想から生まれたのが今回紹介する研究です。
取得日: 2026年08月22日 09:25
「三姉妹農法」由来の伝統食と肥満研究:ミルパ食が体に働く仕組みを整理したレビュー
トウモロコシと豆、カボチャを一緒に育てる「三姉妹(three sisters)」農法を知っていますか。これはメソアメリカ(中南米)に古くから伝わる伝統的な混作の知恵で、この農法から生まれた食事パターンは「ミルパ食」と呼ばれています。トウモロコシ、豆類、カボチャ、唐辛子を中心とする、植物性食品が主体で…
取得日: 2026年08月22日 04:50
食事のクレアチンとうつ病の関連、新しいNHANESデータでも再現するか検証した研究
クレアチンというと、筋トレをする人が使うサプリメントのイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし実は、肉や魚、卵といった日常の食品にも自然に含まれている成分です。近年、この食事から摂るクレアチンの量が、気分の落ち込みなど「うつ病」の状態と関連しているのではないかという研究が注目を集めています。今回…
取得日: 2026年08月20日 10:25
ゲノム編集スイカと農薬、欧州の消費者はどちらをより「リスク」と感じるのか
近年、遺伝子の一部を狙って書き換える「ゲノム編集」技術が作物育種にも使われるようになってきました。従来の遺伝子組換え(GMO)とは異なる手法として注目される一方、消費者がこうした新技術をどう受け止めるかは国や制度によって温度差があるとされています。今回紹介する研究は、スイカを題材に、ゲノム編集技術と…
取得日: 2026年08月16日 00:23
キャロブ粉で作るグルテンフリーパスタ ― ヒヨコマメ・テフ配合に加えて食感や機能性は変わるのか
小麦アレルギーやセリアック病などの理由でグルテンフリーの食生活を送る人にとって、パスタは「食感が物足りない」「栄養バランスが偏りがち」といった悩みがつきものです。グルテンを含まない材料だけでコシのある麺を作るのは技術的に難しく、風味や食べ応え、さらには健康面での付加価値をどう高めるかは、食品研究の分…
取得日: 2026年08月14日 06:24
サワードウパンは血糖に良い?イースト発酵パンとの比較を調べたシステマティックレビュー
パンは私たちの食生活に欠かせない、炭水化物を多く含むエネルギー源です。炭水化物が豊富な食品は血糖値に影響を与えやすいと考えられていますが、実は「どんなパンか」によってその影響は異なるかもしれない、という指摘があります。中でも注目されてきたのが、パン酵母(イースト)ではなく乳酸菌などを使って長時間発酵…
取得日: 2026年08月04日 15:26
植物性タンパク質の摂取量と死亡リスクの関連は? スペインの大規模追跡調査から
肉や魚、大豆や穀物などから摂取するタンパク質には、大きく分けて「動物性」と「植物性」があります。どちらも体をつくる大切な栄養素ですが、その由来によって健康への影響に違いがあるのかどうかは、近年関心を集めているテーマです。特に、比較的若い世代を長期間追跡し、しかも摂取量の変化を繰り返し測定した研究はま…
取得日: 2026年08月04日 00:24
モクズガニを生きたまま美味しく届けるには? 輸送・貯蔵時の環境管理に関するレビュー論文を紹介
秋になると話題にのぼる高級食材のひとつに、チュウゴクモクズガニ(Eriocheir sinensis)があります。独特の風味と高い栄養価から消費者に人気の水産物ですが、市場や食卓に届くまでには「一時養殖(畜養)」や「活魚(活ガニ)輸送」という工程を経ます。生きたまま運ぶ以上、その間の環境がカニの状態…
取得日: 2026年07月27日 23:29
乳酸発酵はムルタベリージュースの機能性をどう変えるか——フェノール成分と生理活性のつながりを探る研究
果物や野菜に含まれるポリフェノールは、発酵という加工プロセスを経ることで組成が変化することが知られています。乳酸発酵によって植物由来の食品中のポリフェノール組成が変わることは分かっていますが、その組成の変化が実際にどのような機能的な効果につながるのかは、これまで十分に明らかにされていませんでした。今…
取得日: 2026年07月27日 22:27
捨てられがちなブロッコリーの茎や葉を酵素処理してパンに――グルテンフリー食パンの機能性向上を検証
ブロッコリーを調理するとき、茎や葉、芯の部分は捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。こうした「副産物」は食物繊維や、健康に関心の高い人々の間で注目される機能性成分(バイオアクティブ化合物)を含んでいるにもかかわらず、多くが未利用のまま廃棄されているといわれています。今回紹介する研究は、このブロ…
取得日: 2026年07月27日 22:27
妊娠期・乳幼児期の超加工食品摂取と母子の健康:最新レビュー論文を紹介
コンビニやスーパーに並ぶスナック菓子、菓子パン、インスタント食品、清涼飲料水――こうした「超加工食品(Ultra-processed foods, UPF)」は、私たちの食卓にすっかり定着しています。忙しい毎日の中で手軽に食べられる一方、こうした食品の摂取が健康にどのような影響を与えるのかは、近年多…
取得日: 2026年07月17日 19:25
赤ブドウの搾りかすをヤギの飼料に混ぜると、乳の質はどう変わる? 新研究が報告
ワインづくりの過程では、ブドウを搾ったあとに大量の「果皮」が副産物として残ります。この赤ブドウ果皮には、ポリフェノールや食物繊維、糖分、脂質、トリテルペンといった生理活性成分が豊富に含まれていることが知られています。廃棄されがちなこの副産物を家畜の飼料として活用できれば、環境面でもコスト面でも持続可…
取得日: 2026年07月17日 01:25