研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

サナギタケの菌糸体にセレンを蓄積させる研究、3つのセレン源を比較 研究論文OpenAlex中国

サナギタケの菌糸体にセレンを蓄積させる研究、3つのセレン源を比較

セレンは私たちの体に必要な微量元素のひとつですが、食品からどう効率よく取り込ませるかは、栄養強化食品の開発における関心事のひとつです。今回紹介する研究では、栄養価の高い食用キノコとして知られるサナギタケ(Cordyceps militaris)の菌糸体に注目し、セレンを含む3種類の化合物――セレン酸…

取得日: 2026年07月12日 04:26

越冬期のチュウゴクモクズガニ、水温上昇が卵巣の早期退行を招く仕組みとは 研究論文OpenAlex中国

越冬期のチュウゴクモクズガニ、水温上昇が卵巣の早期退行を招く仕組みとは

チュウゴクモクズガニ(上海ガニとしても知られる甲殻類)は、卵巣(いわゆる「カニ味噌」に関わる部位を含む生殖巣)の発達段階によって価値が大きく左右される養殖対象です。実は、このカニは冬を越す際の水温変化が卵巣の状態に影響を与えることが知られており、養殖の現場では温度管理が重要な課題となっています。今回…

取得日: 2026年07月11日 16:25

熱処理の強弱がDHA強化牛乳の消化・吸収されやすさを左右する? 最新の消化シミュレーション研究 研究論文OpenAlex中国

熱処理の強弱がDHA強化牛乳の消化・吸収されやすさを左右する? 最新の消化シミュレーション研究

牛乳にDHA(ドコサヘキサエン酸)を天然に強化した「DHA強化牛乳」は、機能性食品として注目される存在です。ただ、牛乳は飲用前に加熱処理(殺菌など)を受けるのが一般的で、この加熱の強さや方法によって、含まれるDHAが体内でどれくらい消化・利用されやすい形になるのかは、これまで十分にわかっていませんで…

取得日: 2026年07月10日 19:26

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査 研究論文DOAJ中国

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査

「健康的な食事を心がけましょう」と言われると、多くの人は野菜や魚、果物を積極的に摂ることを思い浮かべるでしょう。実際、こうした食品は栄養バランスの面で推奨されています。しかし食べ物は同時に、環境中の化学物質を体内に取り込む経路にもなり得ます。野菜には土壌由来の成分が、魚介類には海洋環境由来の物質が含…

取得日: 2026年07月10日 15:48

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究 研究論文DOAJ中国

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究

脳梗塞のなかでも、太い血管の動脈硬化が原因で起こるタイプ(大血管アテローム性脳梗塞)は、発症後の回復の程度に個人差が大きいことが知られています。リハビリや治療だけでなく、患者さんがそれまでどのような食生活を送ってきたかが、その後の経過に関係している可能性はあるのでしょうか。今回、中国・浙江省の2つの…

取得日: 2026年07月10日 15:48

中国北部の健診受診者でビタミンD不足が半数近くに 生活習慣との関連を調査した研究 研究論文OpenAlex中国

中国北部の健診受診者でビタミンD不足が半数近くに 生活習慣との関連を調査した研究

ビタミンDは骨の健康などに関わる栄養素として知られていますが、実は日光を浴びることで皮膚でも作られるという、他の栄養素とは少し違う性質を持っています。そのため、食事の内容だけでなく、屋外で過ごす時間や運動習慣といった「生活スタイル」が、体内のビタミンD量に影響するのではないかと考えられています。今回…

取得日: 2026年07月09日 23:23

食事の“炎症を起こしやすさ”は胆石症のリスクと関係する?―20万人規模の追跡調査から 研究論文OpenAlex中国

食事の“炎症を起こしやすさ”は胆石症のリスクと関係する?―20万人規模の追跡調査から

胆石症(たんせきしょう)は、胆のうや胆管に石ができる、比較的よくみられる消化器の病気です。世界的に患者数が増えているとされ、医療費の面でも負担が大きいことが知られています。近年、食事の内容が体内の炎症と関わり、それが胆石症の発症とも関連するのではないかという見方があります。今回紹介するのは、食事がど…

取得日: 2026年07月09日 22:23

高脂肪食で乱れた腸内環境と肝臓の関係に、シラン由来オリゴ糖はどう働くか―マウス研究 研究論文OpenAlex中国

高脂肪食で乱れた腸内環境と肝臓の関係に、シラン由来オリゴ糖はどう働くか―マウス研究

近年、食べ過ぎや脂質の多い食事によって肝臓に脂肪がたまる「代謝関連脂肪性肝疾患(MAFLD)」が世界的に増えていると指摘されています。この病気の背景には、腸と肝臓が密接に情報をやり取りする「腸肝軸」の乱れが関わっていると考えられており、腸内細菌のバランスや腸のバリア機能の異常が、肝臓の炎症や脂肪蓄積…

取得日: 2026年07月09日 22:23

タツノオトシゴを丸ごと活用へ 頭・体・内臓で異なる栄養特性が明らかに 研究論文OpenAlex中国

タツノオトシゴを丸ごと活用へ 頭・体・内臓で異なる栄養特性が明らかに

タツノオトシゴは、漢方などで珍重されてきた生き物ですが、養殖・加工の過程では体の一部しか使われず、残りは廃棄されることが少なくありません。もし捨てられている部位にも栄養的な価値があるとしたら、それを無駄にしてしまうのはもったいない話です。今回紹介する研究は、養殖されたタツノオトシゴの一種「Hippo…

取得日: 2026年07月09日 22:23

とろみだけじゃない?レンコンとホエイプロテインの3Dプリント食品に「オリーブオイル」を加える研究 研究論文OpenAlex中国

とろみだけじゃない?レンコンとホエイプロテインの3Dプリント食品に「オリーブオイル」を加える研究

年齢を重ねると、食べ物を飲み込む力(嚥下機能)が弱くなり、硬すぎたり、逆にバラバラと崩れたりする食品はむせや誤嚥のリスクにつながることがあります。そこで近年注目されているのが、食品を専用のプリンターで少しずつ押し出しながら形を作る「3Dフードプリンティング」です。やわらかく飲み込みやすい形状を保ちな…

取得日: 2026年07月09日 22:23

オカラを電気で加熱すると食肉ゲルの品質が変わる? 豆腐の副産物を活用する新研究 研究論文Europe PMC中国

オカラを電気で加熱すると食肉ゲルの品質が変わる? 豆腐の副産物を活用する新研究

豆腐や豆乳を作るときに大量に出る副産物「オカラ」。食物繊維やタンパク質を含みながらも、多くは廃棄されているのが現状です。近年はこのオカラを食品の材料として再利用しようという研究が世界各地で進められています。今回紹介する論文は、オカラを「オーミック加熱(通電加熱)」という方法で処理したうえで、ハムやソ…

取得日: 2026年07月09日 22:21

熱帯魚マダラスズキへの乳酸菌LP100投与、成長や腸内環境への影響を検証した研究 研究論文OpenAlex中国

熱帯魚マダラスズキへの乳酸菌LP100投与、成長や腸内環境への影響を検証した研究

養殖魚の健康を維持しながら育てる方法として、近年注目されているのが「プロバイオティクス」と呼ばれる有用微生物をエサに加える手法です。ヒトの分野でもヨーグルトなどでおなじみの乳酸菌ですが、魚の養殖現場でも、腸内環境や免疫力への働きが研究されています。今回紹介するのは、観賞魚や食用魚として利用されるマダ…

取得日: 2026年07月08日 22:23