研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
南方型・欧米型・植物性食品中心――食事パターンと『体の老化スピード』の関係を調べた中国の研究
「同じ年齢でも、実年齢より若く見える人・老けて見える人がいる」という感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか。近年の老化研究では、こうした個人差を「生物学的年齢」という指標で数値化する試みが進んでいます。血液検査などの一般的な臨床データから算出されるこの指標は、暦の上での年齢(暦年齢)とは別に…
公開日: 2026年08月08日 23:26
妊婦の食事は地域で違う?母体・胎盤・胎児の脂肪酸をクロアチアで調査
妊娠中に何を食べるかは、おなかの赤ちゃんの発育や神経の発達に関わる大切な要素のひとつとされています。なかでも「脂肪の質」、とくにDHAやEPAといったn-3系脂肪酸、アラキドン酸(AA)などのn-6系脂肪酸のバランスは、母体から胎盤を経て胎児へと受け渡される重要な栄養情報です。ただし、住んでいる地域…
公開日: 2026年08月08日 13:34
モリンガ×食用花のコンブチャ、抗酸化活性と味わいを比較した予備研究
コンブチャは、甘いお茶を酵母と酢酸菌の共生体(SCOBY)で発酵させて作る発酵飲料で、近年は健康志向の飲み物として世界的に人気が高まっています。一方、非感染性疾患(生活習慣病)は世界的に死亡原因の上位を占め、インドネシアでもその割合が増え続けているといいます。こうした背景から、食事による予防的なアプ…
公開日: 2026年08月08日 02:32
インドで学ぶ留学生に何が起きているのか——食生活の変化と栄養摂取をめぐる調査
海外で暮らし始めると、食生活が大きく変わることがあります。これまで欧米諸国に留学した学生を対象に、こうした「食の文化変容」が望ましくない食習慣の変化につながり、栄養状態や健康に影響しうることが報告されてきました。一方で、近年はインドのような文化的に多様なアジアの国々でも国際留学生の受け入れが増えてお…
公開日: 2026年08月08日 00:32
YOLOで食品を見分けカロリーを推定する試み——高速・高精度な画像認識システムの研究紹介
食事の内容を記録し、摂取カロリーを把握することは、生活習慣病の管理や健康的な食生活を続けるうえで基本となる取り組みとされています。しかし実際には、食べたものを自分で入力したり、カロリー表と照らし合わせたりする作業は手間がかかり、記録漏れや誤差も生じやすいという課題があります。こうした「食事記録の面倒…
公開日: 2026年08月07日 09:26
残余リスクにどう挑むか——オメガ3脂肪酸と心血管予防をめぐる最新レビュー
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸、特にEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、心血管の健康に関わる成分として長年注目されてきました。抗炎症作用や細胞膜の機能調整、遺伝子発現への関与など、体内でさまざまな働きをすることが知られています。しかし「体に良さそうだ」という理屈と、実際の…
公開日: 2026年08月07日 01:27
血中DHAと『肥満+うつ』の併存リスク——米国成人データからみえた関連性
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、炎症を抑える働きを持つことで知られています。一方で、肥満とうつ病は互いに合併しやすいことが知られていますが、こうした「肥満とうつ病の併存」にオメガ3脂肪酸がどう関わっているのかは、これまではっきりしていま…
公開日: 2026年08月06日 00:32
甘い・苦い・塩辛い…味の感じ方はなぜ人それぞれ? 遺伝子と食の好みをめぐる最新レビュー
同じ料理を食べても、「ちょうどいい」と感じる人もいれば「苦い」「塩辛い」と感じる人もいます。こうした味の感じ方の個人差には、育った環境や食習慣だけでなく、生まれ持った遺伝的な要因も関わっていると考えられています。今回紹介する総説論文は、味覚の感じ方や食べ物の好みに関わる遺伝的な変異について、これまで…
公開日: 2026年08月06日 00:31
AIは栄養士の仕事をどう変えるのか——現場29人への聞き取り調査から
食事のアドバイスや栄養指導の場面でも、人工知能(AI)を活用したアプリやチャットボットを見かけることが増えてきました。では、実際に患者や利用者と向き合う栄養士自身は、AIの登場をどう受け止めているのでしょうか。今回紹介する研究は、この問いに正面から向き合い、現場で働く栄養士たちの生の声を丁寧に拾い集…
公開日: 2026年08月05日 00:28
「中食」を使う男性は調理もする?日本の働く男性を対象にした食生活調査
コンビニ弁当やレトルト食品、スーパーの惣菜など、いわゆる「中食(なかしょく)」は、忙しい現代人の食生活にすっかり定着しました。こうした中食は「自炊をしない人が頼るもの」というイメージを持たれがちですが、実際のところ、中食をよく利用する人は自炊をしないのでしょうか。それとも、両方を組み合わせて食事をし…
公開日: 2026年08月04日 23:35
減量を目指す成人の「食事パターン」は摂食障害リスクと関係する? アミノ酸摂取にも着目した横断研究
ダイエットや減量に取り組む中で、食べ方や食事内容がいつの間にか偏ってしまう、という経験を持つ人は少なくないかもしれません。食事の質やアミノ酸の摂取が、体の健康だけでなく心の健康、さらには摂食障害のリスクにも関わっている可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、過体重や肥満のある成人を対象に、日々…
公開日: 2026年08月04日 23:34
肥満女性を対象とした食事×運動介入の比較研究:準菜食+運動で最も大きな変化
「痩せるにはどんな食事法がいいのか」「運動と組み合わせるべきか」という疑問は、ダイエットに関心のある人なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。ケトン食、間欠的断食、ベジタリアン系の食事など、世の中には様々な食事法があり、さらに運動を組み合わせるかどうかでも効果が変わってくると考えられま…
公開日: 2026年08月04日 00:29