研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

コレステロールを下げるハーブ製品、その実力は? 7種の成分をまとめたレビュー論文を紹介 研究論文OpenAlexカナダ

コレステロールを下げるハーブ製品、その実力は? 7種の成分をまとめたレビュー論文を紹介

「サプリメントでコレステロールが下がる」——そんな話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。スタチンをはじめとする薬はコレステロールを下げる効果が確立していますが、副作用への不安や薬を使うこと自体への抵抗感から、治療を続けにくいと感じる人も少なくないといわれています。そうした背景から、ニン…

公開日: 2026年07月19日 23:34

苦味の果実ベルガモットを乳酸菌で発酵させると何が変わる?抗酸化成分に関する研究 研究論文OpenAlexトルコ

苦味の果実ベルガモットを乳酸菌で発酵させると何が変わる?抗酸化成分に関する研究

イタリア南部が特産地として知られるベルガモット(Citrus bergamia Risso)は、香り高い柑橘として紅茶の香り付け(アールグレイ)などに利用される一方、強い苦味のためそのまま食べられることはほとんどありません。しかしベルガモットの果実にはフラボノイドをはじめとする健康に関わる可能性のあ…

公開日: 2026年07月17日 19:41

ヘンプシード油の脂肪酸分析、実は「測り方」で結果が変わる? ルーマニア産品種で検証 研究論文OpenAlexルーマニア

ヘンプシード油の脂肪酸分析、実は「測り方」で結果が変わる? ルーマニア産品種で検証

ヘンプシード(麻の実)は、健康に良いとされる多価不飽和脂肪酸(PUFA)を豊富に含む食材として関心が高まっています。しかし、こうした油の脂肪酸を分析する際、実験室でどのような「抽出方法」や「前処理(誘導体化)方法」を使うかによって、得られる結果そのものが変わってしまう可能性がある、という点はあまり注…

公開日: 2026年07月17日 19:30

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究 研究論文DOAJインドネシア

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究

クコの実(ゴジベリー)は、乾燥果実やお茶などで親しまれている食材です。一方「コンブチャ」は、緑茶や紅茶に砂糖を加え、酵母や酢酸菌などの共生培養物(SCOBY)で発酵させる発酵飲料として世界的に人気が広がっています。今回紹介する研究では、この2つを組み合わせ、クコの実を加えてコンブチャ発酵させることで…

公開日: 2026年07月17日 13:38

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究 研究論文DOAJタイ

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究

植物の葉や茎の中には、宿主に害を与えずにひっそりと暮らす「内生菌(ないせいきん)」と呼ばれる微生物が存在することがあります。これらの内生菌は、植物と共生する中で抗菌作用を持つ化合物、特にフェノール性化合物を作り出すことが知られています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで食用や薬用に使われる植物「…

公開日: 2026年07月17日 13:34

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究 研究論文DOAJタイ

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究

魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…

公開日: 2026年07月17日 13:33

培養肉・培養シーフードの『培地』はどこまで安く、持続可能にできるか——研究の現状を整理したレビュー論文 研究論文OpenAlexオーストリア

培養肉・培養シーフードの『培地』はどこまで安く、持続可能にできるか——研究の現状を整理したレビュー論文

近年、動物を育てずに細胞を培養して食用の肉やシーフードをつくる「細胞農業(培養肉・培養シーフード)」の研究が世界的に進んでいます。細胞を育てるためには、栄養や成長因子を含んだ「培地」という培養液が欠かせません。しかし、この培地は高価で、しかも動物由来の血清などを使うと持続可能性の面でも課題が残ります…

公開日: 2026年07月17日 01:29

モーリシャスの養殖場に育つ海藻、抗酸化成分の豊富さを分析 研究論文OpenAlex

モーリシャスの養殖場に育つ海藻、抗酸化成分の豊富さを分析

アフリカ大陸東方のインド洋に浮かぶ島国モーリシャスは、西インド洋の中でも有数の広さを誇る排他的経済水域を持ち、その海には食用にできる海藻を含む豊かな海洋資源が眠っているとされます。しかし、こうした資源はこれまで十分に調査されてこなかったといいます。今回紹介する研究は、モーリシャスの魚類養殖施設に自然…

公開日: 2026年07月17日 00:37

ポーランド成人のサプリメント・市販薬利用実態:気分改善・ストレス緩和目的での使用と医師への未報告が浮き彫りに 研究論文OpenAlexポーランド

ポーランド成人のサプリメント・市販薬利用実態:気分改善・ストレス緩和目的での使用と医師への未報告が浮き彫りに

ストレス社会と言われる現代、気分を落ち着けたり、リラックスを助けるとされるサプリメントや市販薬(OTC医薬品)を試したことがある人は少なくないでしょう。ハーブ由来の成分やメラトニンなど、ドラッグストアや通販サイトで手軽に入手できる製品は種類も豊富です。しかし、こうした製品を実際にどれくらいの人が、ど…

公開日: 2026年07月17日 00:35

セイロンスグリの果実、熟す前が『栄養の旬』?成熟段階と機能性成分の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexスリランカ

セイロンスグリの果実、熟す前が『栄養の旬』?成熟段階と機能性成分の関係を調べた研究

庭先や東南アジア・南アジアの一部地域で見かける「セイロンスグリ(Dovyalis hebecarpa)」という果物をご存じでしょうか。まだ広く食用や商業利用が進んでいない、いわば「知られざる果実」です。果物は熟すにつれて甘みや色が変わっていきますが、実は健康に関わるとされる成分の量も、熟し具合によっ…

公開日: 2026年07月16日 06:37

紅茶づくりの技でチャンチンの葉が変わる? マウス実験で腸炎への影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

紅茶づくりの技でチャンチンの葉が変わる? マウス実験で腸炎への影響を調べた研究

チャンチン(Toona sinensis)は、若葉が食材や伝統的な薬用食品として使われてきた植物で、ポリフェノールやフラボノイドを豊富に含むことが知られています。近年、これらの成分には炎症を抑える可能性があるとされていますが、乾燥や発酵といった「加工方法」の違いが、その機能性にどう影響するのかは、こ…

公開日: 2026年07月16日 06:29

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介 研究論文DOAJインドネシア

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介

納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…

公開日: 2026年07月15日 15:34