研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

原麦のタンパク質含量が麦茶の香気成分に及ぼす影響――研究資料から確認できる内容 研究論文J-STAGE

原麦のタンパク質含量が麦茶の香気成分に及ぼす影響――研究資料から確認できる内容

このページでは、研究資料から確認できる内容だけを項目別に整理しています。

公開日: 2026年09月04日 05:27

食物繊維の組み合わせが腸内の有害物質を減らす可能性、高齢者の便を使った試験管内実験で示唆 研究論文DOAJ

食物繊維の組み合わせが腸内の有害物質を減らす可能性、高齢者の便を使った試験管内実験で示唆

加齢に伴って腸内細菌のバランスが崩れる『dysbiosis(ディスバイオーシス)』が起こりやすくなることが知られています。この状態では、腸内細菌がつくり出す有害な代謝物が増えやすくなるとされ、高齢者の健康維持を考えるうえで、こうした物質をどう減らすかが関心を集めています。今回、レジスタントデキストリ…

公開日: 2026年09月04日 00:24

妊娠中の食物繊維は子どもの健康にどう関わるのか——短鎖脂肪酸をめぐる研究のまとめ 研究論文DOAJ中国

妊娠中の食物繊維は子どもの健康にどう関わるのか——短鎖脂肪酸をめぐる研究のまとめ

妊娠中に何を食べるかは、母親自身の体調だけでなく、生まれてくる子どもの将来の健康にも関わるのではないか——そうした関心から、食物繊維の役割に注目する研究が増えています。今回紹介するのは、中国・広州医科大学第三附属病院(広東省重大産科疾患重点実験室)などに所属する研究者らが、フロンティアーズ・イン・ニ…

公開日: 2026年09月03日 16:26

自分の腸内細菌に合う食物繊維を事前に選べるか——日本の8名で試した予備的研究 研究論文DOAJ

自分の腸内細菌に合う食物繊維を事前に選べるか——日本の8名で試した予備的研究

食物繊維は腸内細菌によって発酵され、酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸を生み出すことが知られていますが、同じ種類の食物繊維をとっても、効果の出方には個人差が大きいことが課題とされてきました。誰にどの食物繊維が合うのかをあらかじめ見極める確立された方法はこれまで存在していませんでした。この研究は、その個人差に…

公開日: 2026年09月03日 16:24

フレンチオーク樽のチップで熟成させたミードは、伝統的ミードとポリフェノール量が変わらない――ブラジル産商業製品の比較調査 研究論文OpenAlexブラジル

フレンチオーク樽のチップで熟成させたミードは、伝統的ミードとポリフェノール量が変わらない――ブラジル産商業製品の比較調査

ミード(蜂蜜酒)は蜂蜜を水と混ぜて発酵させたアルコール飲料で、人類最古の酒のひとつとされています。近年はトロピカルフルーツやスパイスを使った新しいスタイルが登場し、熟成にオーク樽の代わりにオークチップを使う手法も広がっていますが、商業生産されたオーク熟成ミードの化学的な特徴を調べた研究はまだ少ないの…

公開日: 2026年09月03日 08:35

ヴィンサント醸造の乱れをどう抑えるか 酵母2種の混合スターターを試した研究 研究論文OpenAlexイタリア

ヴィンサント醸造の乱れをどう抑えるか 酵母2種の混合スターターを試した研究

イタリア・トスカーナ地方の伝統的な甘口ワイン「ヴィンサント」は、収穫後に陰干しした干しブドウを使い、樽の中でゆっくりと時間をかけて発酵させる独特の製法で造られます。ところがこの製法には昔からの悩みがあります。糖度が非常に高い干しブドウの果汁は微生物にとって過酷な環境になりやすく、発酵が途中で止まった…

公開日: 2026年09月03日 08:34

白酒の風味を守りながら発がん物質を分解する酵素改良の研究 研究論文OpenAlex中国

白酒の風味を守りながら発がん物質を分解する酵素改良の研究

発酵食品の中には、カルバミン酸エチル(EC)と呼ばれる物質がごく微量に生じることがあります。ECは発がん性が指摘されている物質で、穀物由来の酒類などの発酵過程で自然に生成することが知られています。これを取り除く方法として、化学的な処理ではなく酵素の力で分解する手法が注目されています。しかし、中国の伝…

公開日: 2026年09月03日 08:26

腸内細菌と代謝物から見る肥満研究:食事・薬・AIをつなぐ最新レビュー 研究論文OpenAlexギリシャ

腸内細菌と代謝物から見る肥満研究:食事・薬・AIをつなぐ最新レビュー

肥満は単に食べ過ぎややせにくい体質という話では片づけられず、腸内に棲む微生物たちと私たちの体との複雑なやり取りが背景にあることが近年の研究で注目されています。今回紹介する総説論文は、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)とそれらが作り出す代謝物(メタボローム)が、エネルギーバランスやインスリンの効き方、体…

公開日: 2026年09月03日 07:42

食物繊維を断つと腸内細菌はどう変わるのか——マウスの16S rRNAデータを再解析した研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食物繊維を断つと腸内細菌はどう変わるのか——マウスの16S rRNAデータを再解析した研究

食物繊維は腸内細菌にとって重要なエサであり、その有無によって腸内に棲む細菌の種類や働きが変化することが知られています。しかし、食物繊維を断つことで腸内細菌の構成がどのように変わり、その結果として短鎖脂肪酸(SCFA)を作り出す機能的な potential(潜在能力)がどう変化するのかは、まだ十分に解…

公開日: 2026年09月03日 07:40

腸内細菌叢は「地球にやさしい食事」と健やかな老いをつなぐ鍵になりうるか 研究論文OpenAlexハンガリー

腸内細菌叢は「地球にやさしい食事」と健やかな老いをつなぐ鍵になりうるか

気候変動や環境負荷への対応と、高齢化にともなう慢性疾患の増加は、これまで別々の課題として語られることが多くありました。しかし近年、この二つは切り離せない問題として捉え直されつつあります。その中で注目されているのが「プラネタリーヘルスダイエット(Planetary Health Diet, PHD)」…

公開日: 2026年09月03日 07:28

ガラクトオリゴ糖は『腸によい』だけじゃない? 凍結乾燥した脂質膜の酸化を防ぐ働きを検証した研究 研究論文OpenAlexアルゼンチン

ガラクトオリゴ糖は『腸によい』だけじゃない? 凍結乾燥した脂質膜の酸化を防ぐ働きを検証した研究

ガラクトオリゴ糖(GOS)は、腸内の善玉菌を選択的に増やすプレバイオティクス成分として広く知られ、育児用ミルクや乳製品、パン類などにも使われています。しかし今回紹介する研究は、GOSの『腸によい』という栄養面の働きではなく、乾燥した食品や医薬品の中で脂質の酸化を防ぐという、あまり注目されてこなかった…

公開日: 2026年09月03日 06:37

水牛乳由来のたんぱく質濃縮物で作るプロセスチーズ、カルシウムを扱う塩の違いで食感がどう変わるか 研究論文OpenAlexインド

水牛乳由来のたんぱく質濃縮物で作るプロセスチーズ、カルシウムを扱う塩の違いで食感がどう変わるか

プロセスチーズは、ナチュラルチーズに『溶融塩(乳化塩)』と呼ばれる添加物を加えて加熱・撹拌することで作られる加工食品です。この溶融塩は、チーズの中のカルシウムとたんぱく質(カゼイン)の結びつきをほどき、脂肪と水を均一に取り込ませて、なめらかな組織を作る役割を担っています。今回紹介する研究では、水牛乳…

公開日: 2026年09月03日 06:30