研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食塩の摂りすぎと腎機能低下、G20諸国の虚血性心疾患への影響を分析した論文を紹介 研究論文OpenAlex中国

食塩の摂りすぎと腎機能低下、G20諸国の虚血性心疾患への影響を分析した論文を紹介

「塩分の摂りすぎは体によくない」という話は、健康に関心のある人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実は塩分の摂りすぎ(食事性高ナトリウム)は血圧を上げたり血管を傷つけたりすることを通じて、心臓の血管が詰まったり狭くなったりする「虚血性心疾患(IHD)」の一因になると考えられています。ま…

公開日: 2026年08月14日 23:30

セレン食品の"顔かたち"を見分ける ― 食品中セレン形態分析研究の現状と課題を総説 研究論文OpenAlex中国

セレン食品の"顔かたち"を見分ける ― 食品中セレン形態分析研究の現状と課題を総説

セレンは、私たちの体に必要な微量ミネラルのひとつとして知られています。しかし「セレンを摂る」と一口に言っても、食品中のセレンにはさまざまな化学的な形(セレン化合物の種類、いわゆる「形態」)があり、その働き方は形態によって大きく異なるとされています。今回紹介する総説論文は、この食品中のセレンの形態をど…

公開日: 2026年08月14日 22:27

食事性ビタミンK1・K2の摂取量と認知症リスク——デンマークの大規模コホート研究 研究論文OpenAlexオーストラリア

食事性ビタミンK1・K2の摂取量と認知症リスク——デンマークの大規模コホート研究

ビタミンKといえば血液の凝固に関わる栄養素として知られていますが、近年では血管の健康や神経の働きにも関与している可能性が指摘されています。ビタミンKには主に、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる「K1(フィロキノン)」と、発酵食品や動物性食品に多く含まれる「K2(メナキノン)」の2…

公開日: 2026年08月08日 23:33

妊婦の貧血、原因は『鉄分不足』だけじゃない?ガーナでの調査が示す複数の関連要因 研究論文DOAJガーナ

妊婦の貧血、原因は『鉄分不足』だけじゃない?ガーナでの調査が示す複数の関連要因

妊娠中の貧血(妊娠期貧血)は、世界の多くの国で公衆衛生上の課題とされています。貧血というと「鉄分の摂取不足」がまず思い浮かびますが、実際には食生活以外にもさまざまな要因が関わっている可能性があります。今回紹介するのは、ガーナのボノ東部州で行われた、妊婦を対象にした大規模な調査です。この地域はさまざま…

公開日: 2026年08月05日 15:27

マグネシウム摂取と筋肉の健康の関連は?韓国の中高年を対象にした研究 研究論文OpenAlex韓国

マグネシウム摂取と筋肉の健康の関連は?韓国の中高年を対象にした研究

年齢を重ねると筋肉量や筋力が徐々に低下し、「サルコペニア」と呼ばれる状態に至ることがあります。これは中高年以降の健康に関わるテーマとして関心が高まっていますが、食事とどう関わるのかはまだ十分にわかっていません。特に、玄米や豆類、緑黄色野菜、海藻類などに多く含まれる栄養素「マグネシウム」との関連につい…

公開日: 2026年08月04日 23:30

屋外活動とサプリメント、中国東北部の子どものビタミンD不足にどちらが効くのか 研究論文OpenAlex中国

屋外活動とサプリメント、中国東北部の子どものビタミンD不足にどちらが効くのか

ビタミンDは骨の健康などに関わる栄養素で、皮膚が紫外線(UV)を受けることで体内でも作られます。ところが緯度の高い地域では冬場の日照が乏しく、子どものビタミンD不足がしばしば課題になるといわれています。では、そうした地域の子どもに対して、屋外で過ごす時間を増やすことと、ビタミンDのサプリメントを摂る…

公開日: 2026年08月04日 23:29

テラス農地でのニガウリ栽培、マグネシウム・亜鉛・ホウ素の組み合わせ施肥で収量や品質に変化か 研究論文OpenAlexバングラデシュ

テラス農地でのニガウリ栽培、マグネシウム・亜鉛・ホウ素の組み合わせ施肥で収量や品質に変化か

ニガウリ(ゴーヤ)は独特の苦味を持つ野菜として知られていますが、その栽培には土壌の養分バランスが大きく関わっているといわれています。特に傾斜地を段々に整えた「テラス土壌」のような農地では、作物が必要とする微量要素が不足しがちになることがあります。今回紹介する研究は、こうしたテラス土壌において、マグネ…

公開日: 2026年08月04日 00:26

アンバレラ発酵飲料の抗酸化力と鉄強化の影響を検証した研究を紹介 研究論文OpenAlexインドネシア

アンバレラ発酵飲料の抗酸化力と鉄強化の影響を検証した研究を紹介

南国の果物「アンバレラ(スポンディアス・ドゥルシス)」をご存じでしょうか。東南アジアや中南米などで親しまれている果実で、近年は乳酸菌などを加えた「シンバイオティック飲料」の素材としても注目されています。シンバイオティック飲料とは、腸内で働くとされる善玉菌(プロバイオティクス)と、その菌のエサになる成…

公開日: 2026年07月31日 08:32

水・加糖飲料の飲み方とBMI・尿バイオマーカーの関係とは 中国の大学生3,198人を調査 研究論文OpenAlex中国

水・加糖飲料の飲み方とBMI・尿バイオマーカーの関係とは 中国の大学生3,198人を調査

のどが渇いたときに何を飲むか——水なのか、甘い飲み物なのか、コーヒーや茶なのか。この日常的な選択が、体格や体の中の状態とどう関係しているのかを調べた研究が、学術誌「フロンティアーズ・イン・ニュートリション」に2026年07月に掲載予定です。今回紹介するのは、中国の大学生を対象に、飲料の摂取パターンと…

公開日: 2026年07月27日 01:32

リンゴへのセレン葉面散布、回数の違いで果実品質はどう変わる? 「魯麗」リンゴを用いた研究 研究論文OpenAlex中国

リンゴへのセレン葉面散布、回数の違いで果実品質はどう変わる? 「魯麗」リンゴを用いた研究

果物の栄養価や味を高めるための工夫として、育成中の作物に微量元素を「葉面散布」する方法が研究されています。今回紹介するのは、必須微量元素のひとつであるセレン(Se)を、中国で栽培される「魯麗(ルーリー)」というリンゴ品種の葉に散布し、その回数を変えることで果実の品質がどのように変化するかを調べた研究…

公開日: 2026年07月16日 06:36

『隠れた飢餓』にどう挑むか——植物育種とゲノム編集を統合する研究を紹介 研究論文OpenAlexパキスタン

『隠れた飢餓』にどう挑むか——植物育種とゲノム編集を統合する研究を紹介

世界にはお腹を満たすことはできていても、ビタミンや鉄・亜鉛といった微量栄養素が不足している人が多くいると言われています。この状態は「隠れた飢餓」と呼ばれ、コメ・コムギ・トウモロコシ・ソルガム・雑穀といった主食となる穀物が、こうした微量栄養素をあまり多く含んでいないことが一因とされています。今回紹介す…

公開日: 2026年07月13日 17:29

サナギタケの菌糸体にセレンを蓄積させる研究、3つのセレン源を比較 研究論文OpenAlex中国

サナギタケの菌糸体にセレンを蓄積させる研究、3つのセレン源を比較

セレンは私たちの体に必要な微量元素のひとつですが、食品からどう効率よく取り込ませるかは、栄養強化食品の開発における関心事のひとつです。今回紹介する研究では、栄養価の高い食用キノコとして知られるサナギタケ(Cordyceps militaris)の菌糸体に注目し、セレンを含む3種類の化合物――セレン酸…

公開日: 2026年07月12日 05:36