研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

柑橘由来のフラボノイド「エリオジクチオール」、糖尿病マウスで血糖と臓器障害の改善を示唆する研究 研究論文OpenAlex中国

柑橘由来のフラボノイド「エリオジクチオール」、糖尿病マウスで血糖と臓器障害の改善を示唆する研究

糖尿病は世界で数億人が抱える病気で、血糖値の異常が続くことで肝臓や腎臓、筋肉など複数の臓器に負担をかけることが知られています。治療薬の開発と並行して、食品に含まれる成分が血糖コントロールに役立つ可能性を探る研究も進められてきました。今回紹介するのは、柑橘類などの食用植物に多く含まれる天然フラボノイド…

公開日: 2026年08月31日 18:22

アルギニンと糖を加熱すると何が起きる? D-ガラクトースが抗酸化物質の生成を後押しする可能性 研究論文OpenAlex中国

アルギニンと糖を加熱すると何が起きる? D-ガラクトースが抗酸化物質の生成を後押しする可能性

食品を加熱すると、糖とアミノ酸が反応して茶色い物質や独特の香りが生まれる「メイラード反応」が起こります。しょうゆの色や焼き菓子の香ばしさなど、身近な食品加工に広く関わる反応です。この反応で生まれる生成物(メイラード反応生成物、MRP)の中には抗酸化活性を示すものがあることが知られており、食品科学の分…

公開日: 2026年08月31日 17:04

糖類入り飲料の摂取を記録するアプリ「EduDrink」、インドネシアで開発・評価 研究論文OpenAlexインドネシア

糖類入り飲料の摂取を記録するアプリ「EduDrink」、インドネシアで開発・評価

甘い飲み物、いわゆる糖類入り飲料(SSB)の飲み過ぎは、肥満や2型糖尿病、心血管疾患など様々な代謝性の病気と関連することが知られています。インドネシアでは特に若者の間でSSBの摂取が増えており、2018年の調査(Riskesdas)では10歳以上の61.3%が毎日SSBを摂取していると報告され、SS…

公開日: 2026年08月31日 15:24

都市化するインドネシアの食卓:伝統食と加工食品はどう共存しているのか 研究論文OpenAlexイギリス

都市化するインドネシアの食卓:伝統食と加工食品はどう共存しているのか

経済発展が進む国々では、都市化とともに食のあり方が大きく変わり、それが心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)の増加とも関わっていると考えられています。ただし、こうした食システムの変化は一様でも一直線でもなく、近代化が進む食環境の中で伝統的な食習慣が残り続けている地域も少なくありません。今回紹介する研究…

公開日: 2026年08月29日 13:27

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討 研究論文OpenAlexイタリア

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討

小麦を使ったフラットブレッド(チャパティ)は、日常的に食べられている主食の一つです。もしこうした主食に一工夫を加えるだけで、食後の血糖値の上がり方を穏やかにできるなら、無理なく続けられる食習慣の改善につながるかもしれません。今回紹介する研究では、発芽させたフェヌグリーク(Trigonella foe…

公開日: 2026年08月29日 03:37

フェヌグリークの食物繊維が腸内細菌叢に与える影響とは 論文レビューが整理 研究論文DOAJパキスタン

フェヌグリークの食物繊維が腸内細菌叢に与える影響とは 論文レビューが整理

フェヌグリーク(コロハ)は古くから料理や伝統医療で用いられてきたマメ科植物の種子です。近年、食事に含まれる成分が腸内細菌叢(腸内フローラ)に働きかけ、健康にさまざまな形で関わることが注目されています。今回紹介するのは、フェヌグリークと腸内細菌叢の関係について、これまでの研究知見を整理したレビュー論文…

公開日: 2026年08月29日 01:28

重度肥満とテストステロン低下、OMAD断食・減量・トリゴネリン摂取後に総テストステロン値が上昇した症例報告 研究論文OpenAlexイギリス

重度肥満とテストステロン低下、OMAD断食・減量・トリゴネリン摂取後に総テストステロン値が上昇した症例報告

重度の肥満がある男性では、血液中のテストステロン濃度が低下していることがしばしば見られます。これは体組成やインスリン感受性、脂肪組織が持つホルモン分泌的な働きなど、複数の代謝因子が関係すると考えられています。今回紹介する論文は、重度肥満のある54歳男性1名について、食事パターンの変更や体重減少、そし…

公開日: 2026年08月28日 02:38

食事性カルシウム摂取と高尿酸血症の関連を調べた中国の研究 研究論文OpenAlex中国

食事性カルシウム摂取と高尿酸血症の関連を調べた中国の研究

高尿酸血症(血液中の尿酸値が高い状態)は、痛風などとの関連が知られており、食生活との関係が研究されてきました。これまでにも、特定の食事性栄養素の摂取が高尿酸血症のリスクと関連することが報告されてきましたが、食事から摂るカルシウムの量と高尿酸血症との関係については、これまでよくわかっていませんでした。…

公開日: 2026年08月27日 06:32

ジャンクフードを『解読』する授業とは―インド・タミル・ナードゥ州で開発された青少年向け5日間プログラム 研究論文OpenAlexインド

ジャンクフードを『解読』する授業とは―インド・タミル・ナードゥ州で開発された青少年向け5日間プログラム

スナック菓子や揚げ物、甘い飲み物といった「ジャンクフード」は、味の良さや手軽さ、広告、友人からの影響などによって、思春期の若者の間で世界的に食べられ続けています。インド国内でも、学校に通う思春期の生徒を対象にした調査で、ジャンクフードの摂取が広く見られることが報告されてきました。インド・タミル・ナー…

公開日: 2026年08月26日 04:36

CKDステージ3aの患者にはどんな食事が勧められる?食事療法を紹介する研究 研究論文OpenAlexベルギー

CKDステージ3aの患者にはどんな食事が勧められる?食事療法を紹介する研究

慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の機能が徐々に低下していく病気で、進行度によっていくつかのステージに分けられます。その中でも「ステージ3a」は、腎機能が中程度に低下し始めた段階にあたり、この時期にどのような食事を心がけるかが、その後の経過に関わる可能性があるとして関心を集めているテーマです。今回紹介する…

公開日: 2026年08月25日 22:40

コロナ禍で血糖値やコレステロール値は変わった?大規模検査データからみえてきたこと 研究論文OpenAlexトルコ

コロナ禍で血糖値やコレステロール値は変わった?大規模検査データからみえてきたこと

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、外出の制限や生活リズムの変化など、私たちの暮らし方に大きな影響を与えました。こうした生活の変化は、体を動かす機会や食事の内容にも及んだと考えられますが、それが実際に体の中の数値、たとえば血液検査でわかる血糖値やコレステロール値にどう表れた…

公開日: 2026年08月25日 22:32

炭水化物の『質』と心血管疾患リスクの関連は? イランの大規模追跡調査から 研究論文DOAJイラン

炭水化物の『質』と心血管疾患リスクの関連は? イランの大規模追跡調査から

ごはんやパン、麺類などの炭水化物は、私たちの食事の中心を占める栄養素です。近年の栄養学では、炭水化物を「量」だけでなく「質」で捉える視点が注目されています。食物繊維の多さや血糖値の上がりやすさ(血糖指数)、全粒穀物の割合などを組み合わせて評価する「炭水化物の質指数(CQI)」という指標もそのひとつで…

公開日: 2026年08月24日 13:37